tone work'sさんの「FULL MOON PARTY」が品川インターシティホールで開催されました。

上位の広さを誇る品川駅。乗り入れ路線は7種以上もあり、新幹線も停車します。
空港のような印象のデジタルサイネージ通路は、映画「天気の子」でも描写されたほど。
(折しもこの日は強烈な台風15号が襲来しました。)

直結といってもかなりの距離を歩くことになるのは、仕方ないのかもしれません。

品川インターシティホールは、品川駅に沿って延びる商業施設の末端。
Loseさんの「御一夜市物語 -Lose Concert 2016-」が開催されたTHE GRAND HALL(品川)とは、
橋を挟んだ向かいになります。

会場は、天井の高さを感じられる楕円型ホールになっていて、
座席は会議用椅子ですが、ゆとりを感じられる配置。

何よりも。
ステージに、豪奢なカーテンが掛けられ、
スクリーンに”tone work's FULL MOON PARTY”と表示する様は、
予告してくれていた公式サイトそのままの世界のよう。
上部には小さなシャンデリア照明も掛けられていて、
ゴージャスなイベントに来た感覚を育ててくれます。

台風の影響もあり、夜公演は開演時間を早めてのスタート。
実際には17時20分から開始となりました。

トークパート出演は、くすはらゆいさんと白月かなめさん、のはずですが、
前説を行ったのは、風音さん。
「おーい、もうすぐはじまるよー。ロビーに出ているそこのキミ、戻ってきなさい」
ああ、これは間違いなく「月の彼方で逢いましょう」の新谷灯華ですね。

そして、スクリーンに登場するのは、「つきかな生ラジオ」でもお馴染みの、
倉橋聖衣良と佐倉雨音。
「みんなー、こんばんは。tone work's FULL MOON PARTYへようこそ!」
「くっくっく、よく来たな眷属共。我こそが気高きアビスの姫、闇の黒姫だ」
「リハーサルの時は雨音ちゃんだったじゃん……」


1.『月の彼方で逢いましょう』-「月の彼方で逢いましょう」OP

Ducaさん登場。今日は帽子の下で、髪を後で束ねているようでした。
スピード感もあるのに、メロディも熱い曲です。


2.『With Tomorrow』-「月の彼方で逢いましょう」挿入歌

夢乃ゆきさん登場。今回は黒ドレス。
この曲を、月や、幻想的なイメージを持ちながら歌われたそうです。


3.『月ノ鐘』-「月の彼方で逢いましょう」日紫喜うぐいすルート曲

中恵光城さん登場。衣装は曲イメージに合う気がします。
「同じ景色の中、二人の速度で」というセリフがお気に入りなのだとか。


4.『Lovely Spice』-「月の彼方で逢いましょう」倉橋聖衣良ルート曲

本来は松下さん……ですが、夢乃ゆきさんと中恵光城さんのデュエット。
明るくポップで良い曲ですよね。
倉橋聖衣良は、武藤此史さんが大人っぽいデザインを魅力的に描くので、
幼い時代からの魅力も、いいとこ取りしたいと考えたのだそうです。


佐倉雨音と倉橋聖衣良が再びスクリーンに登場し、ミニトーク。
「今日のイベントに向けて、つきかなを再プレイ……あっ、バイブルを紐解き直した」
「かな兄ちゃん、そんな少女マンガみたいなこと言うんだ」
この二人のトークがとにかく面白いです。会場内から笑いが絶えませんでした。


そしてコールの練習をして。

5.『でんじゃらすきゅーとはっかーレインちゃん』-「月の彼方で逢いましょう」佐倉雨音イメージソング

Lunaさん登場。
黒パーカーを着込んで、フードを取るとツインテールに仕上げていました。
「雨音ちゃんぽいかなと思って」とのこと。盛り上がりました。


6.『After Rain』-「月の彼方で逢いましょう」佐倉雨音ルート曲

高らかに歌うこともできる。Lunaさんは芸の幅が広いというか、すごいと思ってしまいました。
『でんじゃらすきゅーとはっかーレインちゃん』とは、同じフレーズが使われているとのこと。
作編曲の碓氷悠一朗さんが巧みだということですね。


