でぼの巣製作所さんの「神楽黎明記~ちはやの章~参」体験版プレイしました。

でぼの巣製作所さんの新作は、「神楽黎明記~ちはやの章~参」。

大天狗を倒した犬童ちはや。
一緒に戦った南雲祐馬は異界から戻ってくることができず、
鏑木紫とは、南雲祐馬が戻ってくる術を探すため、それぞれ旅をしている。

退魔の仕事を続けながら。

依頼を受けた神社で、被害についての話を聞く。
妖怪に村人が殺され、攫われているという。
被害のためか疲れ果てた様子の神主に、ちはやは明るく応じる。
「みなさんが平和に暮らせるように、わたし、精一杯頑張ります!」
kr12
体験版は、389MBでした。

原画は、山本和枝さん。
シナリオは、シャア専用◎さん。

ローグライクRPG、「神楽黎明記」シリーズの最新作は、
霊神楽~奮闘記~」シリーズで大天狗を退治した、雉森神社出身の犬童ちはやが再登場。
犬神の血があったり、妖怪退治することに重きを置いているといった設定がありましたが、そのシナリオは見られていません。


「神楽黎明記」シリーズとしては「神楽黎明記~ちはやの章~弐」以来。
四年振りとなります。
神楽黎明記 ~ちはやの章~ 弐

17作振りですので、システムも大きく変わっています。
ゲームは、毎回変わるマップの最下層のボスを倒し、村を平和にする事が目的。
退魔巫女、犬童ちはやが単独で挑みますが、捕らえた妖怪を仲間として戦力にすることができます。

17作前は、なかま妖怪を複数連れることができました。
今作では、仲間妖怪は1体のみ。
代わりに、強力な妖術を使うことができるようになっています。

kr9

犬童ちはやの武器は槍(薙刀)。
1マス先まで攻撃できます。
術より武器攻撃に頼る傾向があり、連続衝きを行う“疾風突き”や、
一気に踏み込む“早駆け”といった技を持っています。
このあたりは変わりません。大天狗を退治した後のお話のようなので、少し成長が見られても良いですよね。

「神楽黎明記」シリーズは三層20フロアに分かれており、体験版では上層の“不穏な竹林”ボス、
ヒダル神までプレイできます。
kr5

ヒダル神は、ヒトに飢えを与える妖怪で、通常攻撃にまんぷくゲージを減らす効果があります。
まんぷくゲージが無くなると、退魔巫女は毎ターン体力ダメージを受けるので、探索には食べ物が必要です。
ヒダル神は、持っている食べ物を奪いもします。
ボスの突然変異妖怪は仲間を呼ぶため、ちはやは複数の妖怪からまんぷくゲージを奪われることになります。

kr11

さて。3Dモデルは「神楽黎明記~ちはやの章~弐」から特段変更がありません。
解像度が上がってはいますが、少々不自然に感じてしまう手もそのまま。
音声については新規収録となっているので、リアクションを楽しむことができます。

そう。
音声についてすごいなと思うのは、犬童ちはや役、鶴屋春人さんの声質が変わらず良いこと。
これはイベント時でも、シーン中でも。

作品要のシーンでも、妖怪は倒すものという、若い考え方のちはやらしいまま。

作品発表が行われて、サンプルCGが見られますが、これがすごく良いですよね。

残念ながら、複数原画なのか安定感が無いかなと感じられるところはあるのですが、
構図がそもそも良く、ちはやの魅力が出ていると思います。
ちはやは後ろが弱点なのですが、豊かな胸を責めるシーンが多く、
また敵妖怪が複数体でちはやを責めることもあり、なかなか。

kr6

ぬりかべのシーンも見入ってしまいました。
ぬりかべは、ヒトを体内に埋め込むようですが、固定させることも自在なようです。
ちはやの豊かな胸を責め、体内から貫く。
発展として、取り込んで他の妖怪に責めさせても面白いですね。
体験版中のシーンは、どれも2回目シーンが楽しみになるものばかりでした。
どれくらい乱れてくれるのでしょう。

ただ、誤字脱字衍字、誤用が目立ちます。シーン中に限らず。
決してテキスト量が多いわけではないので、しっかりチェックして欲しいところ。
醒めてしまいますのでもったいないです。


それと。
前作「神楽黎明記~紫の章~参」から価格が上がり、他妖怪のシーンを1つ追加となっていますが、
どちらかといえば、シーン3回目を追加したほうが面白いと思います。
ユーザは、ローグライク中から情報を得ていることもありますが、
シーン2回目でも、もう少し先が見たいと思うことが多いためですね。

ともあれ、CGも音声も楽しみですし、
南雲祐馬と再会する切っ掛けが掴めていると良いなとも、期待しています。


2023年11月24日(金)発売予定です。


ダウンロード販売もあります。
神楽黎明記 ~ちはやの章~ 参
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