CLOCKUPさんの「眠れぬ羊と孤独な狼外伝-A Tale of Love, and Cutthroat-外伝」体験版プレイしました。

CLOCKUPさんの新作は、”ロマンノワールADV”。
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「2017年。様々なことがあったこの年も、そろそろ終わろうとしている12月。
 取るに足らない”俺”の一日も、予定どおりに過ぎようとしていた……」

新宿歌舞伎町を根城に、依頼で人間をこの世から消す仕事を生業としているその男は、
”殺し屋”だった。
今回も、青池会若頭、東儀衛からの依頼。
裏社会の支配者であり、睨まれた時点で相手はこの世に居場所を失ったと言える。

だが、今回の件は少々厄介なようだった。
同じ手口での強盗。うち一人は死んでおり、青池会がみかじめを取っている店の”従業員”でもあった。
全員が風営法未認可で、法的な裁きは期待できない。
青池会としては面子の問題で見過ごすことは決してできない。
最近、組の人間が襲われており、警察のマークも厳しくなっているため組の人間で狩りができない。
そして、”俺”は、事情があって青池会に首輪を繋がれている身でもあった。
さらに、犯人が分かっておらず、強盗を探し出すところから始めなければいけないようだった。

知り合いの店で尋ねてみると、ホストと同伴出勤の途中で攫われたという……。
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体験版は、222MBでした。

企画原案/原画は、のりざねさん。
企画協力/脚本は、昏式龍也さん。
シナリオは、昏式龍也さん、坂元星日さん、小沢裕樹さん。
キャラクターデザインは、里雪さん、のりざねさん。

ハードボイルドといって良いのかわかりませんが。
相変わらず、CLOCKUPさんのこのタイプの作品は雰囲気が良いですね。

今回の体験版は、5つあるエピソードのうちの一つになるようです。
夜の歌舞伎町を舞台に、暴力団の子飼い殺し屋として生きる”俺”が、
起きた事件に関わっていく物語。
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”俺”は不眠症であり、人を殺すと眠ることができる。
あざみ(懸田毬絵)は若いが人を殺すことに躊躇いを持たない。

殺しを続けながら、二人は新宿のホテル街を根城に過ごす。

背景描写や音、設定描写などが良く、
いまは2021年ですが、一気に時代を引き戻す力がありますね。

今回体験版のエピソード1では、”俺”が追う、犯人に対する情報も面白い。
三人組、黒塗りのワゴン、一人はワキガ臭かった。
しかし実は……。

ただ、ちょっと気になったのは、公式サイトの非搭載機能。
該当描写がないため非搭載とのことで、本編より少しマイルドな表現に収まっているのかもしれませんね。

2021年8月27日(金)発売予定です。

ダウンロード販売もあります。


本編「眠れぬ羊と孤独な狼」のベストプライス版が発売されています。



本編とのセットダウンロード販売もあります。