7.『僕たちの詩』-「月の彼方で逢いましょう」エンディングテーマ

白いドレスでCeuiさん登場。
この曲は、最初にもらった歌詞が、今のものより暗い印象だったそうです。


トークパート。
シナリオの白矢たつきさん、ディレクターの丘野塔也さんが登場。
スクリーンに佐倉雨音と倉橋聖衣良が再登場して、一緒にトークです。

「私はうぐいすさんかなぁ」
「あとたつき!昼公演もいっただろう!マイクが遠いぞ!」
「僕は知ってますよ。君がいかに受けるヒロインを作ろうとしているか」
「キーボードは友達ですよ」

終始笑いにあふれたトークでしたが、最後に白矢たつきさんから、
もう少しやりたかったことがあると。
そして、佐倉雨音アフターが2020年発売予定と予告がありました。後日正式に公開されるそうです。


「でも、月の彼方で逢いましょうの曲は、ほとんど歌ったんじゃ?」
「だったら、他の曲を歌って貰おう」

8.『銀色、遙か』-「銀色、遙か」OP

Ceuiさんが優しく歌う印象と、舞台のイメージが良く合っているんですよね。


9.『想いの欠片』-「星織ユメミライ」鳴沢律佳イメージソング
衣装をガラッと変えて、Lunaさん再登場。
Lunaさんが高らかに歌うのですが、ピアノと競い合うように奏で合って、印象深い曲です。


10.『さよならのコトバ』-「初恋1/1」真加辺碧イメージソング
中恵光城さん再登場。この曲は間違いなくMANYOさん作曲ですよね。良い曲です。


11.『しあわせの場所』-「星織ユメミライ」雪村透子エンディングテーマ

Ducaさん再登場。
これからも続く、というのが伝わるんですよね。
昼公演は、『be loved story』-「銀色、遙か」名白椛エンディングテーマでした。


12.『Sign』-『月の彼方で逢いましょう』新谷灯華ルート曲

Ducaさん再登場。
見ていて気付いたのですが、Ducaさん、イヤーモニター外していたりするんですよ。
恐らくですが、スタートだけ使っているのかもしれません。すごいですよね。


最後は、丘野塔也さんから
「これからも新しい挑戦、変わっていくと思いますが、
 楽しんで欲しい、記憶に残るような作品を出したい。見守っていただけたらと思います」
というような話がありました。
毎作、出し切った上でさらに絞っている、そんな言葉通りの内容に感じるtone work'sさんの作品。
これからの新作も期待したいですね。


そして演者全員揃って「ありがとうございました」。
Lunaさんが使っていたリボンを客席にプレゼントして退場されました。



昼公演と夜公演に大きく差がないのは良いとして、
終わり方でしょうか、もう少し何か余韻を残せる形があったのではないかと思います。

カラオケでしたが、カラオケっぽさを感じさせない音響の良さがあると思います。
それが楕円型ホールの効果なのかもしれませんし、
先述した豪奢に感じるステージセットのお陰だとも思います。

立派なステージセット、会場で、声優さん二人によるトークが大きな柱となって、
構成を支えてくれたのが印象的でした。
佐倉雨音は自由にステージを引っかき回しているように進行させ、
でも打たれ弱さという隙を見せて惹き付ける。
倉橋聖衣良は適切な合いの手を入れつつも、そこかしこでかわいらしさを抑えきれない。
台本もあったのでしょうけれど、この二人は、それに収まってない印象を持ちましたよね。

もし次のパーティがあるとしたら、次回作が2021年に発売すると仮定して、2022年でしょうか。


そうそう、水野七海さんも来場されていたようですよ。