ALcotさんの「将軍様はお年頃」体験版プレイしました。
”将軍や町娘やくノ一とイチャラブする恋愛時代劇”です。
統京都千世田区に住む、信行は、
ヒーローが好きで、ご当地ヒーローはメイデンなことは、当然押さえている。
病弱だからかもしれない。
妹の珠樹のほうが、はるかに元気だ。
今も、表情豊かに、通うことになった学園の制服の裾を揺らしながら歩いている。
珠樹は信行と血が繋がっていない。それでも家族だ。
身体は弱いが、妹のヒーローになり、護ると誓ったあの日から十年になっていた。
だから。
このまま、温かい春の日差しが降り注ぐように、
穏やかな日常が続くと思っていたのに。
目の前で、妹の珠樹がトラックにはねられる瞬間、改めて意思を強く持った。
「僕が珠樹を護る……ッ!」
強い衝撃を感じたあと、珠樹が持っていた形見のコンパクトから光が溢れて――。
気づけば、鉄さびの匂い、心臓の激しく打つ音、熱さに包まれていた。
そして、目の前には一振りの刀が……。
体験版は、969MBでした。
嗚呼、これは良いですね。
時代劇モチーフだからか、お茶の間で安心して見られる時代劇の、
要素を重視して物語が作られています。
明朗、痛快。
悪を成敗し、世に平和をもたらす。
時代劇というのは、ヒーローものです。
それが為されるから、王道であり、魅力的な物語なんでしょうね。
それでいて、ヒロインはしっかり魅力的。
原画は、庄名泉石さん、蟹屋しくさん。
あおなまさおさんのSDは今回もあります。
なんでしょう。原画が変わるとこうも雰囲気変わるのでしょうか。
例えば、これまでも妹キャラクタはアルコットさんの定番となっていますが、
三衣珠樹の、かわいい部分はしっかり、でも大人の雰囲気があるのは、すごいと思うんですね。
そのデザインに沿った形で、上原あおいさんが好演。素晴らしいです。
ただ、モチーフとなっている時代劇をどこまで知っているかによって、
反応は変わってきてしまうと思います。
例えば、徳河義宗の見切り。
「桃太郎!」が何なのか知らないと、少なくとも面白いとは思えないですよね。
また、体験版の最後で、りんに対し刃を向ける場面も、
そういうものだと知らないと、徳河義宗に対する好感度が下がりそうです。
とはいえ、知っていると。
驚くほど時代劇を様々盛り込んでいて、上手く組み上げているなと思うのです。
ぱっと見、有名なところだけでも、
「暴れん坊将軍」「怪盗鼠小僧」「水戸黄門」「あんみつ姫」、
それから「志村けんのバカ殿様」も入っているのかも。
細かいところでは、絡繰り武者まで入ってくるとは思いませんでした。
ただモチーフにするだけではなく、見ていて楽しいと思わせるのがすごいと思います。
体験版は、本当に痛快で、楽しめました。
問題は、ここからですね。
体験版が最高の盛り上がり、とならないかどうか。
解決していない問題は様々残っています。
越後屋の資金不足。徳河友嗣の将軍の座狙い。
そして、主人公達のタイムスリップ。
太極が描かれたコンパクトの力でタイムスリップしたのは間違いないのですが、
元の時代、300年後に戻ることができるのか。
そして、戻った時に、二人はどうなっているのか。
事故が起きた瞬間のタイムスリップは、時代を戻った彼らに何を強いるのか。
また、事故の認識も少しずつ違うように思うのです。
信行は、珠樹がトラックにはねられるのを助けようとしますが、
身体が弱かったため、発作が起こり、全く動けなかったと認識しています。
ところが珠樹は、はねられる時、兄に突き飛ばされたと思っています。
どういう結末になるのでしょうね。
さらに。
時代を戻るということは、その時代で生きることをしないわけで、
ヒロインたちとの別れが待っているわけです。
そこも、どういう表現がされていくのか。
これは楽しみです。
どのヒロインも終始魅力的で、だれか一人を選ぶのは苦労しそうです。
面白くって、セーブファイル、体験版だけで全部使い切ってしまいました。
アルコットさんの新作は「将軍様はお年頃」。
