SONORAさんの「僕の未来は、恋と課金と。」体験版プレイしました。

新ブランドSONORAさんのデビュー作は「僕の未来は、恋と課金と。」。
”廃課金者ラブコメ”。

貯まった軍資金で、人生初のスマートフォンを手にした有馬恭也のところへ、
すぐに友人たちからメッセージが来た。
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「でねでね有馬~、カフストやろ、カフスト☆」
「歴代CUFFS作品のヒロインたちが、戦い、冒険し、そして愛を育む冒険活劇である!」
友人が誘ってきたのは、ソーシャルゲームというやつだ。
四つの勢力が覇権を争う……そんな物語の、基本無料タイプのゲームだった。

「今夜は眠れないこと間違いなしよ、保証する!」
課金に関しては慎重な姿勢を持っていたが、そんな友人の言葉通り。
課金しなくてもかなり遊べてしまい……気付けば朝になっていた。
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有馬恭也が寝不足のまま学園に行くと、友人から自己紹介文の設定をしていないことを怒られた。
カフストは、コミュニケーションツールとしての側面があるようで、
地域マッチングという機能があるらしく、近くに住むプレイヤーへの支援要請ができたり、
ギルドメンバーも近所のプレイヤーが組み入れられやすいのだという。
この日、ギルドメンバーが4人も増えたが、この4人は、エリア内かもしれないのだ。

翌日、友人が新たな話題で盛り上がっていた。
レアキャラクターがガチャに再登場する予告があったのだ。
友人は当てるまでガチャを回す気のようだったが、有馬恭也は昼食を優先した。
パンを買って穴場の屋上へ来ると、声がした。

「次、回せば出る! たぶん絶対きっと――出るからあぁぁぁぁっ!!」
気合いを感じさせながらスマートフォンを握っているのは、
クラスの優等生、綿谷梓だった……。
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体験版は、591MBでした。

原画は、にろさん、ナイロンさん、紅林のえさん、maruiさん。
SD原画は、瀬之本久史さん。
シナリオは、秋月ひろさん、桜城十萌さん、東雲和也さんです。
グラフィックチーフはミニョンさん。


まず、システム面。
とにかくCUFFS系列のシステムは便利で、親切です。
無いのは恐らくボイス登録くらいで、セーブファイルも最大数用意されています。
気になるな、かわいいなと思うとセーブしてしまうため、
体験版でもBOOK2のPAGE9が埋まっていますが、作品のタイプに向いているのかもしれませんよね。

ただ、珍しくバグがあります。
コンフィグ画面で鳴瀬拓人の音声テストが、ボタンを押しても出ません。
と思ったら、システム音声設定がオフになっていました。
どうやら、通常音声のチェックボックスと、システム音声のチェックボックス、
どちらか片方のチェックが外れていると音声テストも出来ないようです。

また、梓のものですが、セリフと表情差分が合ってないところもありました。
もしかしたらちょうどいい差分が無いのかもしれませんが。

珍しく設定ミスはありまsが、このシステムを使った演出的は本当に素晴らしく、
ちょっとしたところに気を遣って表現してくれているんです。

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例えば今作の場合、スマートフォン向けゲームですから、
ネット越しの会話をすることがあります。
この表現を、わざわざテキストウィンドウを変えて表現してくれています。
括弧のテキスト表記を変えるだけに留まらない。

その他、ガチャによってカードを引く前の演出が、妙に力が入っています。
これ、ガチャがあるゲームだと、実際そうなっていますよね。

一方で、選択肢です。
絶妙な選択肢になっているなと感じたのが、これ。
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主人公は、これまでガラケーを使っていて、働いて溜めたお金でスマートフォンにした、
堅実着実型。
友人の鳴瀬拓人も言っていますが、誰かにお金を借りるという選択をしない。
機種変更初日にCUFFS Story'sを教えられ、ついプレイしすぎて徹夜のまま学園へ。
辛い状態のままバイトをこなし、やっと帰宅した……という状態で、この選択肢。
生活がガラッと変わり、つい次の日も起動してしまいたい……となるのか。
それとも、疲れて眠ってしまうのか。
機種変更用パスワードというものの価値が分かっていない状態ですから、
つい先延ばしにしても、責められることは何もありません。

ただ、この選択肢。片方はバッドエンドなんですよね。
そちらでも物語が展開しても良かったかもしれませんが、”廃課金者ラブコメ”ですし。
あまりプレイしないタイプのヒロイン、居なさそうですし。

というわけで、架空のソーシャルゲーム「CUFFS Story's」を扱った作品です。
CUFFS系列の過去作品をプレイしたことのある方なら、おっ、と思ってしまうカードばかり。
用途もキャラクタに合った記述があったりして、嬉しくなりますね。
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困っているところを助けてくれる。
うんうん、「ヨスガノソラ」依媛奈緒はそういうキャラクタでしたよね。

かと思えば。
黒うさの声。白波遙さんです。素晴らしい。
持ち主と似たような声をしていますね。
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「運命は変えられる。縁は巡り巡って、回り続ける」
この声でヨスガといわれるとですね……。


さて。体験版では、友人に誘われたソーシャルゲームのギルドメンバーが、
期せずして、有馬恭也の知り合いばかりだった、ということが判別します。


「ガチャのあの、引けるか引けないかわからないドキドキ感にも……結構、嵌まっているかも」
綿谷梓(さくらはづきさん)

