Ducaさんの「LiveAlive Regression 〜Acoustic night〜」が仙台darwinで行われました。
仙台駅は新幹線停車駅ということもあるのですが、
駅周辺がとても大きく感じる街を備えています。
高く広いアーケードがあり、観光客向けでもあるお店が建ち並び、大きく賑わっています。
仙台駅から走る地下鉄に乗って行くこともできますが、
そのアーケードを進んでいくと、さほど掛からず辿り着くことが出来ます。
整った街並みに組み込まれている仙台darwinは、入り口ドアからすぐ地下階段となり、
大きい会場というわけではありませんが、色々と整ったライブハウス。
ロッカーこそないものの、
簡易的でも当日チケット券を渡していたのが良いですね。
応対も丁寧なライブハウスです。
ドリンクも良く、アルコールの種類が豊富で追加金なしで頼むことが出来ます。
ステージに目を向けても、演者をかなり印象的に照らすライト、
観客に大きく向けられた大きめのスピーカー、演者の後にスクリーンがあり、
実はすごい会場だったのではないでしょうか。
また、今回はアコースティックライブですが、
やるにあたり、最適な会場だったかも知れません。
アコースティックライブは、スタンディングでやるのはちょっと違うように思いますし、
100席以上をきれいに整えてくれるのはありがたいですよね。
基本的には、1月6日に行われた新宿Renyでのライブと同じ構成ですが、
変更があった箇所と、気になった箇所などを残していきます。
M-3.『キミの大きな手』-「あなたの事を好きと言わせて」
M-04.『My Song』-「12 stories」
少しボサノヴァっぽくもあるんですよね。
M-05.『雪の街、キミと』-「アマカノ~Second Season~」
M-06.『手紙』-「なないろ航路」
この曲も、アコースティックで良い曲なのかもしれませんね。
何回聴いても、雰囲気のある曲です。
コーラスも本当に良かったです。これはまた聴きたいですね。
M-12.『Pain』-「whisper grain」
後のMCで、この曲はあまりリハーサルをしていないそうです。1回くらいなのだとか。
というのも、Ducaさんも野崎洋一さんも、お互いにすごく体力や精神力を使ったりするし、
お互いの音楽で殴り合っているような形になるからなのだとか。
それくらいの名演になっています。
ただ、やっぱりこの曲は、アコースティックで聴きたかったです。
せっかくその環境が整っているのだから、
「whisper grain」の特典CD収録のピアノオンリー版のように。
セットリストの構成上、盛り上げが必要な場面だというのは分かるのですが。
もちろん原曲も好きなのですが、あのバージョンは、
本当に求めるように手を伸ばす情景が浮かぶ素敵な曲に仕上がっているので。
M-17.『アマオト』-「アメサラサ」
客席みんなで大合唱です。新宿Renyの時と違い、左右に分けて歌う形にはしませんでしたが、スタンディング席からも大きな合唱が聞こえました。
「キャンプしてるみたいだったね!」
『ensembleメドレー/eyes to eyes』-「想いを捧げる乙女のメロディー」
『ensembleメドレー/思い出のメロディー』
「2019年が本当の15周年……、違うか。まいっか」
「6thアルバム~(独特の調子で)」1月6日は気分がふわふわしていたこともあるのですが、
改めて聴いて、演者を違う視点から見られて、前回との細かな違いに気付いたりして。
例えば、福田真一朗さんのギターが、前回よりも前に出ていたこととか、
ちょっと前回よりコーラス抑えめかな?と感じたりとか。
野崎洋一さんのピアノは、見せ場がかなりある『Innocent Desire』『Pain』で、
引っ張られる側であるように見せながらも、引っ張らせてあげているんじゃないかと気付いたり。
もちろん背後に回るときはしっかり回っていることからも、そう思うんですよね。
Ducaさんは「七色の空」の最後のタイミングで、
福田真一朗さんのカウントを待たずに行ってしまったとか。
アンコール後のMC。
「東京より濃い目のステージになりました」
本当にそうでした。なので、同じライブに行くのも楽しいと思うんですよね。
何よりアコースティックライブは、歌っている演者を集中して見ることが出来、
歌に集中してただ聴くことが出来る、自分が曲に乗るとかは二の次で居られることがすごくありがたいです。
今後も、大きな会場でないとしても、アコースティックライブを継続してくださるそうなので、
楽しみにしたいですね。