でぼの巣製作所さんの「神楽黎明記~勇の章~」体験版プレイしました。
でぼの巣製作所さんの新作は、「神楽黎明記~勇の章~」。
退魔機関を経由した、退魔の依頼。
猿の妖怪が現れ、村の一帯を荒らして回っている、という。「ごめん、誰ぞおらぬか?」
退魔巫女服に、腰の刀。
堂々とした足取りで鳥居をくぐるのは、新堂勇。
「うむ。依頼を受けて参った、某は新堂勇と申す」
戸惑う神主に、これまた堂々と名乗るのだった……。

体験版は、345MBでした。
インストールが必要です。
原画は、山本和枝さんです。
ローグライクRPG、「神楽黎明記」シリーズ18作目です。
今作の退魔巫女は、「紅神楽」から、新堂勇(伊東サラさん)。

堅い性格で、自分のことを某と、武士のような言葉遣いをします。
身体が弱い八代護を後衛に、新堂勇は刀で相手に突っ込んでいくようなイメージでした。
今作でも、刀を武器にしています。
依頼を受けた新堂勇は、ダンジョンの最奥にいる、異変を起こしているであろう妖怪を倒しに行きます。
三層に分かれていて、体験版では一層の迷いの竹林。
ダンジョンに落ちている未鑑定のアイテムを拾い、装備を整えて進みますが。

手に入れた道具は、名前が分からないものが多いです。
鑑定の符を使って調べるか、依頼のあった神社が拠点となりますので、そこまで持ち帰るか。
あるいは、ダンジョン内で装備することで判別できます。
呪いのアイテムである場合は、外せなくなってしまいますので、鑑定の符を使って調べた方が安全です。
(解呪の符を使いことで呪いが解け、装備を変更できます)
新堂勇は単独でダンジョンに潜りますが、捕縛した妖怪を召喚することで戦力を増やすことができます。
召喚したまま歩くことで妖術ゲージが溜まっていきます。溜まると強力な妖術を使うことができます。
例えば、この百鬼夜行・縁。

対ボス戦にとても有用です。
体験版仕様なのか、初期から保有している妖怪を召喚してしまえば、
歩くだけで妖術ゲージは最初から900%まで溜めることができます。
なお、初期段階でなかま妖怪として召喚するなら、雲外鏡がおすすめです。
雲外鏡は雷に強く、敵の攻撃を1回回避できる鏡像の技を持っています。
ローグライクRPGでは、1ターン稼ぐことができるのは大きいです。
新堂勇は刀を武器にしていますので、隣のマスまでしか通常では攻撃できないのですが、
3マス先まで攻撃を飛ばせる烈空閃を覚えています。(3マス先、有効射程4マスになるようです)

これがなかなかかっこいいのですが、気力ゲージ2ポイント消費の技。
気力ゲージ残には注意しましょう。
あと、なかま妖怪にも攻撃が当たりますので、使用前には整列コマンドでなかま妖怪を避けましょう。
さて。
楽しみのひとつ、妖怪とのシーン。
この「神楽黎明記」シリーズは、同じ妖怪にやられた場合、1回目と2回目のシーンが違ってきます。
妖怪は、退魔巫女を覚えているようなセリフを言ってきますし、
退魔巫女は、またこの妖怪にやられてしまったと悔いを述べるのです。
今作の体験版に収録されているシーンを見たところ、
何となくですが、2回目のシーンにうまく繋いでいきそうな印象を持てました。
特に古狸とヒダル神でそう感じました。
新堂勇は、自分に厳しいタイプであるために、その方面には未熟なのだと思います。
だから1回目は戸惑う、一方的にされるばかりなのかなと。
シーンの終わりでも、敵愾心を見せるのかなと。
でも、反応していないわけでもないので、2回目が楽しみです。
それと。
妖怪の基本的な責め方は同じ、なのですが。
前作までと大きく違うのは、液体表現。量が多く描かれているように思うのです。

これがなかなか良いと思いますね。
このあたりを楽しみにできそうです。製品版、2回目に期待しましょう。2021年9月24日(金)発売予定です。
ダウンロード販売もあります。
一定期間33%オフです。
製品版をプレイしました。感想はこちら。