Ducaさんの「Live 2019 ~mellow fellow~」が一ツ橋ホールで行われました。

本の町、神保町が近いでしょうか。
実はこの近辺、こういうタイプのホールが多いようで、セミナーなどでよく使われているようです。

中でも一ツ橋ホールは、築年数が50年近いのですが、古びていない設計があるように思いました。
座席が座りやすいんですよね。座っていても人が通れる。スクリーンが見やすい。
周辺がオフィス街ということもあり、立地も良いです。
座席から見る雰囲気は、なかのZEROホールに似ています。


さて、物販を楽しんで、いよいよライブ。
聴くときは聴ける、応援するときは応援でき、
「立って良いよ!」と促されて初めて立つというファン層の質の良さもあり、
安心して楽しむことが出来ました。
女性ファンが毎回一定数来場されているのは、そういうこともあるのかも。


今回のライブは、アルバム「mellow」リリースライブですので、
ほとんど該当アルバムに収録されています。

M-1.『water parade』-「mellow」オリジナル
この曲は、アルバムでもオープニングを飾るインストゥルメンタル。
作曲は安瀬聖さん。
アルバムジャケットと本当に良く合っていて、タイトル通り、これから始まる趣き。

登場したDucaさん。今回は目を惹く衣装でした。
白いワンピース。ここ数年トレードマークだった帽子はなく、
髪型もウェーブでなくラインを意識したものに。
アクセサリも含めて、アルバム「mellow」のイメージでしょうか。
何より足元。シルバーのスニーカーブーツが良いですね。

M-2.『Summer Amulet』-「ろけらぶ」
『ろけらぶ 同棲×後輩』2018年10月26日発売予定
「改めまして、Ducaです!」
珍しい。早い段階から喋りました。

M-3.『marry me?』-「ゴールデンマリッジ」
「ゴールデンマリッジ」好評発売中!

静かな曲の入り出しから、オープニングなのにゴールまでを表現してしまう一曲。

M-4.『ネコイチ』-「ネコぱらvol.3」
ヤマハの音楽サイト、mysoundでシングル購入も可能な曲です。

M-5.『Nothing』-「albero」オリジナル
歌唱ではなく、スクリーンにムービーが流され、それに合う形でアレンジされた音楽が流れます。
もしかしてアレンジアルバムが出るのかな?と思うくらい心地よいアレンジです。

M-6.『月の彼方で逢いましょう』-「月の彼方で逢いましょう



M-7.『記憶×ハジマリ』-「恋×シンアイ彼女」
Us:track『恋×シンアイ彼女』応援中です。
 

M-8.『フタリ』-「ハルカナソラ」
『ハルカナソラ』 応援中です!
10年を超えてアルバム収録されました。

M-9.『Fate Line』-「神頼みしすぎて俺の未来がヤバい。」
HULOTTE『神頼みしすぎて俺の未来がヤバい。』

なんて、気持ちの良いイントロなのでしょう。乗せに来ていますよね。

M-10.『夜空』-「12 stories
ムービー。
スクリーンの映像が、最後、月に変わるところが、味がありました。

M-11.『0~zero~』-「albero
さらに感情を押し出したような、ギター主軸のアレンジ。
ただ、誰かのイヤーモニターか、メトロノームのような音がマイクにのっていた惜しい。

M-12.『夢遙か』-「Garden
ライブでも何度か聞いていますが、ゆったり時間が流れるような曲です。
それがピアノと歌のシンプル構成になり、よりフォーカスされていきます。

M-13.『どうしようもなく哀しい夜は』-「mellow
この曲は、アルバムで8回目を聞いても、耳の後ろあたりがゾクッとするのです。
ここまで静かで、ここまで震わせる曲も少ないです。

M-14.『Aria』-「乙女が奏でる恋のアリア」
『乙女が奏でる恋のアリア』2014年11月28日発売予定

ボサノヴァのようなアレンジ。でも原曲の良さは変わらないのが良いですね。

M-15.『sesame』-「mellow
ムービー。
オフボーカル版でもあるわけですが、”ずっと傍に居てあげるね”の箇所のリズムが心地良い。

M-16.『Golden Route』-「金色ラブリッチェ-Golden Time-」


M-17.『Only you』-「僕はキミだけを見つめる」
インレ『僕はキミだけを見つめる』

M-18.『Blue』ー「mellow
いうなれば、突き抜けるほど強い青春を感じる曲です。

M-19.『キミへ贈るメロディー』-「想いを捧げる乙女のメロディー」
『想いを捧げる乙女のメロディー』2017年3月24日発売予定
”ありがとう。想いをのせて。”
作品にも、歌だけでもとにかく合っていますよね。

M-20.『Are you Ready!』-「AxE」テーマソング
この曲もムービーです。テーブルテニスのボールが転がるような音が心地よかったです。

M-21.『Inncent Desire』-「神待ちサナちゃん
ストレートに表現される感情が人気の曲です。

M-22.『Coin』-「ヤミと祝祭のサンクチュアリ」
あざらしそふと零「ヤミと祝祭のサンクチュアリ」
エンディング曲なのですが、到達感。強い感慨をもたらします。

M-23.『sesame』-「mellow
猫の視点で描かれたのだとか。歌詞を読むと、確かに。

M-24.『eyes to eyes』-「想いを捧げる乙女のメロディー

若干、曲テンポが原曲より速く感じました。
そのせいか、キーボードの野崎洋一さんが苦笑いをしたように見えたり。
キーの上下も激しく、大変ですよね。息切れもします。


アンコール。
ギターの福田真一朗さんが登場時、
「ほら、Tシャツ、お前ら着てるか?」という煽りジェスチャーが良かったです。
ジャストサイズなのはベースの山田章典さんだったりも。

「どうも、改めてぼくです。Ducaでーす!」
アンコール時は、ライブTシャツをアレンジした衣装にチェンジ。

M-24.『beloved story』-「銀色、遙か」
『銀色、遥か』応援中!

「結婚式のドレスを着ているイメージ」だそうです。

M-25.『mellow neon』-「mellow fellow」ライブパンフレット付属
「あなたは、誰かの光になれる」をテーマにされたのだとか。

M-26.メドレ
-『散歩日和』-「ワンコとリリー
-『カラフルDiary』-「your diary」
【your diary+H】
-『1/5』-「間宮くんちの五つ子事情」
【間宮くんちの五つ子事情】
-『Platonic syndrome』-「夏ノ雨」
夏ノ雨

曲紹介は、タイアップを優先させています。
繰り返しになりますが、多くは6thアルバム「mellow」に収録されています。


今回で、しばらくライブはお休みなのだとか。
アンコールの曲間も短く、歌いっぱなしといって良い、2時間超えのライブですから。
体力、体調なども含め、準備も相当掛かるでしょうし、運営もまた相当なバックアップが必要です。

パンフレットにも記載されている、カメレオンイラストが展示されていましたが、
今回の幕間にあったムービー、M-5.M-10.M-15.M-20.のものも、
どうやって見せようか?どう伝えようか考えていらっしゃる。それが良く分かります。


ライブって、体感する時間密度の高いものだと思うのです。
それでも、ここまで密度の高いライブも、そうそうありませんよね。

もしまた直接歌を聴くことができるとして、数年後になるのでしょうか。
寂しく思いますが、楽曲提供を止めるわけではないとのこと。期待して待ちましょう。