FAVORITEさんの「15th ANNIVERSARY SPECIAL LIVE ~きみと、ひらくせかい~」がヒューリックホール東京で行われました。

東京、有楽町。
地下鉄銀座駅からでも、多少歩きますが直結しています。
雨さえなければ東京駅からも歩いて行ける。

そんなふうに、予告されていたとおり、すごく行きやすい場所、です。

有楽町マリオンは最上部階に映画館を備えていました。
ホールとして生まれ変わったのが、ヒューリックホール東京です。

本当に生まれ変わったなと感じるのは、コンサートホールの設計になっていること。
スクリーンこそ前方にしかありませんが、クローク、ホワイエを備え、
床絨毯に席番号案内を配置しているホールは初めて見ましたが、なかなか良いですね。
あれなら迷わないし文字も大きいので探しやすいと思います。

座席は900にもなります。その座席が、満員でした。

そこかしこでアジア系外国語が聞こえてきて、MCでもありましたが、
海外から来ている方も多かったようです。

ステージは少し狭い印象がありましたが、ライト設備が最新なだけあってか、
アンコールをコール中の青いサーチライト豊富に照らし、幻想な光景に思えました。

ライトといえば、ステージ上のポールライト、あれはAUGUSTコンサートでも見ましたが、
なかなか映えますね。


これまでも他ブランドライブをいくつか見ています。
その中でもSHOT MUSIC ,SIDE CONNECTIONさんの企画運営はハイレベルだと思っていました。
が、さらに上回ってくるとは思いませんでした。

何より良かったのは、スクリーン上の演出です。
歌曲において、たとえばOPムービーの曲である場合は、それを流す。
2番Aメロから、歌手をスクリーンに映す。
そういう流れだったと思うのですが、さらに2番のアウトロ前あたりでは、
また作品の画像に切り替わって終わるのです。これがすごく良い。

さらに、歌手をスクリーンに映しているとき、フレームを使用しています。
例えば、『Kaleidoscope』を歌唱中は、星が流れているフレームの中心で、
霜月はるかさんを映す、そんな具合です。

これはやっぱり、FAVORITEさんだからこそ考えられ、できた演出だと思います。

やっぱり、FAVORITEさんの作品のように、
歌のイメージと作品が絡み合うくらいのレベルでまとまっていると、
こういう演出がとてもよく映えますね。

なので、昼公演、夜公演とも、2曲目で既に感情を揺さぶられ過ぎてしまいました。
後半、見入ってしまって拍手が遅れたりもしたほどです。

これを、実現したかったという生バンド演奏が、全力で圧してくるわけです。

さらに、合間のMCは、「星空のメモリア」からメアが語ってくれるのですが、
なんと、わざわざADV風のものを組み上げて、画面とテキストをスクリーンに表示させていました。
(サプライズがあり、その時の進行が演者の動きに合わせて止まったため、
 組み上げたのでは、と思っています)


では、セットリストを。
昼公演の開演前アナウンスは、「いろとりどりのセカイ」より如月澪(加乃みるくさん)。
そして、『White Eternity』のメロディに乗せて、
FAVORITEさんのこれまでの作品が一つずつスクリーンに映されていきます。
この曲への強い思い入れを感じますね。

M1.『ユーフォリアム』-「アストラエアの白き永遠 Finale -白き星の夢-」OP

白いドレスで鈴湯さんが登場。
いきなりテンションが最高潮に達する曲です。

M2.『季節を抱きしめて~blooming white love~』-「アストラエアの白き永遠」ED
オレンジのシースルーを纏って、橋本みゆきさん登場。
この曲は印象がとても強いです。

星空のメモリア」メア(杏子御津さん)によるMC。
「作り手がいないと作品は生まれないけど、ファンのみんながいなければ、作品は育たない。」
昼夜2回聞けたのですが、このあたりって、水間ホシひとさんの考えなんじゃないかと思ったり。


「でも、私の中には、それはあるんだよ。この電話を君が切る。それを合図にしよう……」
疾走する線路。クロ(夏和小さん)のセリフが流され、そこに曲が入ってきます。そう、

