HULLOTEさんの「不可視の薬と数奇な運命」体験版プレイしました。

HULLOTEさんの新作は、「俺の姿が、透明に!? 不可視の薬と数奇な運命」。


待雪晴季は、面白そうなものが目の前にあれば取りあえず手を出す、面白ジャンキー。
モットーはエンジョイ&エキサイティングをモットーに、ノリよく日々を楽しむ。

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「ノッハロー!」
最近ハマっているのは、葛ノ葉チトセだ。

チャンネル登録者数も50万を超えるという、バーチャルネットアイドル界でも有数の人気者。
精細な3Dモデルとモーションは技術力の高さを感じさせるが、プロダクションや製作会社も見えない。
声優が誰であるかも不明。ミステリアスなところも人気の一つとなっているのだろう。

「今日はねー、チトセがな~んでも望みを叶えてあげちゃうスペシャルな権利をプレゼント!」
いつもの配信に突発イベントが舞い込む。
見ていた待雪晴季は、当たるとは思えないが乗ってコメントを入れた。

すると、ケバケバしい彩りと明滅をする画面、”貴方は当選しました!”と文字が表示される。

一瞬汗をかくものの、視聴者全員にこの画面が表示されているだけだと平静を取り戻そうとする。
が、続く訪問予告のダイレクトメッセージと、鳴るチャイムに飛び跳ねてしまう待雪晴季。
玄関を開けてみると、そこにはバーチャルアイドルのはずの存在がいた。

「ノッハロー! 葛ノ葉チトセだよー! イエイ!」
配信の時と同じように明るい挨拶を向けてきた葛ノ葉チトセは、
待雪晴季にタブレットのケースを渡してくる。
「……っていうか、ミントタブレットそのものなのでは」
何故こんなものを、と疑問を向ける待雪晴季に、葛ノ葉チトセはニヤリと笑ってみせる。

「これはね?女の子の裸を怒られずに見られる様な、そんな、ク・ス・リ」
ケースには、”一粒で長続きする透明感!”と書かれていて……。
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体験版は、952MBでした。

タイトルの読み方は、インビジブルと数奇な運命、だそうです。

原画は、池上茜さん。
シナリオは、姫ノ木あくさん、蜷岸準一さん、桐生恭丞さん、保住圭さんとなっています。

システムや体験版の構成は、先日リリースされたCUBEさんの「神様のような君へ」と同じです。
フォルダ設定は違い、fukashiと半角英数字に設定されています。

画面左下のテキストウィンドウのキャラクタ表示が大きくて、とても良いです。
セリフ主体の作品ですから、魅力的なビジュアルのキャラクタが常時画面に居るような感覚です。

ただ、セリフの途中で表情変化がある場合でも、差分変化はできないようです。
ノリの良い掛け合い進行なので、これは製品版では対応できるといいですね。

テキストと差分が合っていない箇所も一部見受けられます。

テキストでドンッと書かれている箇所がありますが、SEを入れても良さそうですよね。
また、待雪晴季が静ドアを開ける音、足音を控えて静かに歩く音なども、
SEを入れたほうが緊張感が高まります。
かと思えば、電灯を点ける音が写真のシャッターのようです。
背景では電灯スイッチはパネルタイプ。であればパチッとした音が合いますよね。
あと、浴室の扉を一度開けて、また閉めたあとのセリフに、
お風呂の中の声であるエフェクトが掛かっていません。

キャラクタの距離が遠い時は、声を小さく抑えたりしていらっしゃるので、
いったん体験版を切り出して、そこで修正をかけるのでしょうか。
製品版に期待しましょう。

コメディ寄りの表情差分が増えました。
が、元々池上茜さんのキャラクタは、かわいい方向性に強い。
いわゆる変顔のような表情差分だと、魅力を減らしてしまうように思います。
そこまでギャグ色が強い作品ではありませんし。

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これは良いですよね。
左右違いを出したジト目。「へぇ……」というセリフが合う表情。
この他、口元でかなり表情をつけて表現されており、
前作までも魅力的でしたが、今作もさらに魅力的な表情を見せてくれています。

