あざらしそふとさんの「アイカギ2」感想です。

2019年4月発売作品。

あざらしそふとさんの「アイカギ2」は、”自堕落幼馴染とイチャラブ同棲ADV”。

天戸悟が、休んでいる幼馴染みの皇綾乃の様子を見にいくと、
新学期が始まったことすら気付かず、アニメとゲーム漬けの生活をしていた。
そのことで、皇綾乃の親は一人暮らし継続の条件を出す。
病気以外で遅刻欠席しない。次のテストで90点以上取る。
「ああ~もう大ピンチだよ~生きていけない~!」
自由な生活を満喫していた皇綾乃は、妙案を出す。
「私の家庭教師兼監視役として、ウチに泊まってもらっていいかな?」

それでは感想です。
ネタバレは、ほぼありません。
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うん。すごく良かったです。

ぎん太郎さん×もみあげルパンRさんコンビはすごく良いのではないでしょうか。

何が良かったかといえば、恋愛部分です。
きちんと段階を経て、恋に至っていると感じられるのです。

朝が弱くて起きられない、成績アップを要請されて困っている、
そんな皇綾乃が考え出したのは、
勉強を教えてもらえる家庭教師と、朝ちゃんと起こしてもらえるハイブリッドルームサービス。
思いついたら即電話して、親の許可を取るあたり、恥ずかしいとか照れとかは一切見せていません。
「やったー! これで私の生活は守られたも同然ー! 勝ち確ー!」
と叫ぶくらいですから、自分の娯楽生活維持だけを考えていたのは間違いない。
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お互いに、親同士の仲が良いことはあるものの、話すのも久しぶりな間柄。
こんな感じだった、という記憶はあるけれど、
学園では猫をかぶっている皇綾乃と天戸悟は、すれ違う程度。
昔は一緒に遊んでいたこともあるけれど、皇綾乃は自宅でアニメやゲームにハマり、
天戸悟は家の定食屋の手伝いと勉強。生活と志向性が違ってしまっています。

最初の段階は、こうなのです。

なので、始まったのは同棲生活ではなく、勉強のための合宿生活として、
受け止めているように見えます。

生活を一緒にしていれば、互いのことがよく見える。
相手のやっていることに興味を持っていく。
用事があって、一緒にいない時間があると、僅かに寂しさを感じたり。
いってらっしゃい、という見送りに感慨を覚えたり。

居ない間に、見よう見まねでごはんを用意しようとして、できなかったり。
相手がしてくれたことは何だったのか、次第に分かってくる。

「今日だって洗濯と掃除任せっきりなのに、私はなにしてた……?」

そして気付く。どれだけのことをやってくれているのかを。
テストが終わり親の条件をクリアできたとして、
天戸悟が居なくなったら、元に戻ってしまうのでは無いかと。
こうして、皇綾乃は思い立ち……。
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段々と変わっていく。
ハプニング展開は少なく、自然にくっついていくんですよね。

この、段々と変わっていくのが伝わって、すごく良かったです。
恋愛の進み方、1作目「アイカギ」を超えたのではないかと感じています。

変わっていくといっても、根本は変わっていなくて。
気持ちが繋がって、一緒に家事をやるようになっても、
面倒くさがるところは変わらなかったりして、こういう表情も。
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同棲している、一緒の部屋に過ごしているという感覚が強く持てました。
同じ事をしているから、でしょうか。

表情差分がとても豊富で、皇綾乃が魅力的に見えます。
その表情差分をフルに使うように、皇綾乃は元気いっぱい、楽しそうに過ごしています。

イベントCGでは、皇綾乃は非常に肉感的に描かれていて、
これも良いですね。さすがはぎん太郎さん。

皇綾乃は、遙そらさんが担当。
花粉症時期の収録だったのかな、なんて感じる箇所もあるのですが、
魅力的に仕上がっていました。

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まろたろさんの描くSD皇綾乃もかわいらしい。

幼馴染みだけれども、あくまできっかけというか、信頼している部分に留めて、
全ては作品内で恋愛が進んでいく。それもじっくりと。
あのエンディングは、自然な流れに感じました。

ロープライスでここまで物語に納得がいくとは思わなくて、ちょっとびっくり。

あと、ぎん太郎さん、メガネ上手だなと思います。


ダウンロード販売もあります。
アイカギ2アイカギ2