あざらしそふとさんの「あざらしそふと 1st.ライブ」が山野ホールで行われました。

新宿駅からも行けますが、代々木駅からのほうが安全であるように思います。
入り組んでいますが、道のりが一番近いためです。

山野美容専門学校付属施設のため、イベント・講演・セミナー等の利用に最適な造りです。
教育機関らしいといえるかもしれませんね、山野ホール
ステージを先頭に置くスクール形式に固定されていますし、
ステージスピーカーもイベント用のレンタルでしょうか。常設はされていないようでした。

スクール形式の座席に、リングで席番号をつけているところを見ると、
そういう運用がこれまでも為されてきたのだろうなと感じます。
後列は階段式席になっています。

席を真ん中に、移動に使う通路は広めに取ることもできるようになっていて、
いわゆる体育館のような形といえるでしょうか。
全体的にゆとりとのある配置が良いですね。


最初にライブ全体の感想をお伝えすると、こぢんまりまとまってしまったライブといえるかもしれません。
無理もないところと、ここはもう少しだったかなと思うところがあります。


事前に案内のあったように、「アマカノ」ヒロインの、
高社紗雪、上林聖、星川こはるが音声で案内を開始してくれます。

そして、トップバッターは、Ducaさん。
本日もハット着用です。定番化してきましたね。

1.『snow crystal』-「アマカノ」OP
アマカノ

まずはこの曲から。あざらしそふとさんのスタート作品からの演奏です。


続いて、MCの榊原ゆいさんとあざらしそふと代表あおきゅんさんが登場。
緊張からか、あざらしぬいぐるみを舞台袖に忘れてしまい、投げ入れて貰う場面も。


「盛り上げたいけど、全部静かな曲なんですよね」
なんてDucaさんのMCがあり、「今日もお美しい」とANZIE様を呼びます。
ANZIEさん、素敵なドレス姿でした。
そういえば、数年前にライブで拝見したときは、登場と退場時しか見ることが出来なかったのを、
思い出しました。柱がライバルだったんですね。

2.『雪の街、キミと』-「アマカノ~Second Season~」OP
あざらしそふと3RD PROJECT「アマカノ~Second Season~」


「アマカノ」も好きですが、この「~Second Season~」のムービーは秀逸ですよね。
ヒロイン4人の紹介と、彼女たちの告白場面が表されていて。
そのムービーをバックに、ANZIEさんのピアノとDucaさんの歌声とで奏でてくれます。

3.『運命の刻』-「ヤミと祝祭のサンクチュアリ」OP
あざらしそふと零「ヤミと祝祭のサンクチュアリ」


4.『coin』-「ヤミと祝祭のサンクチュアリ」ED
この曲は、ANZIEさんのピアノとDucaさんの歌声のみで演奏されました。
こうしてみると、やっぱりこの作品って素晴らしかったよなと改めて感じて。
なかなか、こういう作品ないと思うんですよね。グランドエンディングがそれらしく、
そして、こうしてふさわしいバラードによって彩られる、って。


高社紗雪、上林聖、星川こはるによるMCが。
すぐに判別するのですが、録音でなく当日アフレコでした。


大島はるなさん登場。
5.『奏-sow-』-「アイカギ」OP
あざらしそふと5th PROJECT「アイカギ」


6.『君と一緒にいつまでも』-「アイカギアフターデイズ」OP
あざらしそふと7th PROJECT「アイカギ ~アフターデイズ~」


7.『Welcome☆Garden』-「ロイヤルガーデン」OP
あざらしそふと2ND PROJECT「ロイヤルガーデン」

「声聴かせてくださいよ?」の煽りが非常に良いですね。
そうなんです。バラード曲が多めなので、盛り上げ役になってくれました。
やっぱり、「ロイヤルガーデン」も良い作品でしたね。

霜月はるかさん登場。
8.「ふたつの月」-『ロイヤルガーデン』2ndOP
プレイ中にこれが流れた時、少し驚いていた記憶があります。


高社紗雪、上林聖、星川こはるの小話と宣伝が入ります。
「私の味方は、ほなみんだけね!」
「でもでも、お姉ちゃんみたいなタイプの人は、唯一無二だと思いますよ~」
「ぎゅー」
ラジオで公表されていますが、「アマカノ」ヒロインキャラクタソングが今後発売される予定です。
 


