プレカノさんの「あざやかな彩りの中で、君らしく」感想です。
プレカノさんの「あざやかな彩りの中で、君らしく」は、
体験版もリリースされていなかったため、
どんな作品なのか物語が掴みづらいところがありましたが、
堀井久美さんデザインのヒロインというだけで購入を決めてしまいました。
転入した学園で、同居人は歌舞伎役者の女形。
でも、本当に女の子……!?というお話。
それでは、感想です。
ネタバレは多めです。
主人公の親は、有名な脚本家……だが、
その分だけ家を空けることも多く、今度は突然海外に行ってしまう。
さらに何故か主人公を全寮制の学園に転入させて。
その学園に向かうと、とてもきれいな子と出会う。
しかし、藤宮夕季は、芸能科に通う、歌舞伎役者の女形――つまり男だという。
入る寮が崩れたこともあり、同室になる主人公と夕季。
難色を示したものの、根が優しいのか、
熱を出せばアイスを買ってきてくれたり、
主人公が早朝の食堂バイトに起きる前にはもう、歌舞伎の稽古に出ている。
朝食の時間に遅れるほど熱が入るのは、毎日のことだった。
そんな夕季から、歌舞伎に招待された。
幼い頃、演芸場で怒られたこともあって縁遠かった歌舞伎。
行ってみたら、本当に美しかった――舞台の上の夕季が。
男だと思って一度は諦めた一目惚れの気持ちが、蘇るほど。
蘇り過ぎて、風呂で悶えて長湯していたら、夕季が入ってきた。
夢でもない――夕季は本当に女の子だった……。
というのが物語の詳細めいたところで。
原画は堀井久美さん。
そのヒロインは、あじ秋刀魚さんが演じています。
やや簡易に仕上げたシステムも、戯画さんのもので、
プレカノさんは戯画ブランドの一つなのでしょう。
でもそれでも本編を除けものにしないよう、
作り手は頑張ろうとしている。それはすごく伝わります。
ただ、総合的にはコストダウンが目立つ印象もあるんです。
どうにもテキストと合ってないところがあったりします。
朝食提供なのに「昼休みも終わり」とか。
後から屋上に訪れたのは主人公の祐一なのに、
先に居た夕季が「お邪魔だったかな?」とか。
最後も、掛け違えみたいなところがあるように思います。
主体とする存在が祐一なのか夕季なのかという違いですけど。
例えば、背景時間帯と合わずに物語が動いているとか。
はっきりとは断言しにくいですが、
背景は戯画作品からもってきているように思います。
とまあ、これらはコストダウンの結果だろうなと思うんです。
でも、元々戯画さんはそういうところがありますよね。
という、気になるところは色々とありますが。
それでも良いですね。
イチャラブ特化型作品でした。
ハプニングがきっかけでお互いのことを知っていき、仲良くなっていきます。
あっさりした展開にはなっていますが、これはもう仕方ないでしょう。
でもかわいいんですよ。
夕季が。
さすが堀井久美さんデザインキャラクタ。
艶っぽいんですよね。
表情とかすごく良いです。
音楽も華やかにまとまっています。
元々、この作品は、本編はロープライスでまとめ、
抱き枕を主体にしていた販売物だと思います。
その割には楽しめたなと思います。
けれど、抱き枕を最初から嗜む方は良いとして、
販売するには、ちょっと作品の側、ヒロインの魅力が足りないように思います。
それくらい、抱き枕というものにはハードルが高いのかもしれません。
何枚も買うものでは無さそうに思いますし。
どうやってものを売っていくかというのは悩みどころだと思いますが、
抱き枕は先行型商品なのでしょうかね。
嗜まないと分からないです。
2017年11月発売作品。
プレカノさんの「あざやかな彩りの中で、君らしく」は、
体験版もリリースされていなかったため、
どんな作品なのか物語が掴みづらいところがありましたが、
堀井久美さんデザインのヒロインというだけで購入を決めてしまいました。
転入した学園で、同居人は歌舞伎役者の女形。
でも、本当に女の子……!?というお話。
それでは、感想です。
ネタバレは多めです。
主人公の親は、有名な脚本家……だが、
その分だけ家を空けることも多く、今度は突然海外に行ってしまう。
さらに何故か主人公を全寮制の学園に転入させて。
その学園に向かうと、とてもきれいな子と出会う。
しかし、藤宮夕季は、芸能科に通う、歌舞伎役者の女形――つまり男だという。
入る寮が崩れたこともあり、同室になる主人公と夕季。
難色を示したものの、根が優しいのか、
熱を出せばアイスを買ってきてくれたり、
主人公が早朝の食堂バイトに起きる前にはもう、歌舞伎の稽古に出ている。
朝食の時間に遅れるほど熱が入るのは、毎日のことだった。
そんな夕季から、歌舞伎に招待された。
幼い頃、演芸場で怒られたこともあって縁遠かった歌舞伎。
行ってみたら、本当に美しかった――舞台の上の夕季が。
男だと思って一度は諦めた一目惚れの気持ちが、蘇るほど。
蘇り過ぎて、風呂で悶えて長湯していたら、夕季が入ってきた。
夢でもない――夕季は本当に女の子だった……。
というのが物語の詳細めいたところで。
原画は堀井久美さん。
そのヒロインは、あじ秋刀魚さんが演じています。
やや簡易に仕上げたシステムも、戯画さんのもので、
プレカノさんは戯画ブランドの一つなのでしょう。
でもそれでも本編を除けものにしないよう、
作り手は頑張ろうとしている。それはすごく伝わります。
ただ、総合的にはコストダウンが目立つ印象もあるんです。
どうにもテキストと合ってないところがあったりします。
朝食提供なのに「昼休みも終わり」とか。
後から屋上に訪れたのは主人公の祐一なのに、
先に居た夕季が「お邪魔だったかな?」とか。
最後も、掛け違えみたいなところがあるように思います。
主体とする存在が祐一なのか夕季なのかという違いですけど。
例えば、背景時間帯と合わずに物語が動いているとか。
はっきりとは断言しにくいですが、
背景は戯画作品からもってきているように思います。
とまあ、これらはコストダウンの結果だろうなと思うんです。
でも、元々戯画さんはそういうところがありますよね。
という、気になるところは色々とありますが。
それでも良いですね。
イチャラブ特化型作品でした。
ハプニングがきっかけでお互いのことを知っていき、仲良くなっていきます。
あっさりした展開にはなっていますが、これはもう仕方ないでしょう。
でもかわいいんですよ。
夕季が。
さすが堀井久美さんデザインキャラクタ。
艶っぽいんですよね。
表情とかすごく良いです。
音楽も華やかにまとまっています。
元々、この作品は、本編はロープライスでまとめ、
抱き枕を主体にしていた販売物だと思います。
その割には楽しめたなと思います。
けれど、抱き枕を最初から嗜む方は良いとして、
販売するには、ちょっと作品の側、ヒロインの魅力が足りないように思います。
それくらい、抱き枕というものにはハードルが高いのかもしれません。
何枚も買うものでは無さそうに思いますし。
どうやってものを売っていくかというのは悩みどころだと思いますが、
抱き枕は先行型商品なのでしょうかね。
嗜まないと分からないです。
ダウンロード販売もあります。