あざらしそふとさんの「メイドさんのいる暮らし」体験版プレイしました。

あざらしそふとさんの新作は、”メイドさんに心から癒される日常恋愛ADV”、
「メイドさんのいる暮らし」。

東京で、雪が降る地域があったほど冷え込んだ夜のこと。
北見佑馬は、体力と精神力を削られ帰路についていた。
繁忙期。仕事はシステムエンジニアで、まだ経験は浅い。
けれど当初の気持ち、人に喜んで貰おうという熱意は、いつの間にか手にしてなかった。
生活は、今や職場との往復。ルーティンだ。
変化もなければ、潤いもない。
佑馬に吹き付ける風のように、冷たく乾いていた。

なんでも、今年一番の冷え込みだとか天気予報で言ってたな。
疲れた頭にそんなことが浮かびながら、家の門をくぐろうとすると。

何かを、蹴ってしまった。
つまづいた場所を振り返ると、変わった衣装を着た女の人だった。

蹴ってしまったことよりも人だったことに驚き、慌てながらも声を掛けてみるが、反応しない。
呼吸はしているが、触れてみると冷たかった。
救急車を呼ぶよりもまずは温めるべきだと考えた佑馬は、その人を家に運び込む。
ベッドに寝かせ、ありったけの暖房をかける。
他に出来ることはないかとネットで検索し、カイロをベッドにばらまいた。
「お願い、持ち直して……!」
祈るような気持ちを込めて、その人の手をギュッと握りしめた。
楽になったような呼吸と、安堵の表情に変化したように見え、
つられて佑馬も少し力が抜ける。

しかし、自分も連日の疲れがあった。
そう気付いた時には、急激な眠気に襲われてしまった。

翌日。
その人――イヴさんは、品のある動作で丁寧にお礼を伝えてきた。
そして、全く想像しなかったことを言ってきた。
「私をメイドとして、佑馬様に仕えさせて頂けませんでしょうか?」……。
7
体験版は、150MBでした。

原画は、yaman**さん。

システム面などは、前作「アイベヤ」と変わりません。

もうちょっと納得感のある進行が欲しいと感じるところも、前作と同じです。

表現をもう少し洗練させることもできると思いますし、
何故そこでそういう表現が出てくるのか不思議に思う箇所もあります。

それでもキャラクタの強さというか、声優さんの強さが光ります。

イヴは、海原エレナさんが担当します。
メイドとか、こういうキチッとしている、カッチリしたキャラクタ、
ものすごく合いますよね。これはキャスティングの妙。
存在感が強くて、理由は分からないけどここに居るという説得力があります。


不思議な来訪者、というか遭難者の申し出を受け入れて、
佑馬はイヴの主人になります。

たくさん癒やしを与えてくれることに期待しましょう。

何気に公式サイトのURLがメイクラとなっていて、何かもう少し足すか引きたいですね。


2019年3月29日(金)発売予定です。

ダウンロード販売もあります。