ninetailさんの「創神のアルスマグナ」ADV体験版プレイしました。
ナインテイルさんの新作は、”錬金術学園RPG”「創神のアルスマグナ」。
神秘と謳われたアルケウス大陸。
だが、今や脅威にさらされている。
触れたもの全てを分解し塵にしてしまう塵灰。
その塵灰の侵食が世界に広まり、人々は住む土地を追われているのだ。
シン・バルトは、家族を喪った塵灰の謎を解き明かすために錬金術師となり、
三賢人の一人と讃えられるアルベルトスに師事した。
その折、創神アスタルテの眷神と思われる少女、エンリと出会う。
エンリは、何らかの使命を受けていたが、失くしてしまっていた。
使命は、塵灰に関係するのではないか。
そう考えたシンは、塵灰研究の最先端でもある、王都のカリオストロ魔導学院へ入学する。
自身が幼く、塵灰から逃げるだけで、助けられなかった妹のアンナを思いながら……。
体験版は、298MBでした。
グラフィック面は背景もリニューアルされたように見えます。
が、相変わらずウィンドウサイズなどの調整ができず、プレイしづらいのが残念です。
それと、前作でもそうでしたが、声の音質が不安定です。どうしてしまったんでしょうね?
音楽には全く乱れがないのも、前作と同様です。
今回はADV体験版ということで、ストーリーを楽しむことが出来ました。
塵灰という恐ろしい脅威に蝕まれる世界で、錬金術を究め、立ち向かうという物語。
けれど、この世界の神は、禍神となってしまい討たれた一柱もあるようで。
また、学園には派閥があり、急進派と調和派の対立が目立ちます。
ダンジョン探索があり、そのダンジョン内で創神と契約し、錬金術士は力を得ることができます。
何より錬金術師ですから、アイテム合成もありそうです。
ナインテイルさんの過去作をプレイしていると、ロウとカオスに分かれるのかなと思ったり、
ここで強制戦闘があるんだろうなと思える場面があったりと、
分かる部分も多いのですが、それでいて新鮮な印象で進めることが出来ました。
この時点では、完全な脅威として描かれるのは塵灰のみで、
どれほどの敵が待ち受けているのか、見通すことはできません。
この、今はまだ見えないという部分がとても肝で、
一足飛びに全く感じない設定の重厚さに繋がっていると感じます。
とはいえ、公式サイトがリニューアルされ、
マシーナクロニクルに関する設定ページが見られなくなっているのですが。
RPG体験版もリリースされると思いますので、
メインとなるプレイ体験は、その時まで楽しみに待ちましょう。
2019年11月22日(金)発売予定です。
バトル体験版がリリースされました。感想はこちら。