でぼの巣製作所さんの「神楽黎明記 〜涼香の章〜」体験版をプレイしました。
でぼの巣製作所さんの新作は、「神楽黎明記 〜涼香の章〜」。
武居涼香は、御琴と合流を目指し森の中を歩いていた。
「そろそろ御琴と合流せねばな。私が遅れると、すぐに心配するからな」
しかし、踏み出した武居涼香は、目映いばかりの光に包まれて……。
……武居涼香は、熱杜神社へ持ち込まれた退魔の依頼を聞いた。
「昨今は生まれたての水鳥を代わりに見立てているんだがね」
話によれば、湖の近くにある龍神を祀る祠に、穢れが集まっているという。
その調査に神職が出たきり戻らないというのだ。
武居涼香は、その退魔の依頼を買って出ることに……。

体験版は、367MBでした。
インストールが必要です。
シリーズ交代かと思われましたが、「神楽黎明記」シリーズ、継続です。
ローグライクRPG。
ダンジョン内で拾った、より強い武器に持ち替えて進み、
最奥のボスを倒すことを目指します。
ダンジョン内でセーブはできず、勝ち抜いて抜けるか妖怪にやられてしまうか。
シビアに思えますが、難易度は高くはありません。程良い緊張感で進めることが出来ます。

武居涼香は、薙刀を武器としています。
やや攻撃力は下がりますが、1マス先まで攻撃できる利点があります。
その距離を活かして、縦横の位置を敵と合わせると、有利に立ち回ることができます。
武居涼香自身がレベルアップにより技を覚えるか、
妖怪を捕縛して従え、仲間妖怪として使役するか、たくさん捕縛して妖術を使うか。
強い武器を拾うか。
攻撃や攻略方法はシンプルです。
体験版では、閉ざされた森に踏み入ります。
5フロア目にボスがいる形で、体験版のボスは疫病神。

疫病神の特徴は、状態異常にしてくること。
その攻撃は、混乱、毒といった複数の状態異常を供えています。
また、涼香が直接攻撃してしまうと、反射で状態異常になりやすいです。
涼香は武器が槍ですので直接触れていなさそうにみえますが、状態異常になります。
上層では装備が整わないため、ある程度の状態異常は受けるものとして戦わなければいけません。
もし、拾うことができたら、格安手裏剣を中心に戦っても良いでしょう。
ところで。

想像以上に涼香のLive2Dモデルがかわいらしくなっています。

クリックして触れると怒られるのはいつも通り。佐伯ましろが特殊だっただけですね。
また、体験版に収録されている敗北イベントCGも、武居涼香がかわいらしいです。
今回は、水母のイベントにおいて、かなり妖怪が異種族らしく描写されています。
水母の足が導管になっているのか、卵が描写されているのです。
この差分描写は良いですね。

同様に、鵺とのCGでも、蛇の噛み痕が武居涼香の足に残されます。
その、鵺の2度目のシーン。
なかなか凄まじく、武居涼香の声を担当する、野々村紗夜さんの演技の巧さが堪能できるものになっています。
鵺の毒で散々弄ばれ、何とか逃げ出して、再び戦いを挑んだものの敗れたという流れ。
再び体内に送り込まれた毒は、声の演技で、強烈な効き目であることがわかるのです。
そして、表情差分ともよく合っています。
強気で凜々しい従者然とした武居涼香が、こんなにも狂わされてしまう。
他のシーンも楽しめる期待が持てますね。
ただ、鉄鼠とのイベントCGで、武居涼香の一部が彩色されていないように見えてしまったのですが、これは気のせいでしょうか。

表情がとにかく良いですよね。
どうやら武居涼香は記憶を失くしてしまっている様子。
武居涼香を包んだ光が原因でしょうか。
記憶だけで無く、居候している場所が熱杜神社とのことで、距離的にも飛ばされているといえそうです。
2022年11月25日(金)発売予定です。
ダウンロード販売もあります。
一定期間、30%オフとなります。
製品版をプレイしました。感想はこちら。