プラリネさんの新作「デュエリスト×エンゲージ」感想です。

うーむ。


プラリネさんのデュエリスト×エンゲージは、体験版からのプレイです。

今回はネタバレをかなり含んでいますので、プレイ前の方には向いてないかも。

プレイしてみると、思ったよりヒロイン数が多くて、これはちょっち想定外。
それと、体験版以降の展開が、どうしても見えてなかったかな、というところが。
要するに、全体的にはマイナスなんですね。

理由がいくつかあります。

ビジュアル面少し弱いですよね。
テキストとかみ合ってない洋装もあるし。

でもって。
主人公の性格設定が本当にダメですね。
作品中は「ドンカン」で表現されていますが、この情けなさ、どうみても頭が悪いだけです。
主人公のビジュアルがいいということなのですが、
それにしたって頭が悪いをフォローするには限度があります。

「ご、ごめん」
これに、本当にヒロインは惹かれるのでしょうか?

「う、うん」
きちんと会話すれば済むものを、流されて。

「ち、ちがっ」
無神経とも違います。それだったらもう少し前に出るでしょうからね。

「うん、でも…」
とにかく、発言が…もうね。

また、サブキャラクタにも馬鹿をやらせすぎです。
特に、主人公の母親役に。

併せて、ヒロインの数だけ、苦痛を強いられる展開になってしまいました。

ああ、こういう人間には、ならないようにしないといけない。
そういう学びを得たともいえます。
ごめんなさい、それくらい、ちょっと合わなかったかな。

シナリオ展開も都合が過ぎるというかね。
素材というか、キャラクタ設定は面白いのに、活かして魅力的な展開を広げることが出来てない。

例えば、ヒロインの一人、雛菊。
この子は他のヒロインに比べ、目立たないんですが、面白い設定が揃っている。
与えられたクリア条件としては難易度高いでしょう。
さあ、どうする?とユーザーに迫る。それが普通だと思うんですが…。
なのに、急に棚の上から「完成品はこちらです」とやってしまう。

また、演出というかシステム設計が、少し親切じゃない。
クリアしたならクリアしたで、エンディングも流れますし、これで終わりだなと思うんですが、
その後「アフターストーリー」を見るのが正しいようですね。
そこへのルート提示がされないんですよね。
「アフターストーリーが公開になりました」とかさ、あってもよくない?

ただ、アフターストーリーを見ても、あまり…その…なんていうか。
萌菜香くらいなんですよね、正直。

それから、舞台は日本で、コラングレインという国からきたお姫様が事態を巻き起こすんですが、
その、コラングレインが舞台にならないんですよね。
もったいないなぁ。

ヒロインによっては、魅力を伝えられる形になる前に、個別ルートに入るわけですが、
これもまたもったいない。

要するに、主人公の性格設定を少し切り替えて、
ヒロインを絞って、元からある設定を活かして広げれば、
もっと面白くなったのになーと思いますね。
即したデュエル(盛り上がり)が用意できたでしょうしね。
「正しき者に-」って場面がね。

音楽がとても立派でした。
初回版でしたので、サントラがついていましたが、
「楽しい一時」「椿姫~勇ましく~」「決意」とか作曲上手ですよね。
BGMは、通常曲と「回想」「逆転」みたいな曲の対比がいいほど、
上手に感じるものですが、
そつがないのに上手だなぁ…とサントラ回しながら書いてます。
そんな楽曲群は「TrioDesign」さん。
初回版でよかったなぁ。

あと、DucaさんのOPソングはやっぱりいいですね。
ちょっともったいないくらいです。


総じて、体験版で感じた期待感がどこかへ消え去ってしまった。
そんな残念感。
舞台設定とか、本当に上手だと思うんだけどナー。
使い切れませんでしたか。

デュエリスト×エンゲージ 初回限定版
デュエリスト×エンゲージ 初回限定版