HOOKSOFTさんの「どっちのiが好きですか?」体験版プレイしました。
『どっちのiが好きですか?』を応援しています!


HOOKSOFTさんの新作は、”女の子一人で二度オイシイ恋愛ADV”、
「どっちのiが好きですか?」。

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クラス委員長で風紀委員。
通う豪傑館学園は進学校で、勉強も真面目にしている。
その上、独り暮らしだ。

なのに、いい人止まり。
「辻堂くんって、頼りになるしすっごくいい人だよね!」
辻堂忠臣が言われたいのは、そういう言葉ではなく、恋愛対象としての”いい男”だった。

窮鼠猫を噛む。
草食系男子が、学園2年生の夏を、彼女と過ごしたいとナンパに出向く……。


体験版は、1.16GBでした。

原画は、ねたろぅさん、ものとさん、綾瀬はづきさん。
SD原画は、のいとさん。
背景は、きむらさん、ユウキナオヒロさん、わいっしゅさん。
シナリオは、桜城なおさん、此ノ花しなさん、時野つばきさん、羽凪華さん。
音楽は、SONO MAKERSさんが担当です。

システムは非常に軽快なのですが、フルスクリーンか1280×720。
画面が全く収まりません。ウィンドウ可変は、対応が難しいでしょうか。
セーブを呼び出すのに、コンフィグ→セーブ画面呼出→セーブと3クリック必要なのも変わりません。
また、セーブファイルですが、ここ最近の作品同様、19ページ×10箇所ありますが、
キャラクタ数が多いので、足りなくなる可能性があります。
HOOKSOFTさんの作品は、キャラクタづくりが良いので、
こんなセリフを言ってくれた、というだけで保存したくなるんですよね。
立ち絵には、まばたきが実装されています。


作風的に、SMEEブランドの新作のようでした。
キャラクタを愛でる、そういう作風。
なので、キャラクタをどう見せるかに視点を置いたのは良い視点だとは思います。

今作での大きなコンセプトは、選択により、ヒロインの対応が変わってくるということ。
リードするか、リードされるか。
多少、体験出来るところはありましたが、大きく差は感じられませんでした。
というのも、今回の体験版では、キャラクタの把握をする程度の長さしかなかったためです。
まだ、どんなことを言ってくるキャラクタなのだろうと体験する時間ですよね。

さらに、リードする、リードされるを体験はできたものの、
ちょっとした対応の差に収まっているのです。
それは、タイミングの差であったり、相手となる主人公の出方によるもの。
コミュニケーションって、相手次第ですから。
だから、今回と次回では逆転していることだって、人にはあるのではないでしょうか。


とはいえ、今作もキャラクタは魅力的。
体験版だけで、6ページ使用してしまうほどです。

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「ちょっと優しくしたからって、すぐに調子に乗らないこと♪」
種村小柚子(花園めいさん)

入学以来、告白されて99人を振り、振られた男子たちが、
名前をもじって”発芽不良”と名乗りを挙げるほど、人気の先輩。
会話をしてみると気さくで、飾ることも無い。もうちょっと飾っても良いかもしれない、
けれど上手く飾れなくて困っている様子。

告白された経験からか、男子を見る目はありそうな印象です。

内側は、きちんと整えるとか、身だしなみに何かをするとか、そういったことが苦手。
女子力が非常に低い、残念なキャラクタであるところと、
花園めいさんの声が非常に良く合っています。

いやあ、ホームラン!のイベントCG、すごく素敵。
こうやって一緒に遊んでいくことのできるヒロインなのかも。

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「センパイ、センパイ。ほら、こんなところに美少女が落ちてますよ?」
上ノ山芽愛(飴川紫乃さん)

主人公と同じバイト先で、遅刻常習者。いじられキャラクタ。
上級生にも愛されキャラクタとして可愛がられており、人気。
頭のネジをどこかに置いてきたような、という把握ですが、そんな風には感じません。
ノリツッコミで、おバカな会話が弾むタイプ。
体験版時点だと、ちょっと印象薄いですね。

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「えへっ、今見たことは忘れてください♪」
四谷・グレンジャー・ハンナ(歩サラさん)

