アストロノーツコメットさんの「上倉雛のヒミツ」体験版プレイしました。
アストロノーツ・コメット『上倉雛のヒミツ』を応援しています!

アストロノーツ・コメットさんの新作は「上倉雛のヒミツ」。
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「お前の技術的、肉体的な部分はほぼ完成している」
「いい記録を出さなきゃならねぇって気負いすぎなのかもな」
一ノ瀬大学水泳部。

去年、全国大会出場を果たしていた水泳部だが、
今年のシード権獲得には至らなかった。
部員全員でタイムを縮めることを目指して活動を続けているが、
高井真のタイムは伸び悩んでいる。
コーチも先輩も、真の真面目さや練習量などには納得している。
だからこそ、タイムが上がらない、このままでは出場できないプレッシャーに苛まれていた。

「考え込んじゃうと心も身体も固まっちゃうからね。はい、リラックスりらーっくす♪」
そこへ、上倉雛が声を掛けてくれる。
明るくてムードメーカーなマネージャー。
以前は選手だったが、怪我により長らく選手としては活動していない。

一方で、上倉雛の側も悩んでいた。
高井真を励ましはしたものの、それだけだ。
選手でもあったから、何か効果的なアドバイスが出来れば良いとは思う。
けれど、あの糸井コーチや榊部長でも打開策が無いことなのだ。

考え込んでいたら、アパートの大家さん、椎名真穂に話しかけられた。
つい、相談してしまう。すると……。
「職業柄、変なアドバイスになりそうですけど……大丈夫ですか?」
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体験版は、269MBでした。

原画は、たいのねさん。

UIが変わってしまいました。
テキストウィンドウの右側に用意されていたボタンが無くなってしまっています。
すると、ウィンドウサイズ可変もできませんから、画面を枠内に収めることができず、
ボタンが押せません。困りました。

さて、「椎名真穂のヒミツ」に続く2作目です。
前作の後の物語のようで、前作とは違う主人公が用意されています。
とはいえ、前作をプレイしなくても問題無いように作られています。

明るくてプリンが大好き、今は部活を休んでいる特待生の上倉雛がメインヒロイン。
声を風花ましろさんが担当します。

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上倉雛の大まかなデザインは変わっていませんが、
表情などが大きく違います。
また、たいのねさんが描くキャラクタは、
相変わらず立体感というか厚みを感じられて非常に良いと思います。
競泳水着って身につけると圧迫強いですから、こうなるだろうなというのも伝わって。

あと、男性キャラクタがすっごい。

ただ、描かれる上倉雛のキャラクタが、どう受け止めればいいのかなと思ったりも。

何をしたら喜ぶか、奮起するかという命題で、迷わずプリンでは?と返す上倉雛。
応援の仕方も含めて、精神的にはちょっと幼いところがあると捉えて良いと思います。

話の流れとして、そういうことをすれば良いかもしれない、となるのは良いとして。
自分が魅力的だとは思っていなさそうなのですよね。
間違いなく1カ月に数回は呼び出されて告白されていそうです。

さて、そんな上倉雛が放つ、えっちなセリフ。
わかって言っているセリフなのかというと、恐らく分かっていない。
そのため、子供がオモチャで遊んでいるような印象です。
けど、そういう知識はあることになる。そうでないと言えない。

上手くつながらなくて、上倉雛がどんな人なのか掴めませんでした。
なので、シーンに入り込めませんでした。シーンそのものも短い。

安直になりがちで、せっかくのキャラクタがもったいないなと思います。
いいデザインだし、声も良いと思うのに。


3作目の展開も考えられていると思います。
高井真の妹、桃羽(みたかりんさん)。
干物系女子ということですが、どうなるでしょうか。
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2020年1月31日(金)発売予定です。


ダウンロード販売もあります。