優等生。よく先生の手伝いをしており、休憩時間やお昼休みが潰れている様子……だが、
実は隠れてソーシャルゲームをやっている。
ゲームの体力回復やガチャのタイミングを逃していない。
課金もするがとにかくお気に入りを育てる練度の高さがある。
家庭が厳しいのか、予習復習やった上でカフスストーリーズをやっている。
そのため、ログイン時間は遅め。
ユーザーネームのネフライトは、12月13日の誕生石から。
西園寺菜々とはとても仲が良く、菜々のこともソーシャルゲームに引き込んだのは梓。
だが、菜々は何かと危なっかしく、二人でいるとブレーキを掛ける側に回る。

指定なのか演者さんの腕なのかはわかりませんが、
好きなことは早口、になってしまったりするところもあります。これも素晴らしいですよね。


「あのね、カフストっていってね、出てくる子たちがみんな可愛いの」
西園寺菜々(森谷こころさん)

コンビニに課金用のウェブマネーカードを大量に買いに来るお客さん。
ちなみに、1回当たりの購入額は、有馬恭也の1ヶ月のバイト代に迫るほど。
親が富豪らしく、何でも買い与えられていたため無欲になっていたが、
ソーシャルゲームではいくら課金しても手に入らないことがあるため、嵌まっている。

危機管理能力が乏しいように思えるところもありますが、
それは菜々から見ると、保守的な綿谷梓の背中を押すための行動でもあるようです。
梓は、自分から何かをしようとしたのはカフストが初めてらしく、
ギルドに入ろうと言い出したのも菜々から。

この、おっとりしていそうな雰囲気の菜々が、ものすごくしっかりと友人のことを考えている、
きっかけなどを大事にしようとしているところは、すごく意外性がありました。
だからか、結構気になるキャラクタになっていますね。



「年上を突然ときめかせないでよね、まったくもうっ」
間原汐(春乃いろはさん)

有馬恭也と同じコンビニでアルバイトをしていたお姉さん。
いつもシフトより時間前に到着し、5分前にタイムカードを打刻するしっかり者。
有馬恭也のことは、頼りがいのある後輩として認めている。
誘われたわけではないが、紹介されたこともあって気になったカフストをやってみることに。
教職を目指しており、シフトを減らす予定だったが、
恭也たちのクラスで教育実習を行うことになった。

体験版ではエプロンを上に来ていたのでわかりませんでしたが、
この紹介ムービーだとタンクトップと分かります。
バレーボールに青春を捧げたからこそのスタイルなのでしょうか。

春乃いろはさん、どちらかといえば年下風の役で多く観ていた印象ですが、
このお姉さん役、かなりはまっていますね。
お姉さんなんだけれど、柔らかい甘みが感じられるところが、好マッチ。


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「――すごい! こんなバトルだったんだぁ……」
朝森みつき(白野みゆきさん)

”人気絶頂、神対応、地上に降りたエンジェル、現役学生アイドル声優”と呼ばれることもある。
実際、登校するとファンが列を成しているが、それにきちんと挨拶を返していく。
今期のアニメーションのメインを多く張り、カフストにも出演している。

ゲームのプレイも、ギルドも、オフ会も。
以前から興味があり、やってみたからこそ分かる楽しみ方を見つけていくタイプ。


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「有馬がひとりでハーレム状態だったからさ? うらやましくって!!」
北見莉央(小鳥居夕花さん)

……という邪な理由でオフ会を企画する、有馬恭也の友人。
恭也をカフストへ誘った張本人。

何より小鳥居夕花さんです。
テキスト表記を超える、ビジュアルに即した演技ができる方だと思います。
というより、演技によってビジュアル指定が引き出されたというのが正しいでしょうか。
「ちょっ!? あたしは、あたしは~!?」のところなどは、正にそれ。
朝森みつきが有馬恭也にだけ好意的な感謝を述べている、その反射的な演技が素晴らしいです。
これに合わせて、立ち絵を細かく動かしているのかなと。

最初に有馬がスマートフォンを買った後、即メッセージくれたところもかわいいですよね。
「はろはろー♪ 有馬だよね?スマホ買えたんだ?」
この一節の感情表現からして、素晴らしいです。ボイス登録したいくらい。

私服もかわいいですよね。自室用と、お出かけ用の私服どちらも。
他のメインヒロインたちと立ち絵を並べても、ほら。全く見劣りしません。
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ただ、本人は可愛いものが好き、集めたい。
だから河合あつめというユーザーネームを名乗るくらい。
これをどうやって振り向かせるのか……ですね。
長らく友達をやっていたようなところもありますし。
ええ、体験版に入っていたムービーからすると、ルート自体はあるようですよ。


CUFFS系列作品をプレイされた方なら、カードゲーム部分だけでも充分に楽しめるし、
ヒロインキャラクタが居る画面を見ているだけで十二分に楽しい。
ただ、気になるのは、どんな形であろうと時間軸が動くので、
これから先、エンディングはどうなるのか……ですね。

そして、それに即したボリュームがあるのかどうか。
納得できるものが待っているといいなと思います。
今のところ、ガチャは未来を手に入れる何かにはなっていないのですが……果たして。

#追記 ルートに入るために特定カード所持していることが必要なのだそうです。

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今日のところは「夏ノ雨」宮沢翠が引けたので終わりにします。
(とにかく引きたいばかりに選択肢へ戻る→ガチャを引く
 →右クリックで演出をスキップと繰り返してしまいました)


特別限定版は、サウンドトラックCD、マキシシングルCDのほか、
ビジュアルファンブック、アクリルクリアスタンドが付いています。


初回版はサウンドトラックCDのみが付属します。

2018年12月21日(金)発売予定です。