でぼの巣製作所さんの「神楽黎明記~舞歌の章~」感想です。

2018年11月発売作品。

でぼの巣製作所さんの「神楽黎明記~舞歌の章~」は、
ローグライクRPG、神楽黎明記の8作目。

前作は「神楽黎明記~莉音の章~弐」と、メインヒロインが再登場したのですが、
8作目で新キャラクタが投入されました。

雉杜神社で退魔巫女を指導する立場にある遠野舞歌が、
退魔巫女としての依頼を受ける。
近隣の神社が次々襲われており、しかもその神社は退魔巫女所縁のものばかり。
手掛かりとして妖気を宿した石を持ち、舞歌は調査に赴く……という導入です。

それでは感想です。
ネタバレは多めです。


新キャラクタの舞歌。良かったです。
これはもう、体験版の印象、期待通りでした。


まず、攻略について。
前作あたりから、難易度が少しずつ上がっているように感じます。
黎明記シリーズは要素が追加され続けていて、新たな驚きがある形です。

とはいえ、前作から今作にかけては一段落。
慎重に進めていけば、適度な難易度でダンジョン探索ゲームを楽しめます。

kr14

黎明記シリーズは、厄介なのが敵が状態異常を与えてくることだと思うのですが、
今作では疫病神が居るため、特に注意が必要です。
毒、混乱、眠り、痺れ……複数の状態異常を与えてくるので、
防具と首飾りとで二つは回避できるようにして、
受けても良い状態異常を選択していくしかありません。

かと思えばサトリも居り、盗み守りがあったほうが攻略しやすかったりもします。

罠以外で錆びを与えてくる妖怪は居ないので、錆守りは使いませんでした。
強い毒を与えてくる妖怪も居るのですが、毒守りも使いませんでした。
(でもうっかり魔界の禁断果実を食べてしまって……)
フォローできない状態異常対策を、どこかで取りながら進めるしかありません。
kr15

妖怪は早めに捕縛して育てていかないと、今作はどうにも厳しいです。
なかま妖怪は戦力であり盾です。
今作では珍しく、ボス戦でもないのになかま妖怪が何度も倒されました。
待ち伏せの罠や落とし穴で敵に囲まれたわけでもないのに。

なので、鑑定の符、帰還の符、癒やしの符は必携。
それと、何故か食べ物が少なかったので、木の実なども持ってダンジョンへ潜りました。


今作のボスは、体験版でも出てきた火車と、サトリ。
そして最下層のボスは九尾です。

火車は問題なく。
サトリはときどきカウンターもありダメージを負いやすいのですが、
読心対策に手裏剣を拾っておいたので、苦労はしませんでした。

問題は、やっぱり最下層のボスです。

九尾の攻撃は、通常攻撃で痺れ、沈黙、睡眠を与えてきますが、
体力が半分以下に減ってくると技を使い始めます。

恐ろしいのが、装備品を吹き飛ばす「罠縛り」。
罠をマップ上にばらまき、さらに装備品がサトリの読心で弾かれたような形になります。
装備品がどこに行くかはランダムのようで、なかま妖怪が踏んでいたりします。
kr16
拾うのに移動する。装備する。最低2ターン消費してしまうんですよね。

状態異常を与えることは可能なので、
なかま妖怪にした人魚や八目鰻、疫病神などの状態異常、痺れ、毒、睡眠が活躍します。
それでも治癒の符があったほうが安全です。


もしかしたら、今回難易度高いなと思ったのは、
良い武器が出てこなかったからなのかもしれません。
戦国無双とか獣ノ槍とか、補正の高いものが出ず、隼風を使っていましたから。
これにクリティカル付与の符が出てこないかなと期待していたのですが。

一番よく分からないのが、解放のための妖力集め。
これって地道に戦い続けるしかないんでしょうか。
妖力300集めるってすごく大変だと思うんですが。

kr13
さて。
肝心のヒロイン、そしてシーンですが。

音声も、声に出している部分と、思っている部分に変化をつけ、
エフェクトを掛けたり演出もなかなかです。

デザインも良く、舞歌の設定、年上であり、年齢的に興味が強いこともあるからか、
かなり責められていて、なかなかです。
興味があるにしても、責められて翻弄されているのが良いですね。

というかですね。
風鈴みすずさん、良い声ですね。
そして、上手いです。
火車の炎に焙られて、自身の熱が徐々に上がっていく、前と後の演じ分け。
化け蛇の責めを受けて、呆然となるところ。
何か、変化付けを大事に演じていらっしゃるような気がします。

人魚のシーン、ついに初登場時を超えた気がしています。
シナリオも良く、うまく責めているし、舞歌の声も良い。
(あとはビジュアルによるフォローがもう少しあると素晴らしいのですが)
(例えば、人魚の頭を引き寄せるように手を伸ばしてしまうとか、足を絡めるとかね)

でも、だからこそ、妖怪エンドを中毒とすると、その一歩手前くらいのシーンが欲しいです。
シーン2回目は大分派手になってきていますが、
舞歌の応じ方も、もう少し派手でも良いと思うんですよね。
それか、シーン3回目を用意して貰うか。
欲張りだとは思いますけど。

出来れば早く、「舞歌の章~弐」が登場して欲しいところです。


ダウンロード販売もあります。
12月17日(月)まで、キャンペーン価格で¥2,160で販売されています。



#追記
妖力300獲得しました。なかま妖怪ひとつだけですが。
kr17
探索が安定してきたのですが、戦国無槍の閃つき(クリティカル付与)されているものを武器に、
痺れと混乱の対策を巫女服と首飾りで取っています。
これで疫病神対策としました。九尾も近い状態異常を放ってきますし。
睡眠と毒は対策せず、サトリの読心へは、手裏剣を投げて解除しました。
それでも、タミフリンDX、帰還の符は常備しています。

妖力の獲得は、ボスや突然変異を倒すと5ポイント以上得られますが、
ダンジョン内で遭遇する通常タイプの妖怪では1ポイント得られたり、得られなかったりします。

ですので、これを300まで集めるとなると、結構な周回をしなければならず、
公式サイトでやり込み要素と書かれている部分がこれだとすると、ちょっとどうかなと思ったり。

でも、落とし穴に落ちた先、妖怪の巣でもないのに、
警報の罠に掛かったわけでもないのに、これだけ集まっていますからね。
kr16
火車は、妖怪を盾にしようとしても、飛び越して火炎を放ってきますし。
意外と威力も強めです。移動速度も速い。
今回は、登場妖怪の組み合わせが良かったのかもしれませんね。
攻略難易度が高めだったのは、そこが理由だと思います。