M3.『輪廻』-「さくら、もゆ。」2nd OP
山本美禰子さん登場。真っ白なドレスです。
もう、冒頭の演出から感情を揺らされっぱなしです。

M4.『終わらない物語』-「さくら、もゆ。」ED
鈴湯さん再登場。
エンディングを思い出すと、気分がとてもふわっとしますよね。

M5.『花あかりの時』-「さくら、もゆ。」gED
eufoniusのお二人登場。
クロが糸電話を耳にしている場面は、気持ちにきますよね。


MCのメアが再び登場し、
バトンを渡すように「いろとりどりのセカイ」二階堂真紅(澤田なつさん)が。
「”生きるとは、自分の物語をつくること”」と語ります。

M6.『アレセイア』-「いろとりどりのセカイ」OP

eufoniusのお二人が再登場。
何気に菊池創さんがオシャレです。ラップスカートでしょうか。

M.7『ヒカリ輝くセカイ』-「いろとりどりのヒカリ」OP

そしてにんじんが破裂したまねぎが目に染みてしまう二階堂真紅。

M.8『永遠のヒカリ』-「いろとりどりのヒカリ」ED
敷島鏡がわたがしを持ってるイベントCG好きです。
ほんと楽しそうにriyaさんは歌うのです。


MCのメアが再び登場……しますが、
「いま、わたしは、みんなの近くにいるわ」
ADVの進行があるのに、音声が出ていないのか、と思ったら。
ステージ上にメアのコスプレをした杏子御津さんが登場。
あの衣装すんなり着ることができるというのはすごいと思います。
さすがに見えなかったのですが、カラーコンタクトまで入れていた様子。
徹底ぶりがすごいですね。
さらに、スクリーンには「星空のメモリア Eternal Heart」乙津夢(遠野そよぎさん)が。

「たくさん投票ありがとうございます。まさか私が一位になるなんて夢にも思ってなかったな」
「……夢だけに?」
「おあとがよろしいようで」

M9.『Kaleidoscope』-「星空のメモリア」OP
霜月はるかさん登場。
退場時に「結婚おめでとう!」の声が客席から掛かりました。

M10.『宙のヒカリ』-「星空のメモリア Eternal Heart」ED
茶太さん登場。
歌う前に茶太さんへ声が掛けられる程に人気です。

M11.『冬のダイヤモンド』ー「星空のメモリア Eternal Heart」ED
再び山本美禰子さん登場。
曲中の「ありがとう」の箇所は、スクリーンも文字を表示してくれていました。

M12.『Eternal recurrence』ー「星空のメモリア」OP

再び橋本みゆきさん登場。

特に橋本みゆきさん、佐咲紗花さんがそうなのですが、
例えばステージ左に寄って、さらに左のほうを覗くように手を振ってくれていましたが、
あれはもしかしたら障害物で見えない席があり、そこへ気を遣ってくれたのかもしれません。

M13.『星空のメモリア』-「星空のメモリア」ED

再び茶太さん登場。


MCメアから、雪々(桃園になさん)にバトンタッチ。
「どんな季節だって、雪々はりっくんと友達でいることができるんだよ」

M14.『After snow -白き永遠-』-「アストラエアの白き永遠」gED

白いドレスでCeuiさん登場。
美しい背景画像が映されて、また気持ちが揺さぶられます。

M15.『雪のエルフェンリート ~Never ending love song~』-「アストラエアの白き永遠」OP2

再び山本美禰子さん登場。熱唱です。
この先どうなるんだろうと思ったときに流れた曲でした。

M16.『White Eternity』-「アストラエアの白き永遠」OP
 
オフショルダーワンピースで新田恵海さん登場。
終わった後のコメントで、「初めて、やっと歌えた」と。
聞くことができるのを待ち望んでいた人も多かったはずです。

M17.『COLORFUL DAYS!!』-「いろとりどりのヒカリ」ED
再びCeuiさん登場。
押しかけメイド、観波加奈って良いですよね。

M18.『glowing world ~輝きの、セカイへ~』-「紅い瞳に映るセカイ」OP
再びeufoniusのお二人登場。
二階堂真紅と二階堂青空はとびきりかわいいですよね。

