Sandglass Elemental Particle

「魔法戦士」シリーズでおなじみのトライアングルさん。
新作は「クリムゾン・ルナティクス」。
珍しく和装のヒロインがいます。摩城巫小耶の手には錫杖。
けれどキャラクタ紹介を見ていると、錫杖風メイス、だそうで。

社会貢献のため、魔法を教育する「インテグラル・ソーサリアン・アカデミー」。
難関の入試を突破したものの、本条鍔人は、早速実力テストで最下位のクラスへ編成された。
ふて腐れつつも学園を出るとすっかり夜。
学園は魔法を研究する場所であるためか、淫魔や淫霊といったものが時折出没する。
それに対処するのがアンチスペクター。
その戦いに、鍔人は巻き込まれ、命を落とす――。

――しかし鍔人の意識はどこかへ飛ばされる。
自身を淫魔の女王モルフェリスだと名乗り、鍔人に生き返るチャンスを与えるという美人は、
取引条件としてアンチスペクターたちを淫魔に堕とせという。
次の”紅い月”が訪れるまでに……。

ということで、鍔人はモルフェリスから、魔力、変身能力、アンチスペクターの弱化能力、を借りて、
表向きはアンチスペクターの仲間として後衛に回り、
しかし一人ずつ狙っていくきます。後から。

うーん、ひどい。
何が酷いって、この流れで全くそそらないことですかね。

これまでの作品では、男性キャラクタといえば敵がほとんどでしたので、
あまり気にならなかったのですが、
今回の主人公として据えたのは、ちょっと。

お子様名ところが目立ちますが、それよりもキャラクタが固まっていないというか。
これまでは、その形でも良かったと思うんですよね。
でも今回は、ほとんど画面にいるわけで。

かと思えば「エグゼクタースクリプト」のように姿勢も定まっていませんし。

とはいえ。
トライアングルさんの良い所って、斎藤なつきさん、夕暮ぱいろさんのかわいらしいキャラクタ。
これがこんな風になってしまう……というところに期待があるのかなと思うんです。
それは、満たされていますよね。
これがあって、テキストにはあまり左右されない造りでしたから。
ヒロインがチョロかろうと、あまり関係なかったですし。

気になるのは、もしかしたら今回はパターンというかボリュームが
やや落ちたりしていないか、というところ。

背景を刷新し、キャラクタデザインに気合いの入ったところを感じますし、
変身シーンはみんなアングルが一緒と思いましたけど、それでも人数分あるわけで、
それに加え、ヒロインは4人+2人と、かなり多いですからね。
1シーン辺りの容量、ちょっと気になりますよね。

まあ、製品版をプレイしてみないとわからないのも、毎回そうですね。


あまりこれまでの作品にはない表情、ですよね。面白い。


ダウンロード販売もあります。
クリムゾンルナティクス