フィンランド出身。お嬢様学園綴葉女子に通い、
他の学園にも”綴葉女子の姫”として知られているほど、美麗な容姿。
しかし中身は意外にも時代劇を親しんでおり、
持ち物にハンカチのイメージだが、手ぬぐいを持っている。
周囲から色々な気遣いをされることを、受け止めることも気遣いだと理解するタイプ。
つまり、人への気遣いができるタイプ。

主人公と同じ予備校に通っている。

歩サラさんの声に、ビジュアルが負けている感じがありますね。エレガントさ。
もうちょっと盛っても良かったかも。

というか、妹のリサがとってもかわいい。
足が悪いという儚げさ、でも元気いっぱい。それでいて姉以上に気遣いが出来る。
……これはヒロインキャラクタではないのですか。

ハンナは、そんなリサに何か思うところがある様子。

英語はできなくて、フィンランド語だというのなら、ohではなくvoiと言うのが正しいのかも。
驚いたときは母語、ですよね。

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「尻尾を振りたい? ふふっ優柔不断で愛想を尽かされるパターンね♪」
英摩耶(明羽杏子さん)

クラス委員長を、主人公に獲られたと思い、
今年はより上位である生徒会会長に立候補した、負けず嫌い。
現生徒会長としての手腕は、規律を守らせるため芝居すら打つ、恐怖政治的。
主人公に対してはあまり遠慮がなく、マウント取りたがり女子と自認する。

気の遣い方が分かりづらいが、自分の非は素直に認め、本当に誰かを貶めることはないと、
主人公は感じているようです。
アルバイト先は、喫茶店ヨネザワコーヒー。

パッケージは種村小柚なのですが、今のところ一番人気はこの英摩耶です。
綾瀬はづきさん原画のビジュアル、明羽杏子さんの声。ちょっと振り回す性格設定。
一番マッチしていると思うのです。
登場回数が多く、関与するサブキャラクタに引っ張られることがないこと、
意表を突かれた時に見せる照れ、もっと見てみたいと思うからなのかもしれません。
魅力的です。
喫茶店のエプロンスタイルも素敵。ドヤ顔差分もかわいいこと。
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どのヒロインも人気がある、少なくとも周囲に知られています。
主人公も、風紀委員、試験成績は学年総合一桁順位をキープと、
つまり全員が知名度のある存在といえます。

そんな主人公、いざとなれば行動的にもなれるし、ちょっと思い込んだら人助けもできる。
その場は名乗らなかったとして、いざ自分がお礼を言われたりすると居たたまれなくなるものですが、
堂々としていられる度胸の良さ。
それでいて、ノリとギャグが息を吐くようにできる、高いコミュニケーション力。

それらを使って生まれる、軽妙なやり取りがどのヒロインとも盛り込まれていて、
そこが楽しみ、魅力の一つですね。

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OPの「僕らのWater Color」は、曲調良いですね。さすがSONO MAKERSさん。
爽やかな夏空を感じます。
野球がからむ話ではありませんが、打球の行く先が青空、なんて映像が浮かびますね。
歌声は、もう少し細さと強さがあったほうが良かったかも。


先述したように、SMEEブランドの新作のようで、ギミックにも訴求力が低いように思えています。

体験版をプレイして、セリフの一つを抜粋しているのですが、
公式サイトのキャラクタページと、ほどんどかぶっていることに気付きました。
こういう部分に不安を感じるのですよね。
引き出しが、ここしか無いのか、なんて思ったりして。

ギミックを活かすにも、恋愛関係になる前の時点をボリューム取って見せた方が、
きっと面白くなるはずなのですよね。
もっともっとキャラクタを見たいけれど、それはファンディスクでとなりがちなのは、
最近のHOOKSOFTさんの傾向にあります。
しかし、そのファンディスクもアフターなんですよね。

とはいえ、どのヒロインも自然体なところがあって、
よくこんなイメージを与えることができるなと、感心しています。


あと、立ち絵こそないけれども、アパートの管理をしている渡心音さん、
どう聞いてもヒロイン声ですよね。立ち絵をつけましょう。
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リサはとっても良い子です。


2019年11月29日(金)発売予定です。