M19.『さくら、Reincarnation』-「さくら、もゆ。」OP

佐咲紗花さん登場。前日に髪を調整してきたとのこと。
この曲は、作曲された小高光太郎さんがパンフレットでの対談で仰っていた、
サウンドと物語が合体した時、その感動がありますよね。


アンコール
霜月はるかさんによる、バンドメンバー紹介。
キーボード:宇田隆志さん、ギター:沼能友樹さん、
ベース:セキタヒロシさん、ドラム:瀧山清貴さん、マニピュレーターのWACHAさん。

M20.『星の夢~Gathering the stars of love~』-「星空のメモリア」ED
ヒューリックホール東京の座席はしっかりしていてよかったのですが、
この曲だけではないでしょうか、この座席に座っていたのは。
それもアンコールのコールがあったから全員座っていただけなんですよね。

M21.『アストラル アリア』-「アストラエアの白き永遠」 ED

最初は、新田恵海さん。次に山本美禰子さんと鈴湯さん、そしてCeuiさんと……というように、
ステージに少しずつ演者が登場する形で、最後はメア姿の杏子御津さんまでもステージ上横一列で。
元々この曲は合唱曲だったこともあります。
パンフレットによれば、収録はとても大変だったようですが、
全ての楽曲に共通することですが、とにかく曲を、曲作りを大事にしていますよね。
だからこんなことができるんだな、と強く感じました。



そして、最後に水間ホシひとさんもステージに登場。

また、今後のFAVORITEさんの展開として、
2019年に「星空のメモリアHD」リリース、
さらに2020年発売に向けて新作を準備しているようです。
新作は、魔法とライブを取り扱った物語のようです。

何よりも。その水間ホシひとさんからの言葉です。
「FAVORITEという制作チームを15年続けることができました。
 これからも、大好きな美少女ゲームのセカイを、皆さんと一緒にひらいていきたいと思います」

緊張されていたようでしたが、その言葉そのものの作品がリリースされていますよね。

全部で2時間20分くらいでしょうか。
素晴らしいステージでした。

見送ってくれた如月澪とは、また、逢えるのでしょうか。

会場にフラワースタンドが幾つも贈られていましたが、
ま~まれぇどさん、FAVORITEさんの初期からのお付き合いなのですね。
それと、作詞を担当する澄田まおさんから贈られていたのが、なんかほっこりしました。


夜公演。
昼公演と多少違いを作ってくれています。ありがたいですね。
まず、開演前アナウンスは、「さくら、もゆ。」杏藤千和(猫村ゆきさん)に。
それから、歌手の方は衣装替えをしている方が多かったです。
衣装は同じでも、茶太さんのようにヘアスタイルが変化したり。
一部、スクリーンに映る映像も違ったような気がしますが、曲の違いに合わせたものでしょうか。

夜公演は、『輪廻』から始まり、「さくら、もゆ。」パートでのスタート。
『ユーフォリアム』『季節を抱きしめて~blooming white love~』と曲順入れ替えでした。
この2曲は大好きだったので、ちょっと後にしてくれるのも嬉しかったです。

また、『君に逢えたから -World's end love will last forever-』(eufoniusさん)

『Dreams Come True -花咲き誇る、地球のもとで-』(Ceuiさん)が歌われました。

メアに扮した杏子御津さんが登場する場面では、
「お昼のことがあっても、秘密にしてくれたと思うけど」なんてアドリブが。
やっぱりこういうものはネタバレしてしまうと面白くないですよね。

最後の最後に、
橋本みゆきさんと佐咲紗花さん、水間ホシひとさんが手を繋いで万歳お辞儀。
すごく印象的でした。



ライブに行って思ったのは、すごくFAVORITEさんの作品は好きなんだなということ。
想像以上に印象が強くて、細かい部分も覚えていたくらいですから。
フェイバリット、という名前には、お気に入り、とか、大好き、という意味があり、
自分たちにとっても、皆様にとってもお気に入りで大好きになってもらえる作品を
制作できる事を夢を見て、15年前につけた名前です。(パンフレット前書きより)
次のライブがあるとしたら、5年後、楽しみにしたいと思います。
その時には、1作、もしかしたら、2作、間にリリースされて楽しんでいられることを願って。



公式的なセットリストは、
サイドコネクション「横つながリズム」第369回