昨夜は久々にどかんと飲みましたね。
しかもほぼオゴリ。ありがたいやら、申し訳ないやら。
では、Fortune Arterialの感想、いきましょうか。
ネタバレしていると思うので、プレイ前の方はみないほうがいいぞ。


さて、1ヶ月くらい放置していた、Fortune Arterialですが。
今日、ついにクリアしてしまいました。

感想。面白かった。
真ルートに至るまで、それ以外のルートを辿らないといけない、
いわゆる「実は…」というタイプなのが、Fortune Arterialなのですね。

正直、逆のほうが良かったような気もする。
だってさ、そうじゃないと、見限ってしまってプレイしない人もいるんじゃないか?

…ちうくらい、真ルートのシナリオはしっかりしてやがった。
それまでの、その他のルートで描いてあったことは、ある程度本当。
伏線といえば伏線。それらも巻き込みつつ、本当の話は進んでいく。

コレは面白かった。
なんだろう、でも、この通り方でよかったんだね、話。
そうじゃないと、この感覚はないだろうからね。

個人的には、司にもうチョイ活躍してほしかったけど、それは仕方ないかな。
真ルートになると、あの姉妹もほとんど影薄いし。

ただ、まあ。
何となく腑に落ちてなかった東儀と、千堂のことはばっちり明かされているし、
それが人間関係にも至っていて、全てを巻き込んだ形で広がり、
そして結末へと収束する。

シナリオ、うまいですね。

サブシナリオ(と定義づけるけど)でみせた、抑揚のないシナリオは、
一体なんだったんだろうというような感じがします。
それくらいに広がりを見せて、そして結末へと向かう。

みんな、真ルートやったほうがいいよ!



迷い、悩んで進む。
そんなヒロイン、瑛里華が結構可愛く感じられましたね。

もちろん、紅瀬 桐葉


悠木 陽菜
「マヨネーズつける派?」の一言でグッときましたね。
と、悠木かなで


と、ヒロインはみんな素敵でしたよ。


コレをやってみようと思ったのは理由があって。
オーガストというブランドさんは、前作がなんと2年半も前。
かつ、その前作が非常にヒットで、こういう種類のゲームとしては珍しく、
7万本売り上げたということ。

色々掛かったにしても、累計6億とみていい。

それだけのヒットを飛ばすブランドのゲームというものは、どういうものなのか。


この業界には夢があるのかどうかを試す為にも、
あえてこのゲームを選んだようなところがあります。

トップを走るものを知らなければダメかなと。

まあ、そんなわけでして。

色んな意味で、余力やいじりどころを残しているような印象がある今作。
そうですな、夜明け前より瑠璃色な、をやってみないとわからんともいえるけど。


総合的に見て、クオリティは高いと思う。
割と正統派。そういう話の作りだし、音楽もいいです。
人気なのは間違いなく、キャラクターデザインだと思うんだけど。
背景にしたって、すごく描き込んであると思うし、いい。

サントラ、出るみたいです。
『FORTUNE ARTERIAL Original Sound Track』は2008年5月30日発売です。


雑誌を少しみたことがあるんですが、出しすぎじゃないかなと。
そう思っていたんですよ。

でも、それらを出しても収縮できるだけのシナリオが、真ルートにはある。
途中で辞めちゃった方、最後までやってみてくださいな。

FORTUNE ARTERIAL 初回限定版
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