miraiさんの「宿星のガールフレンド3」感想です。
mirai『宿星のガールフレンド3』7月26日発売!

2019年7月発売作品。

miraiさんの「宿星のガールフレンド3」は、”半径1mの恋愛ストーリー”。

憧れの上泉夕里は、転入してきたマーヤと仲が良く、
放課後になると必ず後輩の子が迎えに来ていた。

そんな上泉夕里が、球技大会委員に立候補するような会話を耳にし、
思い切って立候補した高杉星司だが、立候補はマーヤだった。
委員の務めを果たそうと出向くと、あの後輩の子、佐竹鹿子がいた。

一緒に委員活動するうちに、佐竹鹿子が気になり始める高杉星司。
しかしある夜、自室に佐竹鹿子が現れ、襲ってきて……。

それでは、感想です。
ネタバレは、少しあります。


んー、この曲、『もう一度 Take My Heart!!』かわいいですね。
「1メートル、50センチ、もっと」。なるほど、かわいい。

ヒロイン3名を個別にリリースしてきた「宿星のガールフレンド」も3作目になります。
つまり、終わりということなのでしょうか。
楽しませて貰った分だけ、残念な気持ちが強いです。

「宿星のガールフレンド」シリーズの良さは、テンポの良い進行と、
ヒロインのかわいらしさを引き出す仕組みにあると思います。
プレイ時間は11時間程度と、1作目から3作目に進むにつれて体験時間は減っていますが、
満足度はさほど変わっていません。

これは、1作目からプレイして、キャラクタに好意的な印象を抱いているからなのだと思います。
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例えば、1作目をプレイし終わって2作目をプレイすると、
上泉夕里に対して、無軌道傍若無人とは思えない。
「超天才夕里ちゃんもちったぁ努力するようになったわけ」なんてふんぞり返っても、
相変わらずのノリだな、くらいに微笑ましく思えたり。
マーヤは侠気溢れるところがありますが、
やっぱり真っ直ぐで良い子だなと思いながら進めることができるわけです。

そんな3作目のヒロイン、佐竹鹿子とは、まず出会いが面白いです。

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「よかったら、また冬にこの遊園地に来ませんか?それで、どちらが正解だったか確かめるんです」
佐竹鹿子(猫村ゆきさん)

高杉星司が夜に出歩いていて、デーモンとスターズとの戦いを見てしまい、記憶消去処理される。
委員会などで一緒になった鹿子と距離が近くなり、気になってしまう。
寝ていると鹿子が戦っている夢を見てしまうから、なお。
記憶消去が失敗したのかと疑いを持ち、接近する鹿子。
お互いに考えていることが違っているから、近づく必然。

違ったとしても、お互いの人となりを知ることには、なるんですよね。

エネルギー不足が判明し、一緒にいることになった二人。
もうこの時点で警戒心は解けており、目的のために過ごす様は、合宿のよう。
うまく生活を続けるために手続の合意をするところも含めて。
「ノーエッチ条約、締結です」

しかし、距離制限を超えると、エネルギー不足により高杉星司に迫ってしまう。
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敵討ちにと、”煌めく星空の会”東神奈川支部で活動していた佐竹鹿子は、
エネルギーを他人から奪うようになってしまい、憎いデーモンと同じだと悔やみますが、
解決のために尽力してくれる人達の気持ちで持ち直します。

とはいえ、背中にいつも突きつけられているようなもの。

「……冬にまた来るのが楽しみですね」と、孤独に過ごしてきた佐竹鹿子が、
まだ問題の解決が見えないなかで、少しずつ気持ちを寄せていく、そんなセリフがかわいらしいです。
夏が終わっても、一緒にいる必要が無くなっても一緒に過ごす約束を、改めてする。

「別にぷんすかしてないです」と、合間にヤキモチを焼いて見せたりしながら。

しかし、そんな佐竹鹿子は……。
という、シリーズの中では、ちょっと重めな話題になっていました。

ちょっと残念なのは、半径1m以内のドキドキ感が減っていたかな、ということでしょうか。


それにしても、佐竹鹿子を演じる、猫村ゆきさん良いですね。
公式サイトに掲載されているのですが、佐竹鹿子は2タイプあるわけです。
まさに生まれ変わったかのように、別なタイプへと。
上泉夕里いわく陽キャ鹿子。
この切り替えがうまいなと感じます。
だからアイキャッチ時も、2タイプあるわけですね。
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この作品は、画面を見ていて楽しいですよね。
画面演出が豊富で、バトルでも、伝奇作品よりも華麗な演出。
佐竹鹿子は氷の魔法を使いますが、氷をこんなふうに綺麗に描いているADVは少ないです。

そして、三人一斉変身はとてもワクワクしましたし、融合も良かったです。

上泉夕里(桃井いちごさん)は、今作でも相変わらずのノリで安心できますし、
マーヤ・クリエンケ(桃山いおんさん)は何かと頼りになる姐御ですし、
与那嶺芙慈子先生(新田優羽さん)は、今回も色々と大活躍。お疲れ様です。
変なアイテム開発だけではなかったんですね。

あ、あと。今作、ペトラ(小鳥居夕花さん)が何かとかわいらしいのでお勧めです。
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「やっべえぐらいクール」
「これが、ジャパニーズ・シボウ・フラグ……」
「アリーちゃんですよい」
ちょくちょく差し込んでくるので、声出して笑う身構えを。ユダン・イクナイ。


3人目のヒロイン、佐竹鹿子は落ち着いた印象で、壁もありそう。
2作目までは、そんな雰囲気に感じたと思います。
でも入り込むと本当にかわいい。そんな魅力を味わえる「宿星のガールフレンド3」、でした。

7月27日は、鹿子の誕生日ですから、是非プログラム起動を。

これでシリーズが終わってしまうとするなら、寂しいですね。