Rin'caさん登場。
9.「5センチ」-『アイベヤ

「ペンライトありがとうございます。きれい」
なんて仰っていたRin'caさん。すごく歌が上手いですね。
バラード曲で、そっと寄り添うような曲なのに、気持ちの入れ方というのかな、
歌い方が丁寧です。聴き入ってしまいました。
おりょうさんの描くヒロイン、速水綾希との場面が映えます。


rinoさん登場。イエローのワンピースでした。
Rin'caさんにとって事務所の先輩らしく、会話が弾んでいました。
DucaさんもANZIEさんも、Peak A Soul+つながりです。
10.『君と愛を知る』-「メイドさんのいる暮らし

この曲も素敵でしたね。
作品をプレイした時に、なんでこんなにウェディングソングめいているのかと思いましたが、
曲タイトルを知って良く分かりました。
また、yaman**さんの描くイヴは、ウェディングドレスが似合う、そんな曲でした。
この曲、しかも割と自由に作らせてもらった、だそうです。良いですね。

11.「きっと友情」-『アイカギ2
「元気担当の大島でございます」と大島はるなさん再登場。
この曲もじわじわと染みてくる良い曲ですよね。
ぎん太郎さんの描く皇綾乃のポジティブなところと、
まろたろさんの描くSD綾乃のコミカルさが、非常にマッチしています。


榊原ゆいさん登場。
「大きなくくりで、ネクストンさん系列でユメミルさんというところのソフトが今月末に」
12.「ワンダー・リグレット」-『ガールズ・ブック・メイカー』OP

いつでも歌えるスタンバイが出来ているのが榊原ゆいさん。

霜月はるかさん再登場。
13.「recall my sketch」-『ガールズ・ブック・メイカー』ED
エンディングムービーそのものが映し出されました。
曲もムービーも初公開でした。


SDキャラクタがくるくる廻りながら、次の曲の案内を。
14.『あいのうた』-「アマカノ+」OP
あざらしそふと4TH PROJECT「アマカノ+」

この、アフター作品になると、花火のイベントが入るのですが、
それが本当に良い場面だと感じます。
高社紗雪と一緒に浜辺を歩いている場面がすごく素敵。
そして、三者三様のウェディング場面。


アンコールのコールを受けたのは、大島はるなさん。メドレー歌唱です。
15.『only my love』-「アマカノ」ED
  ~『幸福のドレス』-「アマカノ+」ED
  ~『ふたり色』-「アマカノ~Second Season~+」ED
  ~『2人のシンフォニー』-「アマカノ~Second Season~」ED
衣装が変わっていて、シックなワンピースへ。
大島はるなさん、歌い上げるタイプの曲も上手ですね。
この『only my love』でもう耐えられなくて、曲順が誤っているかもしれません。


しかも、この後。
「アマカノ2」プロモーションムービーがスクリーンで流れました。
舞台は変わらず、白鷺市。
三年生、つまり、先輩。
同じクラスで席も隣のヒロイン。つまり同級生。
従妹で、同じ部屋で暮らすヒロイン。つまり、後輩。
この三人のヒロインとの恋愛模様が楽しめるようです。
背景がとにかく綺麗で、あの金沢駅鼓門が映った瞬間に、グッときてしまっていました。
再びあの場所が舞台なのだと。
あざらしそふとさんの良いところは背景がきれいで、旅情を感じるというか、
機会があれば訪れてみたいと思わせてくれるところだと思うんですよね。
また、雪の中、傘の下で炬燵が置かれているような背景が映りました。
新しい場所にも訪れることができるのでしょうか。
発売予定日まで公開はされていませんでしたので、恐らく2019年末ではないかと思います。

さらに、「アマカノ2」OP主題歌が初公開。
16.『ずっとそばに』
この短い間に感情をかなり動かされて、そしてオープニング曲まで。
このうち、ツンとした後輩ヒロインが、Ducaさんの推しになったようです。

