でぼの巣製作所さんの「神楽黎明記~護の章~」体験版プレイしました。

でぼの巣製作所さんの新作は「神楽黎明記~護の章~」。
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「こんなに良いお天気ですし、少しのお散歩くらいでしたら、大丈夫ですよね」
妹の祈から、大人しく神社で留守番をするよう言い聞かされていたが、
陽気の良さに抗いきれなかった八代護は、鎮守の森へ進んだ。

心地良く歩いていたところ、怪我をした鹿と出遭い、その怪我に妖気が残っているのを感じ取る。
「……何とかしなければいけませんね」
手当てをした鹿が去るのを見送り、森の奥へ目を向ける。
調査することを決めた護は、だが、そのまま先へ進むようなことはしない。
支度を整えに、まずは神社に戻るのだった……。

体験版は、343MBでした。
インストールが必要です。

原画は、山本和枝さん。
シナリオは、シャア専用◎さん。
音楽は、Angel Noteさん。

「神楽黎明記」シリーズ19作目になります。
今作の退魔巫女は、2012年発売の「紅神楽」から、八代護(青井美海さん)。

今回は、妹の祈も外出していて不在な神社から抜け出して、とのことで、
岳杜神社が舞台、拠点となるようです。
これまでの「神楽黎明記」では、依頼を受けてどこかの神社へ訪問、依頼主に間借りして拠点としていたので、珍しいことです。

さて、妖怪が潜む森へと向かう八代護。
進行はローグライクRPGですので、護を一歩動かすと、マップ上の敵も動く進行。
妖怪の方が数が多いため、護と召喚するなかま妖怪の特徴を活かしながら進めていきます。
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護の攻撃方法は弓。
3マス先と遠くまで攻撃が可能ですが、威力は控え目。
なので、早めに敵と射線を合わせて射かけます。
しかし、弓はなかま妖怪のサポートが受けにくいのです。
なかま妖怪は、護が接敵している相手に攻撃を仕掛けると、続いて攻撃してくれますが、
距離が遠いとフォローしてくれません。
岩を破壊する場合は岩と接して攻撃し、なかま妖怪のサポートを受けるようにします。

このことは、ボス戦で使うであろう妖術百鬼夜行にも影響します。
2マス先を攻撃できる妖怪、人魚などでないと、護の弓で狙ったボス妖怪に一斉攻撃できません。
接敵してから妖術を発動させるか、妖術発動中の1ターン消費してでも接敵したほうが良いでしょう。

また、開始してしばらくは、なかま妖怪のほうが攻撃力が高い状態です。
そのため、なかま妖怪は敵との間に位置させて、楯役にすると良いでしょう。
体験版プレイ中もいきなり突然変異妖怪が登場しましたが、楯戦法でくぐり抜けました。

召喚する妖怪の特殊能力と、護の弓に付与される状態異常は被らせないのも良さそうです。
例えば、なかま妖怪に小豆洗いを召喚するのなら、鈍足効果は期待できるので、
他の状態異常付き、毒の弓を選ぶとか。

武器が弓の巫女は、少し慎重に探索したほうが良いでしょう。
護がそうしたように、きちんと社務所で売店に寄り、道具や食べ物を用意します。
回復薬のタミフリンも必要になりそうです。
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さて、気になるシーンですが。
神楽黎明記シリーズは、妖怪とのシーンがウリ。
繁殖を目的に人間を襲ってきますが、一度破れた妖怪でも、再び破れると違ったシーンが用意されています。

体験版に収録されているのは上層で遭遇する妖怪とのシーンのうち、1回目。
(特別に靫蔓は2回目のシーンが収録)

まず、八代護はバランスが絶妙なのだと思います。
外見はグラマー、かつ穏やかな気質。
そこへ、かわいらしいタイプの青井美海さんの声を合わせている。
ここに特別感がありますよね。

ですので、登場妖怪は過去作と同じ、責め方も似ているとしても、
シーンは変わってくるように思います。

それと、ビジュアル面。
畳叩きのシーンでは、痕の差分が複数用意されていて、これがなかなか。
しっかりと痕になっているのが良いなと思います。
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しかもこれは途中。まだ先の段階があるのです。最後は派手に腫れて……。
この調子なら、2回目も楽しめそうですね。


まんぷくゲージが減り、お腹が空いた時のセリフ設定、逆のほうが良さそうですね。


2021年11月19日(金)発売予定です。

ダウンロード販売もあります。
一定期間33%オフです。


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