あかべぇそふとすりぃさんの「働くオトナの恋愛事情」感想です。
『働くオトナの恋愛事情』を応援しています!


2016年1月発売作品。
あかべぇそふとすりぃさんの「働くオトナの恋愛事情」。

非常にあかべぇさんらしくない、そんな作品に思えました。
体験版プレイ当時は、ちょっと違うかな、と購入を見送ろうとしていました。

が、結局の所、1月発売作品の中で、一番最初にプレイし終えてしまいました。

それでは、感想です。
ネタバレあります。

すごーく簡単に言ってしまうと、思ったより楽しめてしまいました。
人数が多いですから、意外性があるという驚きだけでは、最後まで持続できなかったと思います。

こう、割とセンセーショナルなイベントばかりという悪い面もあります。
けれど、体験版で持ったイメージとは違って、割と現実感があったような気がしたんですね。

強く感じたのは、この2点。
身体の関係から始まるものもある。
身体の関係があっても、それがその人の全てじゃない。

ここが、他の作品と違うところですね。

他作品ですと、身体や心のつながりが重視されるところがあって、
(それはそれで好みですが)
でも、現実的には、一晩過ごしたからって、翌日には着替えて部屋を出るんですよね。
生活があるから。
この辺りの切り替え、その表現こそが、”オトナ”だったのかな、と。

あと、思ったより恋愛してました。
そういうところが、面白かったです。

どのヒロインのストーリーも平均して面白く、それぞれのキャラクタは魅力的に思いました。
ただ、作品のメインに据えているのが、シーンへどう導入していくか?というところと、
シーンそのものであったりして、ヒロインの問題と問題解決は、とても流れるように解決していったので、
そこがとても惜しかったですね。

5人は、多すぎでしょう。
バーを基点とするコンセプトだとすると、色々居たほうが、らしくはあるんですけどね。
ここまでサブキャラクタが多いのであれば、3人でも充分だったかなと。

あと、物語のスタートが、主人公が変わること、なのに、
それ以降変化が今ひとつ見られないことと、
また、主人公が変わったからこそ、という影響が見られなかったこと、
例えば、主人公の変化があってヒロインを変えたとか、
そういうところが見られなかったのが、ちょっと残念ですね。

よくよく考えて見れば。
ちょっとした違い――他の人から見たら気付かれないくらいの髪型を整えたとか――で、
また、行く場所を変えてみたら、関係が出来そうな人がたくさんいた、というのは、
出来過ぎ感ありますよね。

でも、売れないモノって、場所を変えてみる、タイミングを変えてみる、
などといったアプローチになるというのは、よく聞く話ですね。
そう考えれば、多少は納得できるんですけど。

でも、出来過ぎ感を押さえ込めるほどの論理か、というと違いますから、
ここで白けに繋がる可能性もあったかも。


美優の、親へ向けて意見すること。
職場でアレコレという年齢のヒロインならではのラストシーンともいえますけど。
昼ドラのようでした。

紗夜子の場合は、主人公に対しても、自分のやりたいことに対しても、
ちょっとおっかなびっくりなところが、かわいかったかも。
主人公の部屋で一人、つまらなさそうにギターを弾いているところとか、
犬キャラクタですよね。

優里香は、今まで否定されてきたことを肯定できるようになること。
本当ならもう少しやさぐれても仕方なかったかもしれないキャラクタですよね。
オトナだって子供のようなことを欲することはある。

ともえは、主人公との関係よりも、仕事にはこんなこともある、と見せたところがよかったかな。

また、アスカですけど。
これ、この作品には合ってないかもしれませんね。
仕掛けであるとか、デザインとか。差分衣装とか、相模恋さんの声とか。
かなり好きなんですけどね。
過去作品でもそうなのですが、ジャージのデザインうまいですよね。

アスカのエピソードは、他の恋愛作品のものであって、この作品とは、違う気がして。
でも、このルートを一番楽しみにしていましたし、やっぱりヒロインで良かったとは、思うのですけれど。
面白い表情差分を持っているヒロインで、それが、非常に、アスカらしいと受け止められる。

主人公が聞かされた言葉「心が変われば人生が変わる」を、アスカも抱いていた。

でも、そういう、ずっと温めていた恋慕って、この作品らしからない。
対する主人公が、そういうのは止めた、とならないと見合わなくなってしまう。
しかしそうするとゲームの否定になってしまいますよね。難しい。

システム面のお話ですけど。
セーブファイルがやっぱり足りませんでした。
あと、ロードしようとして、そのシーンが表示されて、かつまばたきもしたりするのはいいですね。

シーン中のあるSEがすさまじかったですね。

あと、一つ戻る機能なんですが。
このコマンド、何のためにあるんですかね?
戻れるといってもたった数クリック前まで。次の場面に行くと、一つも戻れないこともある。
AUTOプレイ時に、AUTOを解除して「今のところでセーブしたかった」という方向け?
それよりは、バックログジャンプを搭載して欲しいですね。

それと、エラーについて。
インストール直後の起動はできたものの、2回目の起動時に、すぐエラーが発生していました。
「Assertion failed: !"bogus context in_ExceptionHandler()",file xx.cpp,line 3060」
「Abnormal program termination」
こんな感じでした。

動作不安定過ぎますよね。
これ、Buddylauncherの影響であることは良く分かっています。
というのも、他の作品で、やはりBuddyを使用していて、よく見かけたエラーだから。

セキュリティ観点から、不正なダウンロード阻止をしてくれることは、とてもありがたい。
購入者利益を守ってくれるから。

でも、これはもったいないですよ。
動作不安定になりすぎますから。

もちろん、何か良い方法を模索した結果だというのは分かります。
良い方法があったら提案すべきところなのでしょう。
ほんと、これはどうしたらいいんでしょうね。

男性キャラクタも、いいものが多かったですね。
浦富課長や、朝熊心であるとか。
いいキャラクタ過ぎて、統合ルートでそれぞれの事情を明かしてくれたらよかったな、とか。

選択肢で遊ばせてくれたり、「できない私が、くり返す。」との関連性があるテキストがあったりして、
クスリとさせられたり。

ヒロインそれぞれのエピソードよりも、
こういう年代を描いた作品って、ものすごく少なくて。
思ったより楽しめました。

それと、エピソードを抱かせるべき、みたいなことを体験版感想の時に書きましたが、
サブキャラクタたち、決して悪くなかったと思いますよ。
タテマエを置いての行為への同意って。
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