Guilty`Dashさんの「Spoofing -莉帆のなりすまし調査-」感想です。
2022年12月発売作品。
Guilty`Dashさんの「Spoofing -莉帆のなりすまし調査-」は。
安東 莉帆(あんどう りほ)は大学で憧れている准教授の佐江木 澪那(ささき みおな)に誘われ澪那の研究室に向かう。
若い女性のフリをして会って話すバイトをお願いされ会ってお話しながら食事をしていると意識が朦朧として眠ってしまう。
目が覚めると相手に車内で身体を弄ばれていた。
莉帆が研究室を訪れるとバイト料が多く入っており今回の事は警察に話さないでほしいと言われる。
数日経った頃、澪那から連絡があり研究室に向かうと前回と同じバイトをして欲しいという内容だった。
澪那は数日莉帆を見ていて大学生活を楽しめないことを見抜きなりすまして行う刺激的なセックスが忘れられないことを感じていて、莉帆を再度誘ったようだった。
全てを承知の上で莉帆はバイトを請け別の女性になりすましてSNSの男性に会う。
若い女性のフリをして会って話すバイトをお願いされ会ってお話しながら食事をしていると意識が朦朧として眠ってしまう。
目が覚めると相手に車内で身体を弄ばれていた。
莉帆が研究室を訪れるとバイト料が多く入っており今回の事は警察に話さないでほしいと言われる。
数日経った頃、澪那から連絡があり研究室に向かうと前回と同じバイトをして欲しいという内容だった。
澪那は数日莉帆を見ていて大学生活を楽しめないことを見抜きなりすまして行う刺激的なセックスが忘れられないことを感じていて、莉帆を再度誘ったようだった。
全てを承知の上で莉帆はバイトを請け別の女性になりすましてSNSの男性に会う。
という導入でした。(上記は公式サイトのまま)
それでは、感想です。
ネタバレは多めにあります。

原画は、ツイマニュさん。
シナリオは、利波創造さん、百日紅こあさん、クロエさんです。
シナリオは、利波創造さん、百日紅こあさん、クロエさんです。
ブランド意図とは違うかも知れませんが、全体的には楽しめたかなと思います。
まず、システムはウィルプラス系列のものです。
バックグラウンドボイスもあります。このあたりはブランド作品共通ですね。
さて。
安東莉帆は、純朴な大学生として描かれています。
履修登録時から楽しみにしていたコミュニケーション論の授業は難易度が高かったようで、授業についていけない。そこへ佐江木澪那准教授に声を掛けられます。
憧れの先生が、変わったアルバイトを頼んできて。
しかもそれがなりすまし。
周囲に流されがちの安東莉帆でも、さすがに躊躇しますが。
巧みな話術を弄する佐江木澪那の前に、自ら選ぶことになります。
ところが。“リホ”になった安東莉帆は、望まない結果に。
佐江木澪那は寄り添ってくれる。安心したものの、会うと今回の件を黙っていて欲しいと頼まれて……。
そこから、安東莉帆の異変が始まります。
でも、ここ最近は忘れようとするどころか、毎日のように思い返していた。

この作品は、葵ゆりさん目当てで購入しました。
葵ゆりさんが、黒モノと呼ばれるジャンルで、どのような演技をされるのか知りたかったのです。
聞いてみると、艶声もなかなかです。こんな演技もされるのだなと感心してしまいました。
日常会話の声がまず聞いていて良く。素直な学生だというイメージが強化されます。
そしてシーンは、安東莉帆視点で描写されています。考えていることと、口から発する声とを両方楽しめるわけです。
タイトルからは想像つきませんでしたが、安東莉帆が変化していく様を楽しむことのできる作品です。
変化速度は速く、一気に最後に辿り着いてしまうようにも見えますが。
やはり経験が足りません。
“リホ”を演じきることが出来ないほど、相手に翻弄されてしまいます。
責めることを楽しむ相手には、相手がしてくることに戸惑いながら、快感に流される。
戸惑いは、心の声として。流されるのは、艶声で。良いですね。
このような変化の過程を見ていく楽しみがあります。
ある意味、成長というのでしょうか。そして。佐江木澪那(野々村紗夜さん)。
最初、アルバイトとして代理を頼んだ時が顕著なのですが、安東莉帆に全てを明かしていないのです。
言ってなかったことがある。
事後、安東莉帆から“アルバイト”の報告をさせているものの、あまりそこに価値を置いていません。
安東莉帆を、ある意味で進化させるための検証にしている向きがあります。
そう、研究対象は、安東莉帆なのです。
そのためになら、安東莉帆の目の前で、自らが男性を誘ってみせるのです。

(ああ、そんなふうにおねだりすればいいんだ……)
目の前で誘う佐江木澪那を見て、安東莉帆は学びます。
このシーンはなかなか。安東莉帆が多くのことを学び取っているのです。
そうして教育された安東莉帆は、さらに変わっていきます。
なりすましのアルバイトに慣れた安東莉帆は、これから出会う男性に自らが貶められる姿を想像しますが、
まさかそんなことは無いだろうという考えと、僅かにそうなっても良いという期待を覗かせる、
そんな演技をしてくれているのです。
慣れて爛れた思考がもたげる。それでも、登場した当時の、未経験の安東莉帆とイメージは繋がります。
そういう演技をしてくれていました。

キャラクタデザインは、なかなか良いと思います。
彩色の安定が難しいところもありますが、どのキャラクタも良いと思います。
シーン1回あたりの長さが物足りないところは変わりません。
少しもったいないところですが、しかし流れを追う物語のようにも見えて、なかなか難しいですね。
もう少し演技を聴きたいなとは、やっぱり思うのですが。
何より。
人を選ぶ作品です。後味の悪さが残ってしまうのが。
これはブランド作品共通ですよね。
ネタバレとして。
ある人物の指に注目してしまったのは、注目するよう仕向けられていた、ですよね。
視線誘導。
そう考えると、リホは、どちらを選んでも……。
よく考えると怖い話、です。
謎にばかり注目して楽しんでしまいました。でも、良いトリックだったと思います。
ダウンロード販売もあります。

