どうもペースがつかめません。

さて。実は上遠野浩平さん好きだったりします。

ブギーポップシリーズの最新刊、
「ブギーポップ・イントラレンス オルフェの方舟」が発売になっています。

で、買って読みました。
>世界を焼き尽くそうとする怒りと、全てを凍らせようとする無意識。
>嘘で固められた世界の謎に挑もうとする者と、嘘を押し通すため謎を利用しようとする者。
>これは、そんな人々が織りなす虚しき仮面劇。
>その結末に待つものは、燃える世界か、凍れる未来か――容赦なきブギーポップは如何なる裁きを下すのか?


こんな感じの紹介文があります。
そういわれてみれば、そうだなぁ、という紹介文であって、
すごくズレているような気もしますしね~。

先に挙げたwikipediaにも、こんな一文がありますね。
>近年の作品群に於いては、単作での完成度は下がっているとの否定意見も多い。

うーん…。否定しづらい。

詳しく色々書いてしまっていいのかなぁ?
例えばだ。

その、肝心なオルフェの方舟なんですが。
何か、例え話として出すとしては、どうもしっくりこない。

前巻の終わり方と、ディプリシンの終わり方を考え、
今作ではもう少し踏み込んでくるんじゃないか?なんて思ったんですけど、
どうやら違ったみたいです。

ただ、登場人物を見るに、またどこかへ発展しそうではありますね。
第一、燃える、という事実が、形状がまるで…あの人みたいじゃないですか。


まあ、そんなこんなで、ワクワクしながら読ませていただきました。