はいはい。

影牢っていうゲーム、ご存知ですか。

室内フィールドの、壁、天井、床にそれぞれ罠をしかけ、
自信を狙ってくる敵を罠に誘導、罠にかけて倒す、とまあ、
こんなゲームなんですけどね。

罠ゲースタイルが確立され、いままでに2作でていて、
今回の「影牢2」で3作目です。

主人公は、3人とも女性キャラクターですが、
それぞれに悲運を背負っていたりします。

罠を設置して、それにかけるというアクションの楽しさ、
また、それぞれのその、ストーリーが面白くて、新作が出るごとに必ずやっていました。

前2作はプレイステーション。今回はPS2初めてということになります。
今回は、通常の、自分が設置できる罠のほか、初めから設置されている建造物であり、
特別な起動方法をしないと動かない…「ダークイリュージョン」などもあります。


…がね?
すみませんが、面白くなかったです。バッサリ言わせていただきますが。

何しろ、ストーリーの質が落ちている。
なんですかこのめちゃくちゃ穴だらけなストーリーは。

しかも、今までと違い、いくつかの方向性を持ったストーリー展開がなく、
ほぼ1本。ちょこっとエンディングが違うよ?っていう感じの、
手抜きシナリオ。
そう言い切っていいくらい、誰の共感も生まない話の筋でしょう。

つーか、あのね。
もっとしっかりしてくださいよ!

せっかく、罠ゲーというジャンルを確立して、それこそ、認知度も高くなっているのに、
こんなシナリオで、PS1と変わらないポリゴンで、それほどの目新しさのない罠構成で、
誰が目を引くんですか?

期待していただけに、ものすごくがっかりしています。
素材がもったいないです。