SMEEさんの「Sugar*Style」体験版2もプレイしました。

SMEEさんの新作「Sugar*Style」体験版2こと正式体験版がリリースされました。

前回のプロモーション版では分からないところも、段々と伝わってきました。
ss9

導入は、波乱ながら専門学校に進学できた織部一季が、
叔母の経営する寮に入るところから始まります。

しかしその寮は、これまで女子しか居ない。
さらに入寮者にも伝達がされておらず、ハプニングの連続。
第一印象は悪い状態。
「俺は悪くねえ!!」
そんなことを言える織部一季はすごいですね。

違う場所から引っ越してきたため、同じ専門学校へ通うとしても、
どのヒロインとも初対面。
しかしながら、織部一季がいつものSMEE主人公タイプで、
引っかき回す形で、女子たちの垣根を越えていきます。

そのためあっさり仲良くはなれるのですが、そこからどうやってさらに仲良くなるか、
そして、誰と仲良くなっていくかは、プレイヤー次第というところでしょうか。

全員に酷い顔をさせてしまっていますが……。
ss10
体験版は、1.14GBでした。

体験版は、プロローグを観る、ヒロインのピックアップを観る、
いちゃいちゃイベントを観る、ムービーを観るの4つに分かれておりますが、
すみません。いちゃいちゃイベントだけはプレイしておりません。
残り3つだけでもう、大満足なんです。
このいちゃいちゃイベントは、製品版まで取っておこうと決めました。

SMEEさんがこの作品で提供する、恋愛ってどんな風なのか。
どんなヒロインなのか。
決して長くない体験版なのに、もう大満足です。

既に製品版の予約はしておりますが、買い決定ですね。

確かに、申し訳ないのですが、グラフィック部分の力は、過去作の他原画家さんと比べると、
秀でてるとは言い難い。
ですが、設定や、何をどうセリフで表現すれば魅力的なキャラクタになるのか、
流れをよく考えられていて。
そして、声優さんの良い配役。
しっかり整えれば、ヒロインは魅力的になるのです。すごく惹かれています。
今後どうなるのだろうって。

最初に登場する皆見真央に、笑いながら良い子だなと惹かれ、
これが一番良いヒロインかな?と思っていたら。
楠木晴が登場し、この子の健康的な魅力も強い。
この二人がツートップかなと思っていたら、
森角初楓の家庭的で優しいところが伝わって。
隙の少ない冬月かなめが見せる一面についほころんで見てしまう。

つまり、ヒロイン4人がそれぞれ魅力的すぎて選べないのです。
うん、過去作もプレイしていますが、こういうことは珍しい。
体験版時点で全員良いと思えるとは。

それぞれが夢を持っていたり、夢を探そうとしていたり、
未来について、これからについて何か考えたり悩んだりしている、
目指そうとしているから、一本筋の通った魅力になっているのだと思います。

これは本当にコンセプト通り。

多分、シーン自体はあったほうが良いのだけれど、体験版時点の、
その気持ちで繋がるまでの時間が、とても良い表現をされているんですね。

ss11

食事のCGを入れたのは、森角初楓のためにも有効です。相当な説得力が出ています。
普通に「うまい!」セリフを表示するだけよりも、
画面のこちら側にも、こんなもの作れるんだ、というのが伝わりますよね。

これまでの作品も良かったですが、よりパワーアップを実感できる体験版でした。
これは好みに大ヒットです。

正直、ヒロイン同士の絡みは別に求めていなかったのですが、
主人公に向ける言葉と、それ以外の会話の差が実感できるという意味はありますね。

ヒロイン四人が素敵なだけでなく、サブヒロインの椿薫(花宮ひかりさん)や、
宮前笑里香(真宮ゆずさん)もかわいいというのがすごい。

ただ、すごい、だけ書いていても伝わらないので。
メインヒロインのうち一人だけを紹介しておきます。
(でもそのヒロイン一人を選ぶのが大変な苦労でした)

ss12
「自然を満喫~とか、キミ全っ然似合わないね!」
楠木晴(南波みみさん)

テニスを3歳からやっており、将来はテニスに関わる仕事に就きたいと考えている。
練習は、日々のランニングから。朝は山一つ向こうまで往復してから朝食。
夜も練習が終わってから軽く走り込むなど、とにかく努力を惜しまない。
ただ、教えるのが下手な感覚派。
そのくせ、人間関係は空気を読んだり、相手のことを気遣ったりするタイプ。

何かに夢中なると他が気にならなくなるのか、無防備に距離感が急に近くなったりする、
無自覚で相手を惚れさせてしまうような魅力を振りまくことも。

女の子らしく居たいと思っており、運動バカだとも思われたくないし、
筋肉質すぎるとも思われなく無い様子。
ファッションにも強い関心がある。

もう冒頭のセリフから魅力満載なんですよね。メチャクチャ爽やかに言ってくる。
馬鹿にしているわけでなく、むしろ距離感をあまり感じさせない一言なのです。
こんな楠木晴の最後が、どんな風に締められる物語になっているのか、すごく気になります。
女の子で居たい気持ちと、こうなりたいという希望のバランス。

こんな女の子はどうだろう?こんな関係はどうだろう?
魅力的な女の子たちは、本当にヒロインと呼ぶべき存在。
体験版時点で既にそれを成立させているのは、本当にすごいと思います。


BGM、何気に今回も良いんですよね。

そして、この曲ですよ。

『DAY BEFORE MEMORY』
また素晴らしい曲を差し込んでくれました。
isleさんが歌い、永原さくらさんの歌詞に、マグナム三郎さん、ねいびーさん作曲、
アレンジを大仏太郎さん。SONO MAKERSさん良いですよね。
前作「Making*Lovers」でも素敵な曲を聴かせてくださったことを覚えています。
SMEEさんもそろそろライブやってほしいと思いますね。


初回版では、オリジナルマキシシングルが付属します。

2019年1月25日(金)発売予定です。

ダウンロード販売もあります。