新本シリーズ正統続編第四弾の、”将軍や町娘やくノ一とイチャラブする恋愛時代劇”です。
統京都千世田区に住む、信行は、
ヒーローが好きで、ご当地ヒーローはメイデンなことは、当然押さえている。
病弱だからかもしれない。
妹の珠樹のほうが、はるかに元気だ。
今も、表情豊かに、通うことになった学園の制服の裾を揺らしながら歩いている。
珠樹は信行と血が繋がっていない。それでも家族だ。
身体は弱いが、妹のヒーローになり、護ると誓ったあの日から十年になっていた。
だから。
このまま、温かい春の日差しが降り注ぐように、
穏やかな日常が続くと思っていたのに。
目の前で、妹の珠樹がトラックにはねられる瞬間、改めて意思を強く持った。
「僕が珠樹を護る……ッ!」
強い衝撃を感じたあと、珠樹が持っていた形見のコンパクトから光が溢れて――。
気づけば、鉄さびの匂い、心臓の激しく打つ音、熱さに包まれていた。
そして、目の前には一振りの刀が……。
体験版は、969MBでした。
嗚呼、これは良いですね。
時代劇モチーフだからか、お茶の間で安心して見られる時代劇の、
要素を重視して物語が作られています。
明朗、痛快。
悪を成敗し、世に平和をもたらす。
時代劇というのは、ヒーローものです。
それが為されるから、王道であり、魅力的な物語なんでしょうね。
それでいて、ヒロインはしっかり魅力的。
原画は、庄名泉石さん、蟹屋しくさん。
あおなまさおさんのSDは今回もあります。
なんでしょう。原画が変わるとこうも雰囲気変わるのでしょうか。
例えば、これまでも妹キャラクタはアルコットさんの定番となっていますが、
三衣珠樹の、かわいい部分はしっかり、でも大人の雰囲気があるのは、すごいと思うんですね。
そのデザインに沿った形で、上原あおいさんが好演。素晴らしいです。
ただ、モチーフとなっている時代劇をどこまで知っているかによって、
反応は変わってきてしまうと思います。
例えば、徳河義宗の見切り。
「桃太郎!」が何なのか知らないと、少なくとも面白いとは思えないですよね。
また、体験版の最後で、りんに対し刃を向ける場面も、
そういうものだと知らないと、徳河義宗に対する好感度が下がりそうです。
とはいえ、知っていると。
驚くほど時代劇を様々盛り込んでいて、上手く組み上げているなと思うのです。
ぱっと見、有名なところだけでも、
「暴れん坊将軍」「怪盗鼠小僧」「水戸黄門」「あんみつ姫」、
それから「志村けんのバカ殿様」も入っているのかも。
細かいところでは、絡繰り武者まで入ってくるとは思いませんでした。
ただモチーフにするだけではなく、見ていて楽しいと思わせるのがすごいと思います。
体験版は、本当に痛快で、楽しめました。
問題は、ここからですね。
体験版が最高の盛り上がり、とならないかどうか。
解決していない問題は様々残っています。
越後屋の資金不足。徳河友嗣の将軍の座狙い。
そして、主人公達のタイムスリップ。
太極が描かれたコンパクトの力でタイムスリップしたのは間違いないのですが、
元の時代、300年後に戻ることができるのか。
そして、戻った時に、二人はどうなっているのか。
事故が起きた瞬間のタイムスリップは、時代を戻った彼らに何を強いるのか。
また、事故の認識も少しずつ違うように思うのです。
信行は、珠樹がトラックにはねられるのを助けようとしますが、
身体が弱かったため、発作が起こり、全く動けなかったと認識しています。
ところが珠樹は、はねられる時、兄に突き飛ばされたと思っています。
どういう結末になるのでしょうね。
さらに。
時代を戻るということは、その時代で生きることをしないわけで、
ヒロインたちとの別れが待っているわけです。
そこも、どういう表現がされていくのか。
これは楽しみです。
どのヒロインも終始魅力的で、だれか一人を選ぶのは苦労しそうです。
面白くって、セーブファイル、体験版だけで全部使い切ってしまいました。
2018年1月26日(金)発売予定です。
ダウンロード販売もあります。