映画「きみの声をとどけたい」見てきました。
オリジナルアニメーション作品「きみの声をとどけたい」。

評判を聞いて行ってみました。

海辺の町に住む行合なぎさは、高校生。
部活のラクロスでは、幼なじみのかえで、それを見に来る雫がいる。

練習試合の相手は、夕。
幼い頃は仲が良かったけれど、いつの間にか、かえでは夕をライバル視してか、
キツい言葉を投げつけるようになっていった。

それが、なぎさには苦手だった。

幼い頃、祖母から教わったことがある。
「言葉には、言霊が宿っている」――。

そんなキツい言葉では、本当にそうなってしまう。
事実、なぎさはその現場を何度も見てきた。

ある日、雨宿りに立ち寄った海辺の喫茶店だった場所で、
ラジオ機器がまだ活きていた。
友達とのことで気分が晴れなかったなぎさは、マイクに語りかける……。




とまあ、そんな導入でした。

うん、なるほど。評判が良い理由も納得できます。
丁寧だ、というのもよく分かります。

起きているイベントは朝ドラ的で、
キャラクタデザインはちょっと苦手だったり、
めちゃくちゃ上手い人が声を当てているわけではないけれど。

いや、とにかく上手ですね。
どんな町で、どんな人物で。をバッと掴ませて、
そして、少しずつ物語に入っていく。

登場人物達が「本音で」ぶつかり合い、
そして、それでも進んでいく……。

素晴らしい作品でした。


上映館が本当に少なくなってきていますので、気になる方はお早めに。

映画『きみの声をとどけたい』オリジナルサウンドトラック「アクアマリンの思い出たち」
映画『きみの声をとどけたい』オリジナルサウンドトラック「アクアマリンの思い出たち」