あざらしそふとさんの「アイベヤ」感想です。

2019年2月発売作品。

あざらしそふとさんの「アイベヤ」は、
家がリフォームをしている間、風見琥太は、
隣の幼馴染み、速水綾希の家に同居することになる、そんな物語です。

それでは、感想です。
ネタバレは、少しだけあります。
10

周囲の人が非常に良い人で、二人がくっつくものと思っていて、
そのためにあれこれ手を貸してくれて。
お互いの気持ちはそこまで出来上がっていなくても、
周囲のお陰で気持ちを醸成していくのです。

例えば、二人の母親は、どうして同居させようとしたかといえば、
二人をくっつけようとしたからで。
そのためにリフォームをしようとするのもすごいですが、
都合良く旅行したり、リフォームを延ばしたりと、徹底しています。

恋愛の相談に乗るだけでなく、ちょっと上手く話せなくなった二人のために、
みんなで遊びに行くのに、二人を組ませ、会話させようとしたり。
本当に周囲に見守られている二人の恋愛。

なので障害のないまま進んでいきます。

しかしそれは、ある意味、味が少ないこと。
これ、背景は「アイカギ」と同じようですし、地方なのかなと思うのですが、
その場所についてのエピソードも少なすぎるんですね。
情報が少ない。
だからイメージが全く付かない。膨らまないんです。

写真の設定も活かされておらず、冒険家の設定も何故出したのか分からないほど。

ロープライス作品であるためか、ダイジェストのような印象が付きまといます。

この作品に限らずなのですが、ヒロイン一人を産み出すのって、大変なことだと思うんです。
だから、もったいないな、って感じます。

日頃の速水綾希をもっともっと味わうことができれば、
もっともっと好きになれたと思うのです。

ラストは、今着せてしまうのがもったいない衣装ですよね。

CG枚数は思ったよりも多くてびっくりしました。
おりょうさん原画のグラフィックは良かったと思います。



アイベヤアイベヤ