すたじお緑茶さんの「夏彩恋唄」体験版プレイしました。

すたじお緑茶さんの新作は、”偽装カップル生活!?”な、「夏彩恋唄」。
3

神木一真は、家柄のこともあり、厳しい定めの元に過ごしてきた。
が、先代頭領が亡くなり、神木家は、これまでの慣習を廃止した。

神木一真は、モテない。
妹の彩花は、全寮制の学園から家に戻ってきて、以前よりは懐いてくれているが、
幼なじみの小鳥遊光には、デートとからかわれながら、喫茶店ルーチェの買い物の手伝いをさせられる。
月夜野悠那には、クラスメイトなのに、名前すら覚えてもらっていなかったようだ。

そんな一真のところへ、以前、曽祖父が定めた許嫁、諏訪紫苑が現れた。
許嫁の話はまだ消えていない、ということだ。

神木の家付き秘書にも確認してもらったところ、やはり消えておらず、
むしろ、先方の家柄を鑑みれば、一真は縁談を受けるべきだと奨められた。

困っていたところ、さっきから気になっていたのは、
同じ喫茶店ルーチェで、向こうの方にいる、月夜野悠那とたまに目が合うことだ。
外見が派手目で、男子からの人気も高い。
一真からすると、先日の一件でイメージが悪いが……、
ただ、随分と退屈そうだ。

と、思ったら。
「実は今、付き合っている人がいるんです!彼と!」
月夜野悠那が、突然一真のことを指さす。
縁談を奨められて困っていた一真は、それに同意する形で……。

体験版は、232MBでした。

短めの体験版に、全員があっという間に登場、
それぞれにCGもあり、さっとつかめる感じです。

が、これはいつも怖いんですよね。

ボリュームに満足できない。
安直ではないか。
このふたつが。

読み応えのあるモノばかりが面白いわけでは無い、けれど、
短くて掴めるテキストや進行って、萌えに向かないところもありますよね。

すたじお緑茶さんの志向性は、萌えです。
原画のるちえさん、ぐれーともすさんも、そうですよね。

過去作、「恋色空模様」のように、どこか熱い展開があるわけでもないようです。

萌えとして、ちょっとインパクトも薄い、かな。
うーん……。


2016年11月25日(金)発売予定です。