はちみつそふとさんの「SugarKiss!」体験版プレイしました。
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はちみつそふとさんの新作は「SugarKiss!」。
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書類整理が一段落し、昼休み。とはいえ、ブロック状の栄養補給食を食べるだけ。
昼食はこれくらいで十分。口の中がぱさつくのだけは好きじゃない。
手早く済ました後、憲司は喫煙所へ向かう。

「……にしても、いよいよここも、私と君専用になってきた感があるよね」
「ひとり、またひとりと姿を消していく」
先に喫煙所にいた、別部署の先輩、小清水雪と挨拶をする。
どこの部署かは知らない。喫煙所だけの関係だが、会話は必ずする。

昨今の流れもあり、会社でも喫煙者は減っていた。
この日も、喫煙者が少なくなったことをひとしきり嘆き、先輩の姪の話に移り、
そして煙草を吸う理由についてと、会話を広げていた。

先輩は、美人だし、気さくに話せる。
喫煙者同士だから、というのもあると思う。喫煙者ならではの行動が似ているのだ。

「吸ってるからこそ、こうして君とも話すことができる。私が煙草を吸ってる理由、それかもよ?」
そんな微笑みを残して、先に喫煙所を出て行く。
映画の登場人物みたいにかっこよく、同時に綺麗でもある。見惚れてしまいそうだ。

「煙草一本でも借りは借り」
ある日、煙草を一本あげた。先輩がちょうど煙草を切らしてしまったためだが、
翌日喫煙所に行くと、飲みに誘われた。奢りだという。
たかだか20円程度のものなのに、義理堅い。
「甘い。吸えないイライラは20円以上。それを救ってもらったからには、ってね」

こうして、滅多に行かない飲み会が生まれた。
先輩は、どて焼きを頼み、憲司は鶏の軟骨を頼む。喫煙者同士の、気取らない一夜……。
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体験版は、196MBでした。

キャラクターデザイン・原画は、RiMさん。
シナリオは、藤井和敏さん。

システムは、インターハート系列のSystemC。ウィンドウサイズが調整できなくて困っています。
プレイしづらい。

でも、はちみつそふとさんは、デビュー作「HarmonEy」から一貫して、
大人の女性を描いているところに好感を持っています。
なかなか無いんですよね。

今作のヒロイン、小清水雪は、ちょっとバランスの面白いキャラクタをしています。
外見は、ご覧の通り。かっこいいタイプ。
煙草を吸っている姿も様になるくらい。
内面は、モテそうだけれど独り身で、思い切って一人で居酒屋を開拓してしまったり。
自宅ではオンラインゲームもやっていたり。
なので、好きなものが煙草とゲームとお酒。
でも、やや適当なところがある。仲良くなれば、愚痴もこぼす。ミスだってする。

この、そうは見えにくいけれど外見と内面のギャップがある、というのが、
小清水雪の良いところなのでしょうね。

この小清水雪を、葵時緒さんが演じます。
力の抜けた演じ方が、小清水雪のキャラクタを彩ってくれています。

今作は、「かっこいいお姉さんのデレを楽しむ物語」というコンセプトなのだとか。
かっこいいのだけれど、肩肘を張っていない感覚が非常に良いですね。プレイしやすいかも。
また、小清水雪の衣服デザインもなかなかです。
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ただ。
はちみつそふとさんも、インターハート系列なんですよね。
つまり、しばそふとさんの「ママ×カノ」で見たものと、同じことがあります。

少なくとも、今作では音楽にこれを使っていることだけは分かりました。
もしかしたら、はちみつそふとさんも、デビュー作からそうだったのでしょうか。
となると、とてもではないけれど応援できないです。

場に合う音楽かどうか、という問題と、今後の制作またはリリースに影響が出ないのか。
それが、とても気になって物語に集中できなさそうで。


2019年12月20日(金)発売予定です。