Argonautsさんの「家の彼女」体験版プレイしました。

アルゴノーツさんのデビュー作は、
”「おかえり」と迎えてくれる君がいる同棲ADV”「家の彼女」。


「仕事帰りに、彼女と会ったりとかしたいでしょう?」
半年前まではほとんど来たことなかったスーツが、馴染んできた頃。
社長からそんなことを言われ、地元の駅に戻ると、カップルが目に付く。
……橘木啓輔自身が、気になったからそう見えているだけだ。

10月の寒さが、カップルを寄り添わせるのか。
恋人でもいれば寒くもないのだろうかと考えながら帰宅すると、
部屋の前に人影が。

纏絢萌。
幼馴染みで、意識するようになった女の子。
年齢は少し下だが、一生懸命で、確か今年受験だったはず。
やけに大きなキャリーバッグを持っていた。

「ママから連絡行ってない?」
何のことか電話してみると、絢萌の親は仕事の都合でロンドンにいるらしい。
帰国の時期がはっきりせず、一人になる絢萌が気になるので、
幼馴染みの啓輔と同居してもらい、受験を乗り切ってもらおう……そんな話だった。

「最初は啓輔君の家に頼もうと思ったのよ。そしたら……フフっ」
「なんですか?」
「あの子ったら、できれば啓輔君の新居で同居したい……って」
こうして、啓輔は絢萌を迎え入れ……。
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体験版は、730MBでした。

やまかぜ嵐さんのキャラクタデザインって、こういう作品に向いていたんですよね。
MOONSTONE作品ではミステリしか選んでいなかったので、
すごく意外に、そしてとても良いなと捉えています。

ヒロインキャラクタが登場しただけで、
あー、すごく良い展開待っていそう、と期待できてしまうんです。
それだけのグラフィック。

纏絢萌(結衣菜さん)が、全てを受け入れてくれそうなキャラクタに仕上がっています。
エプロンに付いていたキャラクタに、名前と設定をつけてしまったり、
謎の歌を歌ったり、ちょっとした言い間違えがあったり。
料理は、教わってはきたけれど、慣れてはいなかったり。

そんな絢萌が啓輔の家に来た理由は、
「私が支えてあげられたらいいなって。忙しい啓輔君のこと……」
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作品コンセプトは、”「ただいま」と言えば「おかえり」と返してくれる君がいる”。

だからといって、外の背景がない、場面がないということもなく、
クオリティも、とても高いです。
薄暗い夜に登場するからって、影指定しっかり入れた立ち絵を用意しているのは珍しいですよね。
そういった細やかな気遣いのある演出も良いと思います。

生活空間に居ることで、生活が変わる。
だから、一見平坦に見える日常をしっかりと描いている。
良いですね。


シリーズ化も考えていらっしゃるようで、今回はヒロインとならなかった、
橘木理帆(奏雨さん)との展開も別作品であるようです。
もちろん、リニューアルした喫茶店のメイドさん、
チカ(歩サラさん)、ユリ(もんぶらんさん)も。
なので3作制作を予定しているのかな。
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ちょっと変わった二人ですが、何をしているのか見えてくると、とても楽しめそう。



2016年6月29日(金)発売予定です。
抱き枕カバー付き豪華限定版。



こちらはソフトのみです。

ダウンロード販売もあります。