みなとカーニバルさんの「和香様の座する世界」体験版プレイしました。
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みなとカーニバルさんの新作は「和香様の座する世界」。

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葉倉で学生をしていた梅園遼河は、困窮していた。
暮らしていた祖父が亡くなり、葬儀無用と遺言を遺したが、
そもそも葬儀代を用意出来なかった。
両親は失踪していたし、親戚づきあいもなく、国の制度も頼れない。

唯一、ある神社の氏子総代を務めていたようで、社が残っていた。
海の神を祀る、海鳴神社という名前はあった。
ボロボロな社を直せはしないが、ある程度きれいにしようと掃除を始め、
夜になったので、掃除終わりついでに拝んでみた。
「誰か暇な神様がいたら、どうかうちに来てください」

その日の夜、寝ていたら水音がした。
遼河は気付けば境内の井戸のところにおり、波音と潮風を感じた。
けれどそんな近くに海はない。
そして目の前には小さな鳥居があった。
その鳥居は幾つも幾つも連なって、遼河の意識を引っ張るようにしながら、くぐらせる。
変だとは思うが、歩みが止まらない。

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そして鳥居がやっと途絶えた洞の奥。
岩に打ち付けられた女の身体があった。
顔が鉤で岩に縫い付けられているようで表情は全く分からないが、全体から神々しさは感じる。
……同時に、寒気もする。

――コレヲヌケ。
意識に語りかける声に応じるように、鉤を引き抜く。

抜いた途端に遼河は気付く。
この鉤は封印で、自分は操られてしまっていたのだと。
襲ってきた相手から這々の体で逃げ出し、社まで戻ったところで反撃してみたら、
気絶させてしまった。
少し悪いことをしたかなと後悔した遼河は、居間に運び込む。
言葉が通じなかったが、カップ麺を与えたり、テレビを見せたりしていたら。
人外の風体でなくなり、ギロリとした目つきも収まった。
「いったいあなた……何なんですか」
「見てわからんのか?神だが」

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原画は、みこしまつりさん。
企画をタカヒロさん。シナリオを田中ロミオさん。

誰が書いても同じようなテキスト、シナリオになるのはすごいですね。
統合、統一しているのでしょうか。

遼河の手によって解かれたのは、ワカ(さくらはづきさん)と名乗る神。
天津との戦いに敗れ、永らく封じられていた。
なので、現代感覚がなく、見るもの知るもの興味を惹くものばかり。

祖父のタンスに何故かあった制服を与えると、サイズはぴったり。
何故か角も消えます。
テレビ、外出などをするうちに、ワカは気付きます。
「これが今の世か」
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全て様変わりし、天津どころか神は居らず、人の世であることを。

一瞬落ち込んだ様子を見せたものの、
当時、一緒に戦端にいた妹の琉々葉を探すよう、遼河に依頼します。


さて、ライトノベル並みかそれより早い展開で、どんどん進んでいきます。
神様姉妹のお世話をするADV、なのですが、
その神様姉妹は体験版で割とあっさり封印解除、合流します。
今後追加があるのかも知れませんが、シールもかなり集まってしまいます。
(シールが集まると江ノ島近辺の伝説を読むことが出来ます)
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実際にその土地にある伝説と、登場人物を組み合わせたところは面白いと思います。

べんてん(神代岬さん)が語ってくれる江ノ島の興りは、
和香の知るものや、遼河の知っているものとも少し違う。
そして、江ノ島が消える現象もあり……。

ここから、体験版冒頭にあったような、和香を主体にしたもののけ退治へ移るのだと思います。
そのためのサーチ、アナライズ。遼河の役割。
それによって、和香の妹、琉々葉を見つけていく。

でも、その先が気になるかというと、
体験版で大体満足できたこともあり、良いかなという印象です。

選択肢を誤ると、ゲームオーバーという進行不可を差し込んでいることで、
ゲームらしくなっています。
シール集めもそうですよね。選択肢を総当たりするためのもの。
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システムといえばそうなのですが、称するほどではないかなという印象です。
それだったらADVでなくもう少し遊べる作品だったら良かったかもしれません。

ヒロインやキャラクタの魅力でなく、
この物語はどうなるんだろう?という引きがあるのです。良いですよね。

が、ステップが相当に速くて、プレイして納得できるか分からないんですね。


出演されている声優さんの配役は素晴らしいですし、
みこしまつりさんのキャラクタデザインって、男性もかっこいいなと思うのです。
(稲倉さん……というより遼河のイベントCGなどがすごく良いです)


気付かなかったのですが、発売は相当先。
気分が変われば予約を検討したいと思います。

2019年4月26日(金)発売予定です。