色づく世界の明日から」「凪のあすから」コラボ展が有楽町マルイイベントスペースで行われました。

有楽町マルイは、有楽町駅のすぐそば。
基本的にファッションテナントばかり入っている有楽町丸井ですが、
その最上階にはアニメーション作品やコラボカフェのような展開を行うイベントスペースがあります。

今回は、P.A.WORKS制作のアニメーション、「色づく世界の明日から」と、「凪のあすから」。
期間は7月12日(金)~7月29日(月)。

入り口には、2つの作品の大型パネルが。
n&i

微かに見える、左下の白い額には、
先日事件に遭われた京都アニメーションへのメッセージがありました。

さて、二つの作品の展示となるわけですが。

色づく世界の明日から」は、2018年10月から12月までの13話でテレビ放送された作品です。

色づく世界の明日から Blu-ray BOX 1
Happinet (2019-02-02)
売り上げランキング: 27,845
2078年の未来で、魔法使いの家系だが、魔法を使いこなせず、魔法を嫌い、
周囲とうまく溶け込めずに過ごしていた月白瞳美が、
祖母の月白琥珀の魔法で、60年前に送られるという物語です。

色の見えない月白瞳美は、60年前の世界で出会った葵唯翔が描く絵だけは、
色鮮やかに見えて……。


舞台として描かれたのは、長崎県の祈念坂などになるのですが、
美術、色彩によって描かれる風景がとにかくきれいで、
印象的なテーマソングと共に、彼らの恋模様も気になる作品でした。


凪のあすから」は、2013年10月から2014年4月までの26話によるアニメーション作品。

凪のあすから Blu-ray BOX(スペシャルプライス版)
NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン (2018-12-05)
売り上げランキング: 9,101


1クール目は、海の世界、陸の世界とで、それぞれ過ごしてきた7人の少年少女たちが出会い、
甘酸っぱい恋慕が描かれていきました。

そこで描かれたのは、見たことの無い、圧倒的な美しさを持つ舞台。

舞台モチーフは三重県熊野市、紀伊長島ですが、
海の中と、海沿いの街とが描かれており、不思議な世界を見せてくれました。

美術監督の東地和生さんは、この「凪のあすから」を始めとした、
画集の発表、ならびに展覧会が行われたともあります。


そして2クルー目に突入するにあたり、異変が起き、7人は分かたれてしまいます。
あるものは冬眠し、あるものは成長し、寒冷化の進む陸の世界で、暗い空を見上げ……。
冬眠から孵っても、時間は埋められない。
同じだった7人は、身体の成長という明確な差が生まれ、あるいはそのせいで差が埋まって。
そして、心も。

ずっと、7人の恋模様を気にしながら見ていました。


今回の展示では、作品の垣根がなく、代わりに所狭しとコンテなどが置かれています。
会場では、これらのムービーもモニターで流され、多くの人が足を止めていました。

n&i2

作中に登場した絵本「なないろのペンギン」、
また東地和生さんの画集「Earth Colors」も置かれていました。

何より、印象的なセリフと場面をパネルにした展示が魅力的で。
こうして見ながら歩いているだけで、一気に思い出してしまいます。

「ダメじゃない。好きな気持ちは、ダメじゃない」
「あなたがくれた色……私の明日にはたくさんの色がある」


両作品の監督である、篠原俊哉監督からのコメントもありました。

期間中、もう一度行けば良かったです。