Key オーケストラ・コンサート2018」がミューザ川崎で開催されました。

本当に川崎駅の傍です。

ミューザ川崎は、駅直結と言って良いくらいの距離にあります。
川崎駅が大きいので駅を出る際には注意が必要ですが、
改札を出ると案内板もあるので利用しましょう。

ミューザ川崎大きな建物です。
ちょっとしたショッピングセンターになっているようで、コンビニや飲食店から、
そう、アニメイト川崎店も入っています。
当日、ここで物販を行ってくれていました。

ミューザ川崎シンフォニーホールはエスカレーターを一番上まで上がると、入り口。
全体的に新しいホールであるように思います。

構造は、とても大きなすり鉢状とでも呼ぶのでしょうか。
舞台を全周囲から囲むことの出来る形状はサントリーホールに近いものがありますが、
公式サイトではスパイラルと表現されるように、
席が緩やかなスロープ状を為していて、何とも不思議な感覚です。
1階席から4階席まであり、天井がとても高く、
上から照らされるような光源が素敵です。
これ、1階席に座っているのと4階席に座っているのと、全く感覚が違って、
同じコンサートを聴いても楽しめそうな気がします。
席間はゆったりという感じはないのですが、座ってみると視界の広さが素晴らしい。
結構気に入りました。

実はこのホール、残響を大事に設計されていて、クラシック向き。
指揮者の志村健一さんが仰っていたのは、ホール公式サイトに書かれているように、
世界的な指揮者の方々に絶賛されている、ということだったと思います。

さて。開演を待っていると、本日のMC、緑川光さんの声が聞こえます。
アナウンスも担当されているのですね。

その緑川光さんが登場。
「本日のスペシャルMC……、台本に書いてあるのでね、そう読みますけど、緑川光です」
ちょっと手探りのような、でもいつもの緑川光さんのような。
ちょっとだけ、観客としてもリラックス。

そして、ビジュアルアーツの馬場隆博社長、折戸伸治さん、指揮者の志村健一さんが登場。
最初にトークをしてくれます。
今回は20周年として銘打たれたコンサート。
最新ハードに移植された、人生のお勉強になる作品「CLANAD」のこと。
今回の選曲について、などなど。
馬場社長は今回のコンサート、1曲目と2曲目が好きだと仰っていたかな。
志村健一さんが折戸さんの曲をオーケストラに編曲するのは大変だった、とも。

トークが終わると、馬場社長、折戸さんはステージを降り、
1階席後方席に座りました。
場内から、そこに座るの?みたいな驚きが。

楽曲は、コンサート公式サイトに掲載がされています。

◆プログラム ※東京公演・大阪公演共通

『Kanon』より
 「朝影」「木々の声と日々のざわめき」「残光」「冬の花火」

『AIR』より
 「夏影(インストのオリジナル版)」「双星」「青空」「鳥の詩」

『CLANNAD』より 
 「汐」「は~りぃすたーふぃっしゅ」「馬鹿ふたり」「渚~坂の下の別れ」

『planetarian 〜ちいさなほしのゆめ〜』より
 「Gentle Jena -Starlit Night-」

『リトルバスターズ!』より
 「えきぞちっく・といぼっくす」「BOYS DON’T CRY」
 「魔法のアンサンブル」「雨のち晴れ ~instrumental~」

『Rewrite』より
 「ヒナギク」「Philosophy of ours」「旅」

『Angel Beats!』より
 「theme of SSS」「ガルデモメドレー『Alchemy』『Crow Song』『Little Braver』」
 「一番の宝物」

(プログラム・楽曲は予定のものであり、予告なく変更になる場合があります。あらかじめご了承ください)
このうち、「青空」「鳥の詩」をLiaさんが登場し歌唱。
「一番の宝物」をkarutaさんが歌唱しました。

登場されるのは分かっていましたけれど、
真っ白なドレスでLiaさんが登場した時、
既にオーケストラ楽曲と会場の雰囲気に浸りきっていて、
歌が来るんだ!と事前情報をすっかり忘れて身を乗り出してしまいました。
それくらい、オーケストラ楽曲、本当に良かったです。

そしてオーケストラをバックに歌われる最初が、「青空」。
歌い出しが印象的なこの曲は、開始数秒で涙を誘います。
そして「鳥の詩」。感無量です。
コーラスが良い仕事をしていました。そういう盛り上げ方か、と。
生歌は、やっぱり良いですよね。

Liaさんの白いドレス、karutaさんの青いドレスは、


休憩を挟んで頂いたのですが、これ、演奏家と観客のためのトイレ休憩時間なのだそうです。
その間トークを緑川光さんにして頂いたのですが、
みんなトイレ行ってねと勧める緑川さん。
そのトークがトイレでも館内放送で聞こえるというのがすごく良い環境ですね。
これもその一つでしょう。

その緑川さん。「リトルバスターズ!」棗恭介のお話をされていました。
「ゲームを見た人がアニメを見て違和感を持たせないように、
 守りに入っても、演じる側が感動しきってもいけない。それらを伝えないと」
 というようなことを仰っていたかと思います。
 つい聞いてしまうトークでした。


また、大阪公演では、新作「Summer Pockets」の楽曲もやりたいと、馬場社長が仰っていました。

若干席は空いているようですが、この分だと、
東京でも聞いたけれど大阪でも聞きたいと思う方がいらっしゃるはずで、
急いだほうが良さそうです。
まとめておいてありますのでこちらからどうぞ。

Key ORCHESTRA CONCERT2018の公式サイトはこちら


志村健一さんという方は、ゲームシンフォニージャパンなどで指揮を行われていて、
直近ではロシアでも公演されています。
本当にお忙しそうです。
で、気づいたのですが。
一礼して退場、入場をして一礼してまた指揮という、
小刻みに入退場されているように思ったんですね。
でもこれって恐らく、一作品ごとをしっかり区切って、かつ演奏者に称賛を、
ということなのだろうなと感じたのです。
だから事前に、見ていない作品を視聴して。
作品それぞれを大事にしつつ、ステージも演奏者も大事にしているんだろうと。
トークが終わる度に「ありがとうございました」と仰っていましたよね。


ピアノを演奏なさっていた梶田法子さん。
馬場社長が明かしていましたが、PS2のAIR持ってて、と。


後半もそうですが、やっぱりこのミューザ川崎シンフォニーホールという環境がすごく良く、
視界が広いので、演者と自分との間に遮るものがなくて、
とても浸らせてくれたんですよね。

浸ることができるのは、その作品をプレイした時の自分の気持ち。
それをこんなに、オーケストラという素晴らしい音圧で、
演者自らも経験した思いを出すように、こんなに真面目に演奏してくれる。

コンサート、すごく良いですよ。


アンコールは、
Liaさんとkarutaさんが歌う、『life is like a Melody~』「智代アフター」でした。
コンサートの終わりにふさわしいアウトロに仕上がっていました。