はちみつそふとさんの「アイシング」感想です。
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2020年3月発売作品。

はちみつそふとさんの「アイシング-love coating-」は……。

見習いではなく、パティシエールを目指す秋保と過ごす、
甘い時間を描いた作品です。

それでは、感想です。
ネタバレはありません。

まず、修正パッチもリリースされていますが、大きく影響はありませんでした。
気付かずにプレイし終わったとも、いえるのですが。

体験版範囲をスキップできる機能も搭載されています。

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そして、期待通りでした。
かわいいヒロイン、堪能しました。
このあたりはもう、さすが七央結日さん。
距離感の近いヒロイン描かせたら、たまらないものが出てきます。

ご存じない方に説明すると、COSMIC CUTEさんの「LOVESICK PUPPIES」メインライター、

ちょっとした日常を示すセリフ、地の文がすごく魅力的。
二人でいるだけなのに、全くベタな展開だと思えないのがすごい。
なんだろう、二人のいる空間にお邪魔させてもらっている感じがするんですよね。

仲が良く、気が合ってないとできない会話の応酬。
これ、二人だからできることで、完全無欠のふたり空間なのです。

周囲に誰もいないわけじゃない。
フランチャイズの洋菓子店だから、出勤すれば必ず誰かいる。
でも、二人の仲の良さは周囲に知られていて、受け入れられている。
一緒に店頭に立つ機会は無いとしても、もしかしたら、
お客さんも数人くらいは気付いているのかも、なんて思うほど。

他の人もいるけれど、二人にフォーカスして映しているのが、すごく良く分かる。
他の人は、目に映らないんですよ。
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これ、ヒロインの秋保が良いだけじゃなくて、主人公の時雨も良いから作れている関係です。
「……だって、だから結婚したんだよ」
すごく納得です。
良く話を聴いて、良く見て、気をつけて話をして。
それでもすれ違うこともあるから、高崎家五ヶ条を定めたり、
二人ならではの仲直りの方法を採る。

素直に伝えられない、こともあるので、その場合は色々な手数を踏んで、
より、二人だけですることに移ります。

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体験版で見ることができる範囲ですが、この表情。
本当に良いですよね。
この相手とだから、したい。だからこういう表情が自然と出る。
そういうことが良く伝わります。さすが綾瀬はづきさん。
かわいいです。

ある程度の年齢を重ねたヒロインだから、実際に世界のどこかでは居そうなキャラクタだから、
こういう立体感、存在感のあるデザインがとても合いますね。

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一点だけ気になるのは、スマートフォンを持っている指、でしょうか。
表情も含めて素敵なのですけれども。

この場面でのやり取り、とても楽しいです。
細かい表情差分もあって、わざわざ用意しているのがすごいなと思っています。

お菓子作り、時雨との会話のやり取り……。
一喜一憂する秋保はかわいいですね。
表情豊かな秋保は、花澤さくらさんが見事に演じてくれています。
いや、本当に良いですね。
良いセリフが、より素晴らしい秋保の言葉になっていく。


体験版でも感じたことですが、改めて、名称変更システムは合わないように思います。

名前が決定しているからこその、二人の親密感。これが良いのです。
名前変更システムによって、今後これが減る設計になったら、それは嫌です。
描かれた親密感がすごく良かったんですよね。
家庭で呼ぶ時の、一緒に居る感じ。家事をしている時は仲間のよう。
つい職場でも名前を呼んでしまう、隙。
オフで出掛けている時に呼ぶ、二人の距離感。
シーンに入る前だからこそ、名前呼びの甘い香り。
良いですよね、本当に。

これは、時雨と秋保の関係を眺める物語なのだと思うのです。
二人の関係に入れる隙間なんてないと思います。まして、プレイヤーなんて。

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この一緒に居ると思わせる近くて近い距離感、とろける甘さ。


堪能しました。クオリティ高いですよね。

恐らくですが、次作も七央結日さんと綾瀬はづきさんとのタッグで、
魅力的な関係が楽しめる作品が登場すると思います。

椋木咲夜さんがどんな企画を出されるのか。
今作は、これまでの作品と比べ、割と職場の場面が多かったのも良かったと思いますので、
ぜひ次作も職場寄りだと良いなと、希望しておきます。



ダウンロード販売もあります。