HULOTTEさんの「時間停止と不可避な運命」体験版2もプレイしました。
Hulotteさんの新作「出会って5分は俺のもの!時間停止と不可避な運命」、
体験版2もリリースされました。
が、体験版1と特段変更点は無さそうで、
シーン体験版が追加という形になっていました。
改めて確認したかったのは、この場面の是非です。
これは、黒瀬悠真がアトロポスウオッチと呼ばれる、5分間だけ時間を止められる懐中時計を、
本当にそんなことができるのか?と教室内で使用し、
止まっているならやってみたいのは時間停止にありがちな、
隣の席のクラスメイトの胸を触ってみること……と、試したところ、
触った対象、三井瑠璃が動き出し、平手打ちを受けてしまう。
時点停止中に触れた有機物は、自然法則に則るようで、
シャープペンシルは触れば重力に引かれるし、
人に触れている間は時間停止から逃れる。
条件も判明する……そんな場面です。
ここに変更がないかを確認していました。
そして、三井瑠璃の、この反応の理由が明かされていないかと。
最初にアトロポスウオッチを使う場面設定、
企画段階で決まってしまったのではないかなと思うんです。
主人公として認められる行動かといえば違いますし、
行動の理由を、AVや男子の夢、そして気になるからと理由を挙げていますが、
色々なことに冷めている設定の黒瀬悠真としては、行動が大胆に過ぎる。
どちらとも合わない。
なので、企画段階での着想なのではないかと思っています。それをそのまま企画者意向で盛り込んでシナリオに入っているのではないかと。
また、悪い印象にならないようSDを用意して軽減をはかっている。
では、黒瀬悠真の行為を許す理由が、三井瑠璃にあるのか、ですが、
この時点では好意もそこまで高まってはいないようだし、シーン中にも明かされてはいませんでした。
他ルートに行った場合には、尚更不明になりそうな気もしています。
使う気は無かったけど、日頃持ったことのない存在感から、懐中時計を弄んでいて押してしまう。
トラブルで三井瑠璃と肉体的接触、時間停止が解除されてしまう……。
巻き込まれて転んだとか、助けようとして触ってしまったのほうが、
まだ一気に解決できる、ポジティブに思える気もします。3回目プレイすると、こんなにも引っかかっていたのかと自覚されてしまい、
ちょっとびっくりしています。
こういう引っかかり、池上茜さんキャラクタのものでは見たことが無かったので、
より違和感として残っているのかもしれません。
また、ヒロインのかわいらしさが目白押しだった「~ヤバい。」シリーズと違って、
今回の体験版でも、ヒロインの良さみたいなものがどうにも出し切れていないようにも。
例えば「神ヤバ」では、麗は絶対最後かわいいやつだと体験版時点で思っていましたし、
このポジションが最後かわいくなるのは、「~ヤバい。」シリーズの方程式ともいえて、
「嫁ヤバ」でも希里乃はすごくかわいらしかった。
かと思えば、他のヒロインも可能性がたくさん示されていて、
かつ製品版でその通りだったという、予想通りなのにそれが嬉しい作品たちでした。
そういう意味では、この作品は予想外を楽しむべきなのかな、とも感じています。
ある意味、みんな狙っています。黒瀬悠真と一緒にいたら何か違うかも、と。
今作、池上茜さんのキャラクタデザインは、特に手の動きが気になっています。
立ち絵において、手をどう表現するのかは、
大事なキャラクタにつながる表現だと思うのですが、
例えばこの山吹ノアの手の表現。
意外にしっかりしているというか、
依存性の少なく確固としたものを持つ性格なのかなと感じました。
実際にどんな性格になっているのかは、何を喋るか、どんな行動を取るのかだと思いますが、
紅林花音もそうですけど、腕の動きに注目すると、しっかりした印象に思えますよね。
性格もその通りだったら、カチッとハマって良いキャラクタなっていそうです。
どうなっているのか、楽しみなところです。
何よりも。5分止められることがヒロインに知れ渡ってしまって、
かつ、5分って何もできないと思える微妙な時間です。
それが活躍してこその時間停止ですから、
痛快な展開に期待したいところです。
ただ、最大級に気になっているのは。
今作品からオンライン認証が実装予定といわれていましたが、
その認証が、決定したようです。
DMMGamePlayer必須、と。
(DMMではソフト電池ランタイムが必要と記載があります)
これが一番のネックですね。
これだけで予約を辞めようかと考えるほどです。
2018年10月26日(金)発売予定です。
気にならない、DMMを既に利用されている方には、
パッケージではなくダウンロード版がおすすめです。