クロシェットさんの「カミカゼ☆エクスプローラー!」感想です。
やあ、楽しかったです。
クロシェットさんは、安定した人気を誇るブランドさん。
その作品は、ヒロインたちがとてもかわいらしく、愛があって、
ブランドカラーのピンクがとてもに似合う作品が多いです。
カミカゼ☆エクスプローラーも、さすがクロシェットといえる作品になっています。
今作もまた、既に初回版がロットアップしています。
カミカゼ☆エクスプローラーの体験版の感想はこっち。
では、感想ですけれども。
舞台は上ヶ瀬市の澄之江学園。気候の変化などにより人の住むことのできる範囲が狭まった未来。
超能力メティスに目覚めたと認められた主人公慶司は、学園から勧誘を受ける。
転入できるのはメティスパサーのみなのだ。
作品の世界観が、大きな災害があった後と設定されていますが、それでも非常に明るい。
背景が美しく、その美しい光景とヒロインたちの明るさが作品を支えています。
また、音楽がちょうどいい。「覚醒の刻」など、かかっているシーンもきれいだなと感じます。
慶司が、自らのメティスが何であるのかを自覚するところで、体験版は終わりました。
その後、本編では祐天寺美汐をはじめとした学園研究部アルゴノートでの活動が中心になりつつ、
メティスと自らのの恋について色々と考えていく、そんな学園生活を送ることが出来ます。
頭は基本的に良い慶司ですが、どうにも恋愛には奥手…でも、えろいのは自覚している。
主人公が次々と解決していき、メティスについて「能力を上げ」ていきます。
ただし、能力を上げるといっても、修行をした、力が強くなった、ではなく、創意工夫。
こういう使い方があるのではないか。こういうやり方はどうなんだろう。
そういう姿勢が非常に見ていて好感が持てるし、成長を感じます。
プレイ開始に起きるようなメティスによる事件。
それをメティスなどを駆使して解決するのがアルゴノートですが、
ストーリー上で大きな展開を迎えるのもメティス。
ヒロイン達がたとえどんなに可愛らしくても、そこに話をきちんと戻すあたりがいいですよね。
メティス能力の設定もなかなか。
メティスパサー本人が得るだけのきっかけを持っており、それを探る個別ルート。
言えなかったこと。思っていたこと。気づいたこと。
主人公とヒロインの成長をきちんと描いているところがいいですね。
こういう用意周到な設定準備があった上で、えっちで可愛いヒロインがいるという。
隙の無さがクロシェットさんだよなぁ、と。
さて、そのヒロインですけれども、
発売前はゆかり教育ソフトだといわれていたわけなのに、発売してみると、
実は風花メインだったという。
つまり、鮎川ひなた教育ソフト…!
かと思えば、とうぜん青山ゆかりさん演じる祐天寺美汐もいいし。
個人的には琴羽ルートのスタート時がオススメですね。
キャラクタ原画については、プレイ前はしんたろーさんの方が好みでしたが、
気づいたら忘れていました。
それくらいしっかり動く立ち絵、CGがとてもきれい。
めちゃくちゃ、可愛く描こうとしていらっしゃるのが伝わります。
キャラクタをとことん可愛らしく表現しようと努めている。
そして完成する動きと声のマッチング。やっぱりクロシェットさんはいいなぁ。
カミカゼエクスプローラーとなっていますが、
若干タイトルには沿っていないような気もしないでもない、かな。
また、個別シナリオにおいて唐突に何かが起きている、放置されているなどがあったりもします。
例えば、まなみルートでは突然に離れていこうとしますが、突然そう思う理由が伝わりません。
唐突といえば、もう少し主人公のヒロインに対する気持ちの自覚があってもよかったなぁ、と。
サブキャラクタがシナリオにもう少し入って欲しいと思うのは、
きっとサブキャラクタも魅力的だから、ですよね。
メインヒロインだけでなく、登場キャラクタが全て魅力的に感じてしまう。
ていうか智ちゃんなぜルートないの…。
総合的にキャラクタディテールのバランスがよく、
ストーリー上、軽く、あるいは都合よく扱われる設定はあるものの、
これだけの数のヒロインをよくまとめあげてるなぁ、と思っています。
大きな不満をいだいている方はないはずです。
無難ということでなく、誰からも愛される作品になっていると表現したほうがいいでしょう。
細かいシーンでは、まなみルートで琴羽が慶司の恋愛に気づいたシーン、
それから、風花がベッドで自身の思いに気づくシーン。
美汐ルートで灰色の脳細胞こと菜緒先輩が慶司に託すシーン、などなど、
魅力的だと感じられるシーンが多くて楽しいです。
(話それますが、ポアロなんて最近の子は全く知らないと思う…)
体験版までのシーンではドタバタぶりが前面に、途中から謎とシリアスが入れ替わる。
こういう構成もうまいなぁ。
システム的にも、かなり安定感があってすっきりしていて使いやすいです。
そんなわけで、とてもとても堪能させていただきました。じっくり楽しめて良かった。
前作「あまつみそらに!」も良かったので、もはやクロシェットさんは安打製造機ですよ。
プレイして損はないと思います。
体験版すっとばして製品版プレイしても全く問題無いかと!