さて。
様々なヒロインに囲まれている待雪晴季。
まず居候環境が、美人の従姉妹と同居。
学園に行けば、かわいらしい女の子の知り合いばかり。
隣の席には良く話をするクール美少女と、困ったら気軽に相談できるかわいい女友達がいて、
生徒会に行けばアイコンタクトできるかわいい会長と、ギャルかわいく慕ってくれる後輩もいる。
そこへ、人気のバーチャルアイドルが接触してくるわけです。
何もなくても、既にハーレムです。
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待雪晴季は、その中心で、えっちな考えや行動を隠すこともありません。
が、ヒロイン側から引かれていません。
前作同様、透明のタネを周囲に明かすところがスタートで、
覗きに使ったとバレても、引かれていません。
全体的にガードの緩い、待雪晴季が押したらそのまま進みそうなヒロインが多いです。

待雪晴季自身にも、ヒロイン側から見た魅力があるのでしょう。
明るくノリが良く、イケメン。
いつも楽しそうにしているのがポイントかも知れませんね。
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体験版は、容量の割にスムーズに進行します。
なので、プレイ時間は短いのですが、どのヒロインもしっかりと魅力をアピールして
気付けば、誰も選べそうな構成に仕上がっています。

ですが、展開の速さとヒロイン数の多さから、全体では薄味になる可能性があります。
価格は同じで良いので、3ヒロインくらいに絞ってしっかり恋愛を描いてほしいと思ったりしてしまいます。

HULLOTTEさんの過去作「ヤバい。」シリーズは、かわいいを満たした上で、
必然のある恋愛を描いてくれていました。
シーンはあった方が良いのですが、それ前提がすぎると、
HULLOTEブランド作品ではないような気がしてしまいます。

新たに始まった今シリーズ2作は、恋愛の要素が薄い。
今作では、ハーレム展開にシームレスに移行しそうなのに、ルートが存在すること。
別なルートに行くと、あっさりヒロインが手を引いてしまいそうなこと。
統合ルートがあるのかと思えば、そうでもなさそうに思えます。
そういう企画なのだとは思いますが。

シーン中のテキスト、地の文による動きの描写が分かりやすくて良く、
シーン中も楽しめそうではあるのですが。
ああ、こんなにかわいいヒロインなのにそんなことをしてしまうんですね、という。

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”透明人間になっちゃう恋愛ADV”ですが、”青春サイキックハートフルストーリー”、なのだそうです。
ということは、透明な薬でも電脳でもなく、超常の力が引き起こしている何か、なのでしょうか。
前作「出会って5分は俺のもの! 時間停止と不可避な運命」もSF要素がありました。

体験版では描かれていませんが、公式サイトのサンプルCGを見ますと、
高城冬羽と一緒にプールに入る待雪晴季の胸に傷跡があります。
これが、体験版中で描かれる、待雪亜芽(白雪碧さん)が雨を嫌う理由、
または、河川敷での思い出となるのでしょうか。

キャラクタ紹介、タイトル画面のセンターにいるのは、待雪亜芽ですし。
その事情を知っていそうな、姉の待雪霧(森谷こころさん)。
さらにタブレットを渡した、葛ノ葉チトセ(金丸芽衣子さん)。
このあたりがメインとなりそうですね。


待雪亜芽は、自分だけにアプローチしているわけではないのが分かっていて、
かつ、まともになってほしいと願っていて、
でも、タブレットの存在を放置しているのがちょっと解せませんが、
そのあたりも描かれるでしょうか。

四葉琥珀(上原あおいさん)のペンケースがかわいらしかったり、
高城冬羽(七坂真理さん)は私服だと急に幼い印象が強まったり、
水無月紫緒(塩小路もろみさん)はサンプルボイスだと挑発してくるけれどサブヒロインなのでしょうか。
綾目七夕莉(那須なゆりさん)は妙にかわいいですね。しっかり卒業式で送り出したい。
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ヒロイン達は全員、制服時と私服とでは髪型も違うという凝りようなのです。

グラフィックに関しては大満足なのが、池上茜さん擁するHULLOTEさん。
さらに魅力的なグラフィックが本編で待っていると思われます。


特別版に付属するマキシシングルCDでは、葛ノ葉チトセが歌うバージョンのOP曲も入っているとのこと。
サウンドトラックCDでは、 「神頼みしすぎて俺の未来がヤバい。」のOP曲『Fate Line』のようなBGMも入っているのでしょうか。

2020年3月27日(金)発売予定です。

ダウンロード販売もあります。

DMM GAMESさんのDMM GAME PLAYERが実装されるかと思いましたが、
インターネット認証としてソフト電池が採用されました。

パッケージ、ダウンロード購入に係わらず、プレイにあたりDMMアカウントが必須なようです。