17.『深愛』-「アマカノ ~Second Season~+」
あざらしそふと6TH PROJECT「アマカノ2S+」

たぶんですが、原画のピロ水さんって、
上林聖とか硯川・e・涙香とか、描くの特に好きなんじゃないかなと思ったりします。
どちらも素敵なヒロインですよね。
そんなヒロインの幸せなその後が見られる、プラス。良かったですよね。
曲を聴きながら、じんわりと思い返していました。

最後に、演者の皆さんがステージに揃って一言ずつ。
あおきゅんさんも再登場し、また次の節目にライブを行ってくれる可能性を伝えてくれました。
強引にDucaさんから手を振らされていたANZIEさん。
ANZIEさんとピッタリくっつくDucaさん、微笑ましかったです。
ANZIEさん、珍しく写真にも写っておられます。
立ち姿で映っているものに居ますが、左から榊原ゆいさん、霜月はるかさん、ANZIEさん、
rino(Coorie)さん、大島はるなさん、Rin'caさん、です。


さて。少し不満点を述べたいと思います。

やっぱり構成が、ライブ企画運営協力にクレジットされている、
他のブランドライブにも行くからでしょうか?
少しずつですが、もうちょっと夢に浸らせてくれてもいいのに、と思うような箇所があります。

例えば、パンフレット。
ブランドの歩みを紹介してくれていますが、
あとはライブグッズ一覧になっていて、まるで会社案内です。
コメントもあるのですが、もう少しこう、ここならでは、が欲しかったところです。

終わった後のことに、既に気持ちが行ってしまっている方が見受けられました。
見に来ている側は、この夢のような時間が大事なんですよ。
終わって欲しくない、もう一度最初から見ても良いと思っているほど。
そういう気持ちに、寄り添って欲しかったかな。

MCはキャラクタに任せた方が良かったように思います。

そのキャラクタを忘れてしまった声優さんもいたり、
セリフを噛んでしまい、「あ」と素の声が出てしまったりと、
生音声は、良さと、マイナス部分とがありますね。

歌を歌っている時のイベントCGを使う、のは良いのですが、
場合によっては立ち絵を使った方が良さそうなところもありました。
例えば、大島はるなさんが歌った『きっと友情』。
皇綾乃はユニークな表情差分が豊富なので、より良くなりそうです。

また、イベントCGを、曲タイミングに合わせることは難しかったのかな?とも。
ムービーの場合は、サビに合わせることをしているため、
そのほうが見映えが良くなりますよね。
というのも、あざらしそふとさんの楽曲は、バラード、心に訴えかけるような曲が多いですから。

次はもう少し演出に凝っても良いのかもしれませんね。
Ducaさんのライブで、ミラーボールやライトで雪を降らせているように思わせ、
それに歌手が手を伸ばす、そんな動きがありまして。
それだけでグッときてしまいますから。


と、細かいところを書き連ねていますが、参加したのは正解だったと思います。
Ducaさんが仰っていたかと思いますが、作品のポジティブな追体験なのだと思うのです。
アマカノ」をプレイしてすごいと思っていましたし、
アマカノ+」はファンディスクの枠に収まっていないと思い出しました。
ヤミと祝祭のサンクチュアリ」のように、ブランドイメージを広げるものもリリースしています。
でも得意とするのは二人の関係なのでしょうか、
アイカギ」をはじめとしたヒロインを絞った作品もあり、
そして今度は原点にして期待を抱かせる「アマカノ2」のリリースもあります。

そうしたブランドの歴史の中で、作品世界の雰囲気を伝えてくれる、
楽曲の貢献はすごく大きいと思うのです。

確かにライブ映えのする盛り上がりより、少し抑えめのトーンではあるかもしれません。
が、この受容(と表現しますが)に満ちたメロディを、作風を、
ならば他のブランドがやっているのかといえば、一切ないんですよね。

”全曲恋の歌”。

是非、今後も、あの雰囲気を大事にして欲しいと思います。
次の節目に、また期待して。