ダウンロード販売もあります。
カミカゼ☆エクスプローラー!
やあ、楽しかったです。
クロシェットさんは、安定した人気を誇るブランドさん。
その作品は、ヒロインたちがとてもかわいらしく、愛があって、
ブランドカラーのピンクがとてもに似合う作品が多いです。
カミカゼ☆エクスプローラーも、さすがクロシェットといえる作品になっています。
今作もまた、既に初回版がロットアップしています。
カミカゼ☆エクスプローラーの体験版の感想はこっち。
では、感想ですけれども。
舞台は上ヶ瀬市の澄之江学園。気候の変化などにより人の住むことのできる範囲が狭まった未来。
超能力メティスに目覚めたと認められた主人公慶司は、学園から勧誘を受ける。
転入できるのはメティスパサーのみなのだ。
作品の世界観が、大きな災害があった後と設定されていますが、それでも非常に明るい。
背景が美しく、その美しい光景とヒロインたちの明るさが作品を支えています。
また、音楽がちょうどいい。「覚醒の刻」など、かかっているシーンもきれいだなと感じます。
慶司が、自らのメティスが何であるのかを自覚するところで、体験版は終わりました。
その後、本編では祐天寺美汐をはじめとした学園研究部アルゴノートでの活動が中心になりつつ、
メティスと自らのの恋について色々と考えていく、そんな学園生活を送ることが出来ます。
頭は基本的に良い慶司ですが、どうにも恋愛には奥手…でも、えろいのは自覚している。
主人公が次々と解決していき、メティスについて「能力を上げ」ていきます。
ただし、能力を上げるといっても、修行をした、力が強くなった、ではなく、創意工夫。
こういう使い方があるのではないか。こういうやり方はどうなんだろう。
そういう姿勢が非常に見ていて好感が持てるし、成長を感じます。
プレイ開始に起きるようなメティスによる事件。
それをメティスなどを駆使して解決するのがアルゴノートですが、
ストーリー上で大きな展開を迎えるのもメティス。
ヒロイン達がたとえどんなに可愛らしくても、そこに話をきちんと戻すあたりがいいですよね。
メティス能力の設定もなかなか。
メティスパサー本人が得るだけのきっかけを持っており、それを探る個別ルート。
言えなかったこと。思っていたこと。気づいたこと。
主人公とヒロインの成長をきちんと描いているところがいいですね。
こういう用意周到な設定準備があった上で、えっちで可愛いヒロインがいるという。
隙の無さがクロシェットさんだよなぁ、と。
さて、そのヒロインですけれども、
発売前はゆかり教育ソフトだといわれていたわけなのに、発売してみると、
実は風花メインだったという。
つまり、鮎川ひなた教育ソフト…!
かと思えば、とうぜん青山ゆかりさん演じる祐天寺美汐もいいし。
個人的には琴羽ルートのスタート時がオススメですね。
キャラクタ原画については、プレイ前はしんたろーさんの方が好みでしたが、
気づいたら忘れていました。
それくらいしっかり動く立ち絵、CGがとてもきれい。
めちゃくちゃ、可愛く描こうとしていらっしゃるのが伝わります。
キャラクタをとことん可愛らしく表現しようと努めている。
そして完成する動きと声のマッチング。やっぱりクロシェットさんはいいなぁ。
カミカゼエクスプローラーとなっていますが、
若干タイトルには沿っていないような気もしないでもない、かな。
また、個別シナリオにおいて唐突に何かが起きている、放置されているなどがあったりもします。
例えば、まなみルートでは突然に離れていこうとしますが、突然そう思う理由が伝わりません。
唐突といえば、もう少し主人公のヒロインに対する気持ちの自覚があってもよかったなぁ、と。
サブキャラクタがシナリオにもう少し入って欲しいと思うのは、
きっとサブキャラクタも魅力的だから、ですよね。
メインヒロインだけでなく、登場キャラクタが全て魅力的に感じてしまう。
ていうか智ちゃんなぜルートないの…。
総合的にキャラクタディテールのバランスがよく、
ストーリー上、軽く、あるいは都合よく扱われる設定はあるものの、
これだけの数のヒロインをよくまとめあげてるなぁ、と思っています。
大きな不満をいだいている方はないはずです。
無難ということでなく、誰からも愛される作品になっていると表現したほうがいいでしょう。
細かいシーンでは、まなみルートで琴羽が慶司の恋愛に気づいたシーン、
それから、風花がベッドで自身の思いに気づくシーン。
美汐ルートで灰色の脳細胞こと菜緒先輩が慶司に託すシーン、などなど、
魅力的だと感じられるシーンが多くて楽しいです。
(話それますが、ポアロなんて最近の子は全く知らないと思う…)
体験版までのシーンではドタバタぶりが前面に、途中から謎とシリアスが入れ替わる。
こういう構成もうまいなぁ。
システム的にも、かなり安定感があってすっきりしていて使いやすいです。
そんなわけで、とてもとても堪能させていただきました。じっくり楽しめて良かった。
前作「あまつみそらに!」も良かったので、もはやクロシェットさんは安打製造機ですよ。
プレイして損はないと思います。
体験版すっとばして製品版プレイしても全く問題無いかと!
ダウンロード販売もあります。
カミカゼ☆エクスプローラー!