ぱちぱちそふとさんの「嫁の妹とえっちな関係になってヤバい!?」感想です。

2020年6月発売作品。

ぱちぱちそふとさんの「嫁の妹とえっちな関係になってヤバい!?」は……。

結婚してからは避けていたが、風俗王子と呼ばれていたこともある宮前悠輔。
同僚からマッサージ店で裏メニューがあるらしいと教えられ、
行ってみると、嫁の妹、陽織がアルバイトしていた。
ちょうど、嫁の美織とケンカをしてしまった時期。
風俗店に行ったこと。あやしいアルバイトをしていること。
二人は、互いを秘密にして……。

という導入です。
それでは感想です。
ネタバレは少しあります。
21
すごく良かったです。

まず、体験版が印象に残っていました。

陽織役の梅木ちはるさん。
かわいらしさと妖艶さというのでしょうか。
上手く表現できている気がしませんが、とにかく上手いと思っていたのです。
吐息表現やBGVも良いですよね。

で、抹茶冷菓さんの原画。
これも良い。美織の立ち絵もかわいいなと。

さらに、上原明人さんによる、悠輔と陽織とがお互いに楽しんでしているシーンの連続。
これもすごく良かった。シーン中の動きも分かりやすいし、何をどう感じているのかも伝えてくれます。

という流れで購入に至ったのですが、良かったです。
24
ちょっとした引っかかりで、悠輔と美織の夫婦はケンカ。
上手くお互い謝れず、そこへ夏休みというブランク、同僚から風俗を勧められ、
行ってみたら義妹の陽織。
つい関係を持ってしまう……という流れですが、前提が別にあると感じさせてくれていました。

まず。
嫁の美織は、性欲が強いらしいと知らされている。
義妹の陽織は、それなりの接し方をしてくれる。義理の兄だと立ててくれる。
姉妹だから性質が似ている。経験も無いのに迫ってきたり、興味と下調べは既に高レベル。
だから経験があれば一気に開花するところも一緒。
これが姉妹二人の性質。

陽織は、以前から美織の彼氏狙いなところがありました。
美織の彼氏狙い、と書くと間違っているところもありますが、最終的にはそういうことになっていますし、美織自身も認めています。
というのも。
最初から信用している姉、美織が付き合う相手として判断したなら、それは間違いの無い人だから。
……という流れで、美織の彼氏と、過去に内緒で付き合っていた過去があるらしく。
当時はかなりケンカをしたそうです。
つまり、今回はある意味、2回目。
当時は姉妹ともに身体の関係までは進まなかったようです。

そして、悠輔。
美織のことを二人とも知っていて、美織のいないところで美織の隠したいことを話してしまう。
実際にそういう関係になったら、話してしまうと思うので違和感はありませんが、
悠輔は全体的に緩いなと思います。
美織に迫られると隠し事ができないのではなく、本気で隠そうとはしていない。
目の前の欲に弱いのは仕方ないとしても、賛成できないところもありますね。
悪人では決して無く、そうできないだけでしょうけれども。

22
「悪いんですかぁ~~??? 欲求不満の嫁はいけないんですかぁぁぁぁ~~~???」
美織(大宮若葉さん)、心配性なのか、チャットアプリの履歴を見せろといってくるんですね。
ううん、かわいい。
普通に考えると束縛が強いと思ってしまうところですが、
その勘は正しく、悠輔はバッチリしっかり疑われるようなことをしまくっているわけです。
1回や2回ではなく。
過去の経験でもそうだったように、ちょっとした変化を感じ取る美織。
本当は謝りたかったり、突っ込んで聞きたかったとしても、
そこへ思い至るふとした瞬間が、仕事の忙しさで得られなかったのですね。
シーン中は、話に聞いていた、性欲の強さを感じさせてくれるのも良いですね。
「好きな人には淫乱」
ほんと、好きな相手だけなんですよね。良いと思います。

物語は分岐もあるのですが、そこで見せる気風の良さも。
嫉妬を見せるところも、悠輔ではないのに嬉しくなりました。


悠輔も姉妹も、趣味の一つとして楽しんでいるんですよね。
共通会話がそれ。
たぶん、三人は相性がすごく良かったのだと分かります。

美織や陽織のかわいらしさを引き出すことができるのは、悠輔のみ、ですね。
シーン中、とてもかわいらしい台詞で、楽しんでいることも信頼していることも伝わってきます。
23
「比べものにならないくらい……、お兄さんに仕込まれたんだって……」
外見と違って人見知り、でも信頼し始めると傾倒してしまうところが陽織の魅力。
見せるシーンは、いわゆる快楽に堕ちるのではなく、どこまでも自分のままで楽しむ。
ここがとても良いですね。本当に良いです。
だから言葉も乱れるのは最後の最後くらいまで。経験を積んだから。
でも、安心できる二人だけの関係の中での言葉遣い。これも良いですね。

基本的に、悠輔のやり方は、最初はスローに、馴染んできたらガンガンというタイプ。
これがシーン全体の流れにも繋がっています。
ここがすごく良かったです。

シーンが濃厚、でも快楽を自分のまま楽しんでいる。
こういう作品は珍しいと思うのです。

全体的に、かなり上質だと思います。

シーン中の音声も台詞もすごく良くて、かわいい台詞も多い。
BGVまですごく良いなと思います。ループさせたときの不用意な途切れすらない。
音声の質が悪いといったこともありません。

終わった直後の吐息BGVもすごく良い。上手ですね本当に。
全力でしていたこと、満足したことが良く分かります。

シーン数も相当多いですし、前後の流れがあってこのシーンというのが良く伝わって、
納得感の高いシーンばかりがありました。


こうやって素材同士がうまく噛み合っていると、細かいところが気になります。
例えばBGM。
夕方の公園のとき、指定はそれで良かったですか。
前段で、陽織との関係がバレてしまいそうだし、美織と仲直りもできたのでそろそろ関係を断ちたいという会話があって、このBGMは不思議です。
例えば陽織の家。
音声上、口に入っている時は、ビジュアルもそちらを使って欲しいですね。
下だけ脱いだのなら、その立ち絵も……なんて思うのですが、
これはロープライスにいうべき要求ではないのかもしれませんね。
あとは”げっち上げる”とか。
美人姉妹が気に入っているのは弱くなった感触のモノではないみたいですけど、とか。

本当の本当に細かいところだけです。
システムも使いやすかったですし、邪魔になるところもなくて。
じっくり音声を聞いて進めて、楽しめました。

流れの納得感。
すごく堪能できましたので、これはオススメです。

ロープライス、とは思えないボリュームでもありました。


ダウンロード販売もあります。