エースコンバットの音楽イベント「ACE COMBAT™/S THE SYMPHONY」が、
TIAT SKY HALLで行われました。

TIAT SKY HALLは、羽田空港国際線ターミナルにあります。
アクセスは、モノレールか、京急線。空港到着バスも利用できます。

京急線は地下、モノレールは3階に到着しますので、
空港設備のゆったりとした改札、のんびりとしたエスカレーターを上がっていくことになります。

羽田空港国際線は6階までありますが、出国しない方が利用できるのは、5階一般エリアまで。
一般エリア4階に、TIAT SKY HALLがあります。

入ってみると。
発表時点で分かっていましたが、大きな会場ではありません。
実際にステージを観て、狭いなと感じてしまいました。
それくらいに、演者の密度があります。30名以上いらっしゃったはずです。
合唱と、キーボード、ギターにドラムというのが、
通常のオーケストラと少し違った編成といえるでしょうか。

東京室内管弦楽団さんによる演奏と、東京混声合唱団さんによる合唱、
そして志村健一さんが指揮を振ります。

開演前のスクリーンは、「ACE COMBAT 7」のトレーラーが。


開始数分前に、エースコンバットシリーズブランドディレクター、
河野一聡さんから前説が行われます。≪作戦、開始≫

そして、チューニング。
この、オーケストラが始まるぞ、という時間がたまりません。
そして指揮の志村健一さんが登場、一礼とともに、演奏が始まります。

スクリーンに映されるのは、「ACE COMBAT 7」の空の映像です。
空の革新をテーマとした映像は、雲の中や、貼り付く水滴を描きます。
プレイされた方向けに表現するなら、フリーフライトモードで飛んでいく映像。
よく見ると、後半では遠くにストーンヘンジが映ったりもしています。

ACE COMBAT 7 time 1
『Drag Racer』
『Long Day』
『Faceless soldier』
『Homeward』
『Lighthouse』

ACE COMBAT 7 time 2
『Archange』
『Daredevil』
『Hush』
『Epilogue』
『Pensées』

これは戴いたパンフレットに掲載されているものですが、こういう曲名なのですね。
ストーリータイトルだけでなく、作戦名になっている曲もあります。
ちなみに、曲名は、DLCを購入した方は、ゲーム内のサウンドテストで確認できます。

錆びと埃にまみれた手から再生した翼。
それをギターが奏で始める『Drag Racer』。
罪線を背負わされ、気軽に交換可能なスペアとして、
正規部隊の代わりに基地攻略へと進む『Long Day』。

偽装した敵機と向き合う重苦しさをコントラバスが奏でる『Faceless soldier』。
情報の正確性が失われ、残された島で、地上部隊の進軍の音がドラムで表現される『Homeward』。
灯台の元、総力の大空戦をトランペットが高らかに歌う『Lighthouse』。

空を背負ったミハイを讃えるようなコーラスで始まる『Archange』。
最後の巨鳥から降る苛烈な攻撃が、弾くようなバイオリンで表現される『Daredevil』。
重力を感じさせない加速をする二羽の烏が舞う『Hush』。

”far beyond”『Epilogue』と、製品版そのままに盛田麻央さんが歌う『Pensées』。
この曲は、フランスの近くであったこと。
戦火の街で、前向きに生きるために花をペイントした史実からヒントを得て、
コゼット王女と、ミハイの孫娘たちとの友情を描いた……とは、小林啓樹さんのMC。

何度か、河野一聡さん、小林啓樹さんが登場し、トークをしてくれました。
小林啓樹さんは、かつて河野一聡さんの部下だったそうです。


ACE COMBAT 5 time
『First Flight&Rendezvous』
『15 Years Ago』
『The Unsung War』
エースコンバット5 オリジナルサウンドトラック

もう、いうことありません。
『First Flight』で、空に初めて上がったときの感動が甦ります。
ところがそれに感動し続けてもいられない状況が『Rendezvous』。
『15 Years Ago』今ではベルカ戦争と呼ばれる凄惨な戦い。
『The Unsung War』残った仲間たちと、存在を認められない英雄が夜明けを飛ぶ……。

原曲がそうだったから、というのもありますが、
やっぱりオーケストラという構成が正しいですね。

一曲終わると、演者へ拍手のタイミングを取ってくれる志村健一さん。
素晴らしい演奏をしてくださった、東京室内管弦楽団さん、東京混声合唱団さん。
河野一聡さんによる、この時からの、”執念”。
物語を意識しながら、楽曲を産みだしてくれた小林啓樹さん。

もう少し広い会場で、さらにオーケストラも厚みを増やして、曲数も増して、
次回は聞いてみたいと感じていました。
というのも、パンフレットに記されていたセットリストは、ここまで。
河野一聡さんも「台風どうなってるかわかりませんけど、気をつけて帰ってくださいね」なんて、
壇上で仰っていたので、終わってしまった……という気持ちで一杯でした。

そうしたら。最後に2曲を演奏してくれました。

ENCORE
『ZERO』
エースコンバット・ゼロ ザ・ベルカン・ウォー オリジナル・サウンドトラック

『The Liberation of Gracemeria』
エースコンバット6 オリジナルサウンドトラック
 
あのイントロが鳴った瞬間に会場からどよめきが起きるのは、それだけ皆が聴きたかったからで、
それだけ、エースコンバット代表曲でもあるから、ですよね。

それにしても、『ZERO』のギター、素晴らしいですね。
あのギターを弾いてのけてくれて、背筋にゾクッときましたね。
このギターの方と、キーボードの方、どこかで見たことがあるのですが……すみません、思い出せず。
前も見たのですが、楽しそうに演奏されるんですよね。お二人とも。


宣伝として、3つ。
ALPHA INDUSTRIESさんとのコラボレーションで、三本線のTシャツ、MA-1などが販売されます。
「ACE COMBAT 7」DLC第三弾が7月31日(水)リリース。FALKENが使用可能になります。
そして、「エースコンバット7 スカイズ・アンノウン オリジナルサウンドトラック」が、
2019年12月3日(火)にリリース。
サウンドトラックは、6枚組CDで100曲オーバー。予価¥7,000(税抜)とのこと。


すごく、楽しかったです。
盛り上げて終わる。素晴らしい終わり方ですよね。
90分ってこんなに短かったのでしょうか……。夢のような時間でした。

その感慨に浸るように、5階空港展望に上がり、発つ航空機を眺めていました。
頭の中で、≪Cleared for Take off≫という声を聞きながら。


次回は東京国際フォーラムホールなどは、どうでしょうか。なんて思ったりも。