CRYSTALiAさんの「絆きらめく恋いろは-椿恋歌-」感想です。
CRYSTALiA『絆きらめく恋いろは-椿恋歌-』応援中!

2019年1月発売作品。

CRYSTALiAさんの「絆きらめく恋いろは-椿恋歌-」は、
”近未来カタナ学園活劇ADV”の続編。

歴史を携え、現代で刃道というスポーツになった剣の道。
それを学ぶ叢雲学園で、名門朱雀院の娘、椿と共に歩む道を選んだ刀鍛冶の三城刀輝。

本島でのデートの帰り、カグヤと名乗る女の子の気に当てられ、
椿は昏倒してしまう。
次の日、椿の頭には化妖めいた耳が……という導入でした。

それでは感想です。ネタバレ強めです。
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続編という触れ込みでしたが、やっぱりファンディスクです。
長さ的にもそうだし、「絆きらめく恋いろは」本編とは別な展開が見られるのもそうだし、
けれど、そこに全くの不満はなく、期待しかありませんでした。
プレイ時間の長短よりも、納得できる流れとエンディングがあれば、
それで良かったんです。

全体的には、不満が残る形になっていると思います。

簡単にいえば、良くない劇場版であったり、特番であるような形になっているんですね。
時間制限が決まっていて、そこで盛り上げを作ったり、見に来てくれるための引きを作ろうとして、
時間制限だけが優先されている状態です。

その不合理をキャラクタが引き受ける形になっていて、
キャラクタが魅力的に見えなくなってしまっています。
体験版の時から感じられたのですが、これは皆が魅力的に思う主人公なのか、
そして、剣士の視点を損なっているのではと疑問が付きまといます。

そのほうが面白い場面になるとは、とても思えなかったのです。

最後に、朱雀院椿を取り込もうと、カグヤの心を暴いていくのですが、
予兆は提示されていたものの、唐突で、ああ、そうなの?という気分で見ていました。
九尾らしくて良いのかもしれませんが、そこまで深く嫉妬があったとは思えないし、
知られたら三城刀輝に嫌われるというのが弱点とするのは、
何よりこの場、最終決戦にふさわしいものだったかといわれると首を傾げます。

また、せっかくの裏炎姫が、なんだか分からない。
全体的に、ビジュアルとTipsに頼りすぎていたように思います。


インストールに関する修正ファイルが出ています。
余裕がないのはわかります。
ですけど、購入者がプレイする前に必ずやる、インストールテストくらいは、
しっかりして欲しかったです。

また、音声がおかしいこと。
体験版を1回プレイしたら分かると思うのですが、それも修正されていないままです。


とはいえ、それでもビジュアルは素晴らしいです。
ぺろさんは本当にすごいですね。
ヒロインは魅力的に描ける、男性キャラクタは格好いい、SDもかわいく描ける。
ラストの礼装刀輝は素晴らしく格好良かったですね。
kk8
そしてアミューズクラフトさんは、彩色も良いですよね。
ハイテク素材を描いても、鍛冶場を描いても、チープなところが全くない。
刀の見せた方も上手いですよね。そのまま持たせられる形で表現して、
格好良く見える視点を取っている。

良質ビジュアルで作られた、千石葵(麻黒ほんさん)とのエクストラシーンは、
確かにこんな話はありそう……とは思うのですけれども、
もうすこし葵のかわいらしいところを引き出して欲しかったなと。

そう考えると、朱雀院都子(野々村沙夜さん)と、ハーレムのシーンが良かったかも。
都子さんはそうだろうなぁ、というのと、全員から好意を向けられる刀輝がうらやましいこと。
やっぱり前作ヒロインはみんな魅力的で、
上和泉桜夜は正史なのかと思うほどだし、藍原しおんはかわいいままだし、
シアも手元に置いておきたいくらいだと思えました。

あと、今作の流れからか、あっても良かった銀杏田萌生菜と、東雲ひばりは、
エクストラシーンがなくて少し残念に思いました。

まだ今後も展開しそうな気がするので、そこに期待しましょう。
上和泉桜夜や藍原しおんの物語も、歴史深くて面白そうですよね。
フリージア本家の近未来中心物語も合って良いですし。




単体版ですが、ダウンロード販売もあります。